お店の紹介

渋谷だけの北欧ビール(2017-9-13)

渋谷センター街や文化村通りを歩く外国人が目立つ。外国人とは一見ではわかりにくい韓国・中国・台湾・香港からの旅行者数が、統計上では訪日外国人の4分の3を占めることを考えると、歩いている人の過半数が外国人なのかも知れない。メガドンキに行くと中国人らしき客の多いことがことばでわかり、その対応のためのであろう、レジ担当の3分の2は中国語圏出身の人のようである。国際観光都市を目指すなら、そうでなくてはなるまい。

東京には外国人が多く集まる飲食店がエリアごとにあるようだが、渋谷にもアジアのさまざまな国の人が経営する飲食店が以前からある。そんな中でも北欧のデンマークとノルウェーでスタートした小規模のビールメーカーが今年渋谷に進出したことには注目したい。

そのひとつはOL。北欧のことばでビールを意味するらしい。ノルウェーのOslobrewing Companyという2015年に創設された会社の直営店で、ノルウェーの首都オスロと渋谷にだけ店がある。場所は渋谷センター街バスケットボールストリートを神山町に向かって進む宇田川暗渠の道筋。その先には、やはりオスロが本拠のコーヒー店FUGURENがある。
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もう一つのミッケラーはデンマークで2006年に創業。創業者は数学と物理の教師とジャーナリストの二人という。現在は世界12都市でバーを出店している。渋谷の百軒店に日本では初めての店を出したのは今年の春である。

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いずれの店でも日本産の地ビールとも呼ばれるクラフトビールを提供する。そしてその場所が表通りではなく、初めてではなかなか分かりにくい狭い道に面していることも共通する。といっても渋谷駅から徒歩10分圏内、東急本店からだといずれも5分以内の距離。渋谷の新しい魅力が生まれるエリアになりそうである。


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旧山手通り裏の神泉にできたオシャレなコーヒー店(2017-5-18)

旧山手通りから神泉駅に向かう道沿いに、不思議なコーヒー店が今月開店した。裏渋谷通りが旧山手通りにぶつかるところを右に折れてすぐ。神泉駅からだと高台の住宅地の中をまっすぐ歩いてぶつかったところで左に向かうとよい。
店の名前は『HEART'S LIGHT COFFEE』というのだが、店の看板はCOFFEEとあるだけ。外からは中の様子が100%丸見えの状態。建物の地下はミシュランガイドにも掲載されているスペイン料理の『ミネバル』で、道路脇から地下に降りる階段をまたぐ橋を渡ってからそのコーヒー店に入る。橋を渡ることに敷居の高さを感じるかもしれないが、ちょっと別の場所に行くという気にもなれる。
店内にはコーヒーのロースターが置かれ、壁にはレコードと立派なスピーカー。地下への空間を挟んで道路に面したカウンターに木製のストールが4つだけ並ぶ。
店に入ると、パプア・ニューギニア、コロンビア、パナマ、エチオピアといった豆を選び注文する。自家焙煎の豆を注文を受けてから粉にして、ハンドドリップで入れてくれる。独自に開発した回転するドリッパーに注目したい。
大きなスピーカーから流れるレコードのアナログ音に浸りながら、静かな裏通りにいることを楽しむというところか。

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産地直送こだわり食材のレストラン(2017-5-8)

山手通りが246が通る大坂橋をくぐる手前、山手通りを挟んでローソンの向かい側にビルを改装して4月22日に誕生した新しいタイプのホテルWise Owl Hostels。そのロビー部分が『ファーマーズ・テーブル・マザー』と名付けられたレストランとして開業した。

外観、内装、テーブル、メニューから音響にいたるまで、こんな店あったかな、という感じ。この1~2年新しいタイプの店が次々に出店し、来年末、2018年12月にはスターバックスのロースタリーが開業する予定のあることからも注目度の高いエリアである。まさに青葉台スタイルのレストランといえるだろう。

しかし目黒川沿道付近と違い、高層ビルはあるけれども人通りは圧倒的に少なく、6車線ある道路の反対側のローソンの他には、200メートル以内に商業施設はないというロケーション。前を通っても飲食店らしくないし、何が食べられるかわかりにくいということもある。何しろこだわりのスタイルなのだ。インターネット経由で店を知った人たちが集まるようになると見る。

この『ファーマーズ・テーブル・マザー』では、5月20日(土)11時から「食・旅マルシェ」のイベントを行う。農家から直送の野菜や乳製品の販売の他、南アフリカのナチュラル系ワイナリー『テスタロンガ』のオーナーがスペシャル・ゲストとして参加。ワインの試飲、グラスでの販売もある。

こんな店がオープンしていること、近隣の皆さんは早く知っておいた方がよさそうである。

フェイスブック:https://www.facebook.com/mother.dining/
WEB:http://mother-dining.com/

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訪問理美容サービス(2015-4-15)

長期間外出ができない高齢者のために訪問理美容サービスがある。
サービスの提供業者はいろいろあるかもしれないが、ここで紹介するのは「髪人」という全国チェーンの一例。
まず全国共通の電話番号に電話してケジュールの調整をする。すぐにというわけにはいかないようだ。料金を確認して受付完了。すると指定した日時に訪問美容師が来てくれる。今回来た美容師は訪問美容だけをしているのではなく、美容室でも仕事をしているとか。
スーツケースに詰められた道具一式を適当な場所に並べる。

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そしてスタート。
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音楽を流し、美容院の雰囲気をかもしだして手際の良いカットを。
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会話をしながら気持ち良いひと時。
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終わったら片付けと掃除。準備と片付けにそれぞれ15分。カットの時間が30分というのが所要時間の目安なのだろう。

料金はカット3000円、顔そり600円、シャンプー1000円、カラー5000円、パーマ6000円が基本価格。それに交通費が加算される。今回はカットのみの交通費加算で合計4000円だった。

まだそれほど知られていないようではあるが、サービスが可能な地域であればもっと多くの人に利用されそう。

http://www.kamibito.co.jp/


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肉食革命か(2014-11-16)

「いきなり!ステーキ」渋谷センター街店が11月5日にオープンした。東急本店から東急ハンズに抜ける道、すしざんまいのある道からセンター街側に入った、できたばかりのビルの1階である。
立ち食いそば屋かラーメン屋のような外観。メニューだけが目立つ。そのメニューというのはリブロース、サーロイン、ヒレの3種類のグラム単価。

11時から23時までの営業で、11時から15時までの4時間ものランチタイムには300グラムのワイルドステーキがライス、サラダ、スープ付きで1200円(税別)という値段で食べられる。部位は肩ロースのよう。その時間帯であれば、肩ロース、リブロース、サーロイン、ヒレの4種類の肉が選べることになる。しかし300グラムというボリュームを覚悟しなくてはならない。

店内の客席には椅子がない。立ち食いである。カウンターの前に立ち、そこにある番号札をもって調理場に行き、いきなり!ステーキ注文。希望の肉を300グラム以上(ヒレなら200グラム以上)をカットしてもらい、椅子のない席で焼きあがるのを待つ。パンもスープもなく、サラダ、ライスがオプションというもの。焼き上がるとスタッフが運んできてくれる。それに特性のソースをかけて食べるのである。

飲み物もオプションも注文せず、出された水を飲んでステーキを食べる。文字どおりのいきなり!ステーキ。食後のコーヒーは店を出てから考えることに。

ホルモン焼肉の系統は人気があり、店舗数が増えているが、ステーキ専門の店は高級でなかなか手の届かないタイプのレストランであった。それを一気に大衆化したことになる。肩ロース、リブロース、サーロイン、ヒレの4種類のステーキを300グラム以上のボリュームで食べる環境ができたのだ。

「いきなり!ステーキ」は肉料理で10のタイプのレストランを運営する株式会社ペッパーフードサービスによるもので、昨年12月に一号店を銀座で開店。今年の12月で30店舗の展開となる。
同社が運営するレストランはペッパーランチを中心に、今年6月の時点でアジア太平洋13か国で176店舗、国内150店舗にものぼる。1970年に現社長が向島で創業したことから始まるレストランチェーンなのだが、「いきなり!ステーキ」はその経験を踏まえた画期的な食サービスであろう。価格を抑えるために椅子を取り払い、メニューを簡素化するという究極のステーキ専門店なのである。


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リニューアルのコンセプト(14-11-09)

渋谷WESTのサイトのリニューアル作業を進めているが、エリアごとのタウンガイドでは現在リンクをはっている口コミサイトははずし、フェイスブックやツイッターを含め、積極的に情報発信をしている店を中心に構成する。
インターネットがリピーター客とのほどよいコミュニケーションの場となりつつある様子が、それらのリンクを通じて伝わってくるからである。
このエリアにある店の多彩な個性が街全体の魅力を引き出すことになるともいえるだろう。しかし、それぞれの個性は必ずしも万人向きではない。

例えば松濤の喫茶店「パブリック松濤」。
店に食事のメニューはない。初めての人が「WEBで料理の写真を見たけれども」といってもコーヒーとワインのメニューでの対応しかしてくれない。おまかせで何か食べられることもあるけれども、料金は不明。料理は出てくるまで何を食べさせれらるか分からない。
頑固おやじが経営している店のようだが、経営者は若い。

今月のある日、出てきた料理は、トマトとパプリカのスープ。
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焼きたてのパン。
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これに豚肉と野菜をはさんで。
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これ食べたい!といっても再現されることがないのが、この店の流儀。

そんな店が見つかるようなタウンガイドにしてみたい。

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寿司の食べ方(14-7-26)

寿司といえば今では回転寿司が標準なのだろう。次郎とか久兵衛といった高級店の系統とは別物とはいえ、その数量ベースでの市場規模は高級店の百倍、千倍といってよいのだろう。
最近注目されているのは、タッチパネルで注文してレーンで寿司が運ばれてくるスタイル。道玄坂小路にある「魚米(ウオベイ)」はテレビなどでも知られているようだが、実際に足を運んだ人は必ずしも多くはなさそうだ。客のかなりの部分が外国人のようで、メニューをタッチパネルで日本語、英語、ハングル、中国語から選ぶところからはじまる。
入ると席を書いた番号札を受け取り、指定の番号の席に着く。パチンコ台の前に座ったような感じ。目の前のパネルを眺めていても、どうしたらよいのかよく分からない。とにかく判断して触ってみなくてはいけない。お茶は回転寿司と同様で粉末にお湯を注ぐ。
タッチパネルで選んでしばらく待つと、かなりのスピードで目の前のレーンを寿司を乗せた皿がやってきて、着いたらそれを降ろす。降ろしたことを確認するボタンを押すと、また高速で皿を乗せていた乗り物を運び去る。
味気ないという見方もあろうが、少子高齢化社会を迎える中で、食事を運ぶという仕事を人間がしなければならないのか、ということも考えさせるのである。

道玄坂小路に面した入口
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店内の様子
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メニュー選択画面
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到着した寿司
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渋谷道玄坂小路の「魚米」

こちらはハワイのアラモアナの店

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道玄坂上の「森の図書室」が正式オープン(14-7-6)

6月15日に当ブログで紹介していた道玄坂上の「森の図書室」が、7月1日に正式オープンとなり、誰でも立ち寄ることができるようになった。ただし営業時間は午後6時から午前1時まで。いずれ昼間の営業も考えているとのことで、そのトライアルなのか、5日の土曜日は午後2時から5時までの時間帯で営業するとの案内があった。

立ち寄った時間はフェイスブックでの直前の案内によるものなので、午後6時からの通常の営業時間とはまったく違う雰囲気だということ。先のブログで紹介した読書パーティのように、にぎやかな客同士の交流があるようで、昼間の営業はどんなことになるかはこれからだろう。

読書をする環境の中での飲食というコンセプトの店で、本に関心の高い人だけをターゲットにしている。目的の本があれば、買うなり図書館で借りればよいことである。そこでは得られない、思いがけない本との出会いの場所、同じ本に興味のある人との出会いの場所、ともいえようか。
図書館のように分類、整理されているわけではなく、さまざまなジャンルの本が並ぶ中からたまたま目についた本を読むことができる場としてありがたい店である。

飲食代プラス席料として500円。本を借りることもできる。昼間の営業のスタートが待たれていることだろう。

http://morinotosyoshitsu.com/

道玄坂に面した入口
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このエレベーターで3階へ
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入口は事務所のよう
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書棚のある店内
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寄贈された本の棚
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ソーシャルメディアで繋がる読書スペースがオープン(14-6-15)

道玄坂上に図書室の中で飲食をする「森の図書室」が7月1日にオープンする。30歳のオーナーである森さんの名前から「森の図書室」ということで、森の中にあるわけではない。その開店前イベントとしての読書パーティーが、13日から3日間開催された。16日から30日までは対象がクラウドファンディングで参加したパトロン1736人に限定した営業で、7月1日からは誰でも気軽に立ち寄れることになる。営業時間は当面午後6時から午前1時まで。仕事帰りの本好きの人が集まることを期待している。

渋谷とはいえスクランブル交差点からでは遠すぎる場所。道玄坂に面していても、目印は古いビルの入口にあるフロアーごとの表示だけである。最新のビルのものともクラッシクなそれともかけ離れたエレベーターや、入口のドア、そして店内も従来のオシャレなシブヤのイメージとは程遠い手づくり感覚といえよう。

しかし、ここはインターネットのSNSで繋がる世界。本の貸し出しもフェイスブックで管理するとか。SNSに無縁な人には適度な敷居の高さといってよい。また同席した新宿から来た人も「近くです」という位の感覚で、渋谷とも無縁だったエリアの人たちの期待もあるようだ。

大規模開発事業では、物販、飲食、サービスといった切り口でオシャレな箱を提供する。そんな場所が東京中いたるところにできてしまった。まち全体を観光地化する努力もされている。「森の図書室」はそんな誰もを対象とするテレビ時代の店ではない。SNSで繋がった同好の人がリアルな場で出会うちょっと秘密の場所。読書好きとはいえ、その読書内容は人によりさまざま。同じ分野・作家の愛好者がSNSで呼びかけ合い、ここで語り合える場となることを目指すのではないか。

いずれにしても渋谷には人の交流の場としてのブランドができている。サッカーの試合があるとわざわざ渋谷に集まってくるようにもなっている。読書を楽しむ人たちが集まる場に派手さは不要であろう。このエリアにふさわしい新しいタイプの文化の拠点が、デジタルネイティブ世代の力で誕生したことをよろこびたい。


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焼肉の店(14-4-5)

昨年10月、道玄坂上に大阪焼肉・ホルモンの店「ふたご」がオープンしていた。赤提灯を出して、居酒屋の雰囲気と親しみやすさを演出する、全国展開の注目店である。

すき焼きや鉄板焼きも焼肉には違いないが、焼き肉というと網やグリルで内臓肉と併せて食べるものということが常識になっている。韓国料理のような印象があるが、日本で親しまれている焼肉店と、韓国にあるカルビ専門の焼肉店とは違う。日本で生まれた韓国風食文化といえるのだろう。その意味で、大阪焼肉・ホルモンの店という呼び方は正確で適切な表現といえよう。

そんな焼肉店それぞれの違いは、肉、たれ、焼き方にある。内臓肉の種類にこだわるか、ロース、カルビでよいか、肉の切り方、炭火かガスコンロか、などなど。神泉、円山町には8軒の店があるけれど、価格も含めてどこを選ぶかは、隣の席との間隔や、誰と行くか、煙がついてもよい服か、といったことも気にすべきことかもしれない。もちろん神泉・円山町の範囲で選ぶ必要もないのだが、選択範囲を狭ばめた方が割り切りやすいのではないか。ただ、このエリアには安さを売り物にする店はない。

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