地域社会

地域の課題を考える区政報告会(2016-12-7)

目黒区の北部地区を活動エリアとする鈴木まさし区議の区政報告と意見交換会が7日夜、目黒区東山の大橋会館で行われた。着席できない人がいるほどの盛会で、寒さが厳しい夜にもかかわらず、熱気にあふれていた。

冒頭に駒場町会長から、鈴木区議の尽力により防犯カメラの設置が決まったことの報告があり、上八、東山3丁目、東山、氷川台、上八北の各町会・自治会の出席された地域代表の方々の紹介と挨拶が続いた。

それから、本人も初めて見たという、後援会の手による出来立ての映像を投影しての活動報告でスタート。その後が来賓の挨拶で、まず地元選出衆議院議員の若宮健嗣防衛副大臣。「この会はいつも暖かい雰囲気を感じさせる。地域に貢献したいという意欲をもっている。顔の見えるコミュニケーションをしている」との感想が述べられた。

続いて地元住民である前文部科学大臣の馳弘衆議院議員。教育機会確保法(フリースクール法案)が議員立法により今日7日に衆議院で成立したということから感慨深げであった。12年前から取り組んでいたとのことで、不登校児の保護者への福音となることを紹介。また、目黒区と馳議員の選挙区である金沢市との友好都市協定による連携への期待も語った。

鈴木区議からは、阪神淡路と東北の震災で、共助の必要性を強く感じたということ。ゴミの相談が一番多い。地域の相談はすべて受ける。空家の実態調査をしている。来年度には対処する。引き戸つき掲示板の導入で掲示板の活用を高める。小学校で町会の活動を教える。議員3年目には地元活性化に向けて提案を行う。地域の課題に答えたいので意見を書いてほしいとして、記入用紙が配布された。

最期の挨拶は氷川神社の田中宮司から。この会に若い人の参加が増えることを期待したい、と締めくくった。

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地域の動物たちを知る(2016-12-3)

猫の繁殖を防ぐための去勢手術が行われるようになっている。猫の繁殖力は強く、1匹のメス猫から1年半で30匹以上に増える計算らしい。生まれてまもなく死ぬ子猫も多いようなので、実数はともかくとしても、地域に飼い主のない猫が多くなると問題が生じてくるから、そうならないようにということなのである。

深夜の鳴き声、路上や庭先での糞、などの問題を解決するには、周りに飼い主のいないどんな猫がいるのかを把握しておく必要がある。飼い主のいない猫との餌やりを通じたコミュニケーションはいやしになるだろうし、猫の情報を共有することで地域の絆も深まるかも知れない。更には、大げさだけれど、地球は人間だけのものではないということを、自然が乏しい都会で経験できることにもなるかも知れない。

そういえば、身の回りにどんな動物がいるのだろう。犬は飼い主が必ず傍にいることになっているから、勝手に動いているものとしてまず思い浮かぶのはカラス。それから猫ということになるのか。
山の裾野に行くと、クマ、イノシシ、シカが悩みのタネになっているそうだけれど、この近辺での問題ではないこというまでもない。それでもハクビシンが駒場の住宅地で目撃されているとか、ハチが巣を作って刺されたとかの事件も起きているらしい。ヘビなど見たら悲鳴をあげる人もいそうだ。

小学校で「おうちの近くでこの1ヶ月に見た生き物を10書いてください」といった宿題がありそうだ。大人たちも、そんな意識を持ってもよいのではないか。

ということで、書いてみる。カラス、猫、犬、ミミズ。季節のせいもあってこの程度。昔はもっと多かった、などと嘆かずに、もっと気をつけて観察するようにしよう。

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コミュニティ・リビングという目標(2016-10-23)

「高齢社会のまちづくりの最終目標は、高齢者を施設に収容するのではなく、地域の人々が相互に助け合い活き活きと暮らすコミュニティをグループ・ホーム化すること(コミュニティ・リビング)です」「このようなコミュニティでの活動を支える軸となるのは、住民組織やNPO、地元企業などの地域密着型組織です」というのは『東大がつくった高齢社会の教科書』にあるまちづくりの考え方である。この教科書は東京大学高齢社会総合研究機構によるもので、国の政策もこの方向に向かっているといってよいだろう。

目黒区では「地域づくりフォーラム 広げよう つなげよう 目黒のささえあい」ということで、健康福祉部がこの問題に関心のある区民に働きかけをしている。

しかし、コミュニティ・リビングという考え方は共有できても、それを具体化したものは、同じ目黒区内でも地域ごとに違ったものになる。駒場地区であれば、駒場寿会、愛隣会の「ここからカフェ」、それに氷川神社の社子屋がそうした動きに対応できそうだ。地域密着型組織として、町会、住区住民会議のあることはいうまでもないが、その活動が活発化しているかどうか。大規模災害を想定した避難所運営協議会が立ち上げられていることに期待はもてる。

高齢者は家族がめんどうをみるべきなのか、公的な施設で暮らせるようにするべきものか。といった議論はほとんど無意味ともいえそうになっている。家族のいない高齢者が増え、家族がいたとしても、世話にはなりたくないとの気持ちがある一方、施設ですべてめんどうみるには、財政面、人材面から現実的ではなくなっているからだ。

地域コミュニティーでどこまでできるのかは模索していくしかない。上目黒氷川神社が毎月15日午後6時から東日本大震災被災地への寄付金つき千円という有料での開催をしている社子屋も、古くて新しい取り組みとして注目したい。

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目黒区区有施設見直し計画(2016-10-17)

目黒区では「区有施設見直し計画(素案)の作成に向けた検討素材」に対する意見を募集している。公共施設の老朽化に伴い、その維持に経費がかかるのに対して、その費用がまかないきれないため、施設の見直しが余儀なくされているからである。

とはいえ、これらの施設に関心のある住民はどれだけいるだろう。利用していない施設には関心の持ちようもないはず。ましてや、近隣地域でない場所場所にある施設については無関心があたりまえであろう。

意見を出す人は該当する施設を利用している人のはず。その重要性を訴えることになるのが自然の流れ。一方で、利用していない施設だと、それを廃止してよいとする根拠に説得力が乏しい。

いずれにしても、駒場住区に関係する施設は以下のもので、他の地区と比べると件数は少ないといえよう。その中で一番議論になりそうなのは築後年数55年で面積の広い第一中学校か。全学年での生徒数は156人で6クラス。1クラス30人以下となっている。有効活用の可能性は大きい。

(駒場住区内の目黒区区有施設)
駒場住区会議室、駒場行政サービス窓口、駒場児童館、駒場保育園、駒場老人いこいの家、大橋えのき園、駒場小学校、第一中学校、駒場体育館、駒場公園和館、駒場野公園自然観察舎、駒場野公園管理棟。

http://www.city.meguro.tokyo.jp/gyosei/keikaku/keikaku/shisetsu_minaoshi/kentousozai.html

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目黒区議会を傍聴して(2016-9-8)

昨日7日と本日8日に行われた目黒区議会一般質問。昨日は4人の議員の質問と区長答弁をインターネットのライブ配信により傍聴した。そして今日は最期の鈴木まさし議員の一般質問を、目黒区議会の会議場で傍聴してきた。内容はネット配信で十分なのだが、議場では傍聴人の顔ぶれや議員の動きを見ることができ、当然のことながら、テレビと劇場・競技場との違いがある。

昨日・今日の質問で取り上げられ、興味をもった項目は以下のとおり。

○公契約条例の制定(自治体の事業を受託した業者に雇用される労働者に対し、地方自治体が指定した賃金の支払いを確保させる)
○コミュニティ生活圏整備計画
○保育所・児童館の拡充
(おのせ区議)

○子供の貧困対策
○羽田空港からの飛行ルート承認
(里見区議)

○災害時のSNS活用実験
(吉野区議)

○超高齢社会における在宅医療と介護
(鈴木区議)

いずれも重要な質問だと思うが、期待するような明快な答弁はない。安全第一で言質を取られないような官僚答弁が読み上げられる。以前「国語の授業じゃないんだよ!」との野次が飛んだこともある。

過去にはあったと記憶する再々質問がなくなり、議論する場というより、区議が考えた質問に対して、時間消化のためではないかと思わせる質問内容についての解説になっているようなのだ。答弁の結論は総じて「調査研究を進める」ということではないのか。

都議会が注目を浴びるようになったことを契機に、区議会への関心も高まることを期待したい。それは何よりも、身近な課題を自分たち自身で考えることにつながるからである。

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目黒区議会は劇場になるか?(2016-9-3)

小池劇場が都庁ではじまっている。そのメディアやインターネットでの露出度はかつてないほどといえるだろう。小池知事が強調するのは「行政の見える化」。都政に関わる意思決定過程をオープンにしていこうということである。その対象はオープンにすることで問題になりそうな事案になるのだろう。その結果がどうなるのかについては、議論が活発化することで、これまでの都政の意思決定の仕組みが見えてきて、ひいてはよりよい行政のあり方につながることと理解する。

目黒区で選出された都議会議員は自民党2人と公明党1人。小池知事に協力することは、3人とも政党組織人として難しい立場なのだろうと推測する。来年の都知事選に向けてどのような動きがあるのかは注目されてよい。

そんな中で9月の目黒区議会がはじまる。その本会議は劇場と思って傍聴してはどうだろう。役者は議員と区長。区長の答弁書を書く担当部署もそうかもしれない。そのやりとりで役者の力量を評価することができる。議員の質問書の内容と、区長答弁での適切さ、説得力について点数表を作ってみるという楽しみもあリそうだ。

国会には関心があるが、区議会には、という人も多いようなのだが、それはマスメディアによる影響と考えてよさそう。そうではなく、自分の目で直接政治の現場を見ることが必要なのではないか。それには地元の区議会傍聴が一番手っ取り早い。

無料でそれなりに楽しめるのが議会傍聴。多くの傍聴者のあることは議場にいる議員と区幹部の励みになるに違いないし、よりよい区政の実現に寄与できるはずである。時間に余裕のある人は、劇場にいくように議会を傍聴すべきと思う。

一般質問のスケジュールは以下のとおり。いずれも午後1時からである。

9月7日(水)
自由民主党目黒区議団 おのせ康裕議員
公明党目黒区議団 武藤まさひろ議員
日本共産党目黒区議団 星見てい子議員
民進党目黒区議団 吉野正人議員

9月8日(木)
日本維新の会・無所属目黒区議団 小沢あい議員
未来倶楽部77 たぞえ麻友議員
自由民主党目黒区議団 小林かなこ議員
公明党目黒区議団 関けんいち議員
自由民主党目黒区議団 鈴木まさし議員

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地域猫の課題(2016-7-30)

地域猫とは「地域の理解と協力を得て、地域住民の認知と合意が得られている、特定の飼い主のいない猫」であり、「適切に飼育管理し、これ以上数を増やさず、一代限りの生を全うさせる猫」ということであり、環境省をはじめとして全国的に使われているようだ。

猫好きも犬好きも個人の趣味の問題と思いがちだが、深夜の猫の鳴き声、糞尿をされる、花壇を荒らされるといった苦情が区の担当部署に寄せられ、町会長にもそうした住民からの声が届くという。

野良猫を行政で殺処分ということはできない。殺処分がないわけではないのだが、基本は地域で管理するしかないようなのである。

「エサをやる人がいるから野良猫が生き延びる。エサやることを禁止すればよい」との意見も見られるが、エサをやらないとゴミを漁り、人家にまで入りこむから却って被害を増やすことになるかもしれないとされる。

地域猫への対応を媒介として地域コミュニティが形成されることが望まれている。まず対象となる猫を特定した上で捕獲し、動物病院に運び、そこで不妊去勢手術を行う。そうすることで、繁殖力の強い猫の子供が産まれることを防ぐことができる。手術を終えた猫は住み慣れた地域で生活できるが、住民への迷惑はほとんどなくなるというものである。

ただ、具体的にどの地域に地域猫がいるのかということは、公開できないらしい。地域猫をインターネットで探し出して虐待したり、その地域に猫を捨てにくるケースもあるとか。

都知事選挙で「ペット殺処分ゼロ」という、ちょっとユニークな政策を公約に挙げている候補が当選しそうな気配である。公約の具体化を見守りたい。

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目黒区民が選んだ参議院議員(2016-7-11)

参議院選が終わり、東京都選挙管理委員会から区ごとの得票数が発表されている。目黒区の得票数を拾い出すと、選挙区での目黒区の順位は全体の順位に近いものの、下位4名の得票差はわずか。特に三宅洋平の得票数は注目に値する。

①蓮舫(民進)23592
②中川まさはる(自民)18465
③朝日けんたろう(自民)13108
④山添拓(共産)11313
⑤田中康夫(お維新)10741(落選)
⑥小川敏夫(民進)10675
⑦竹谷とし子(公明)10454
⑧三宅洋平(無)10298(落選)

比例代表については、目黒区で500票を超える得票のあった人を並べてみた。目黒区での人気ランキングとして見るとよい。組織票のない青山繁晴は事実上のトップといってよいはず。参議院比例代表の分かりにくい選挙制度を批判し、選挙制度を政治家が作るのは泥棒が法律をつくるようなものだといっていた。5位の山田太郎はその犠牲者ともいえるだろう。4位の今井絵里子は、いわゆるタレント候補ではあるが、そのことから議員として能力を疑問視することはできないはず。ならば議員になるにはどのような能力があればよいのか、ということになるのである。

①長沢ひろあき(公明)3736
②青山繁晴(自民)1912
③片山さつき(自民)1703
④今井絵里子(自民)1074
⑤山田太郎(改革)1025(落選)
⑥山谷えりこ(自民)1015
⑦有田芳生(民進)822
⑧福島 みずほ(社民)807
⑨渡辺よしみ(お維新)728
⑩小林節(怒り)617(落選)
⑪自見はなこ(自民)540
⑫白しんくん(民進)531
⑬山田宏(自民)527

比例代表は選択肢が多いのだから、ファン投票として考えれば棄権することはもったいない。こうして目黒区という単位で見ると、1票の重さを実感することができる。だからといって候補者の当落に直接関係するわけでもないのだけれど、新聞の大きな見出しだけで選挙を考えるから投票率が50%台なのだといえないだろうか。

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駒場のまちがど防災訓練(2016-7-4)

7月3日(日)の午前、梅雨明けのような日差しの中で、駒場防災会議主催によるまちかど防災訓練が東大の炊事門前で行われた。目黒消防署、目黒警察署、目黒消防団、目黒区防災課の協力を得て、充実した内容となった。以下に「こちら駒場防災会議」のフェイスブックに投稿された記事を許可を得て転載する。


【見て、触れて、動いて、体験する】

今日の炊事門(駒場東大南側裏門)での発災型の防災訓練(トレーニング)は、防災に対する関心の高まりに相まって一般町民 91名スタッフ (消防・警察・区防災課・消防団・防災部) 42名 合わせて133名も集まる訓練(トレーニング)になりました。

1時間半という短時間ながら内容は実に盛りだくさんで濃いものでした。

脳は知らないことは再現できません。知り得た知識を使いこなす為に、日頃のトレーニングはとっても大切。

🌻担架の使い方のトレーニング。

🌻三角巾の使い方のトレーニング。

🌻町内3カ所と無線で交信して、担架、リヤカー、ストレッチャーで怪我人を搬送するトレーニング。

🌻起震車に乗って震度6強、震度7を体験。

🌻倒壊家屋に見立てた柱の下敷きになっているダミー人形を、チェンソー、ジャッキ、テコを使って救出するトレーニング。

🌻消化器、D級ポンプ、スタンドパイプの動かし方の見学。
(水不足で取水制限があったため、放水はできませんでした)

猛暑の中水分補給をしながらのトレーニングでしたが、最後はスイカとアイスキャンディーでホット一息つきました。

実際の震災時はこのホット一息がないのですよね。

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目黒区議会本会議を傍聴(2016-6-20)

6月30日まで、目黒区議会が開催されている。午後1時から5時まで、時間通りにきちっと終わるようになっている。答弁の途中でも時間終了の宣言がされる。サッカーのようでもある。だからパス回しのように、ゆっくり答弁して、途中で打ち切りにしてしまうという手もあるのかもしれない。それはともかく、時間通りに終わることは悪いことではない。特に傍聴者にはありがたいはず。

本会議での一般質問は、金曜日に5人、月曜日6人、火曜日は午前中の議会運営委員会で決めるのか。今日の6人の議員の時間配分は45分、30分、30分、30分、35分、50分。15分の休憩をはさんで合計3時間55分であった。各議員の質問時間は議員に任されており、質問時間が長ければ、答弁時間が短くなる。

議事の内容は区議会の広報紙や各議員の活動報告で伝えられる。それを計算して質問の長さを調整するのか。

区議会の模様は区の議場に入らない多くの職員が、議会の委員会室にあるモニターで見ている。しかし傍聴する区民は少ない。始めは7人いたのが、4人になり、最期は2人だけになった。広報のカメラは設置されているが、メディアの取材はない。人口27万の自治体の議会なのに、といっても人口88万の世田谷区も同様。都議会ですらメディアの関心事は限られるのだから仕方ないことなのか。

ライブで傍聴すると議事録に載らない不規則発言がおもしろい。目黒区議会では少ないが、今日は、区長の答弁に対して「小学校の国語の時間じゃないんだぞ」というのがあった。答弁原稿を棒読みしていることに対してである。それでも国会と比べると大人しい。

それはともかく、区議会の傍聴は、基礎自治体で何が課題なのかを知るのには手っ取り早い。国会討論より身近な問題だし、何よりも、いつでも知り合いになれる議員さんが質問するのである。図書館で本を読んでいる時間があるなら、議会を傍聴してはどうかと思うのであるが。

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