円山町・百軒店

アイドルのスナックが渋谷百軒店にオープン(2017-9-1)

15歳からアイドルグループのウルトラガールズで活躍し、今年からソロでの活動をスタートした川崎芹奈さんが、昭和ムードのスナックを7月からはじめた。店の名前は『ヤングスナック芹奈』。場所は渋谷でももっともディープな百軒店の千代田稲荷神社のすぐそばである。しかもビルの2階なので予備知識なしには入りづらい。ここ百軒店に来て方向感覚を維持できるようになるには、かなりの経験を要するところなのである。
しかし、1階にはデンマークのビール会社によるMikkeller Tokyoが今年オープンしていて、千代田稲荷神社前に来る外国人が劇的に増えてきている。ユーロスペースの映画館ビルから渋谷駅への最短コースが、駐車場奥の階段をあがって千代田稲荷神社前を通るルート。「地理上の発見」が街を変えるかもしれないのだ。
さて『ヤングスナック芹奈』。店の内装はL字型のカウンター席と、2つのテーブル席で、カラオケはないが昭和のスナックを彷彿とさせるもの。芹奈さんがママとして接客をし、料理は男性が裏方として準備する。料理のメニューは限られているので、ツイッターで紹介している日々の内容をチェックするとよい。芹奈さんに限らず、アイドルとは無縁な人でも、ユニークな手作り料理と隠れ家的な場所として利用できるだろう。
この周囲はこの1年で店の入れ替わりが激しくなっているようで、街の雰囲気が変わりつつあることを確認するのもよい。
『ヤングスナック芹奈』ツイッターはこちらから。
https://mobile.twitter.com/ysnack_serina

映像は以下からYouTubeで。

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滝坂道が復活(2017-5-9)

道玄坂上交番の横、裏渋谷通りに入るところに「滝坂道」と書かれた道標が建てられた。渋谷区教育委員会によるもので、そこには次のように書かれている。

「滝坂道(甲州街道進出道)は、かつての大山道が道玄坂から分岐をし、武蔵国府に向かっていた古道で、その起源は江戸幕府が開府する前からと考えられています。
滝坂道は、目黒区の北部を通り、世田谷区を横断して、調布市で甲州街道に合流します。名称の由来は、甲州街道の滝坂で合流することから滝坂道と呼ばれたようです。現在は、裏渋谷通りの愛称で親しまれています。」

かつては、そこに花街があったことから、三業通り、見番通りの名で親しまれ、見番がなくなってからは、神泉仲通りとされていたものの、三業通りや見番通りの名で理解する高齢者が多かった。そして一昨年から、地域の町会が公式に裏渋谷通りと呼ぶようになったのである。
滝坂道の終点は、京王線のつつじヶ丘駅北側の甲州街道滝坂下の交差点から新宿方向、坂上の馬宿川口屋跡で、そこに碑石がある。滝坂道の起点にもようやく道標ができたということになるのだ。

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谷間の街の崖の上(2016-4-15)

渋谷は谷間にある街。道路の両側にはビルが並ぶので、坂は見えても丘が見えにくい。道路の横に並ぶビルの裏が崖になっていて、崖の上には狭い道があるだけの街のあることは、ほとんど知られていないのではないか。
地図に崖の部分を線で示した。
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そんな崖の上にある街への道玄坂からの入口はここ。地図では①の場所である。

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しぶや百軒店と記されている。

道路沿いに建てられていたビルが壊されて崖が見えるのがここ。地図では②。
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道玄坂小路から見える。

そしてこの崖の上の街にはこんな袋小路がある。通り抜けできないから人は通らない。③
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崖の上の街から道玄坂を見下ろすことのできる場所もある。④
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円山町の映画館ビルを見下ろすところも。⑤
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その街の一番奥には神社がある。⑥
静かな境内で参拝するのは近所の人たちばかりなのだろうか。
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崖の上の街の地下を井の頭線がくぐり抜けると踏切があり、神泉駅は2目のトンネルの中。⑧
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神泉の谷から崖の上の街へは階段であがる。⑦
この道を通る人もほとんどいないのだが、Bunkamuraまですぐの場所なのだ。
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渋谷は観光客らしき人たちで混雑している。観光ルートとは無縁の崖の上の街は、近隣の住民にとっても近道としてのルート以外には無用の街であるようだ。
そんな街であるからこそ、散策する楽しみがあるはずなのである。

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Bunkamuraへのおしゃれな道(2014-9-23)

渋谷駅から東急本店・Bunkamuraへ向かうく文化村通りの混雑を嫌う声は多い。混雑だけではなく、その雰囲気もBunkamuraにはそぐわないようでもある。
そこで暴論かもしれない道筋を紹介してみる。渋谷駅から井の頭線で神泉駅まで行くというもの。もちろん井の頭線の利用者であれば、神泉駅で下車すればよい。
神泉駅で下車して改札口を左に行き、階段を下りる。踏切の反対方向に歩いて突当りが文化村通り。並木道を右に進めばBunkamuraである。
残念なことに、この経路を利用する人はほとんどいない。井の頭線の神泉駅が京王電鉄でBunkamuraが東急電鉄だからか。「Bunkamuraは神泉駅から!」ということはどちらの会社も言いにくいのだろうか。ホームの幅が狭い神泉駅の利用者が増えても困るのかもしれないが。
いずれにしても、こっそりとでももっと利用されてよいルートである。

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神泉仲通りの魅力(14-2-16)

一昨日の夜に積もった雪が残る日曜日の神泉仲通りの夕暮れ時、食品スーパーのマルエツプチを中心として人が流れているようであった。道玄坂の裏通りとなる神泉仲通りは、その通りの名前を知る人は古くからこのあたりに住む人たちだけなのだろうか。すぐそばの駒場の住民でさえ知らない人が珍しくない。かつては花街の中心で、検番通りとか三業通りと呼ばれていた時代もある。通りも湾曲し、ちょうどマルエツプチのあたりが谷底のようになっている。方向がわかりにくいこともあってか、人通りはいつも少ないのである。
それでも個性的な飲食店が何軒もあるために、そこをめがけて人が集まるのだろう。インターナショナルな雰囲気の居酒屋『開花屋』、朝・昼・午後・夕暮れのメニューがある『カフェブリュ』、石窯ピッツアの『メリ プリンチペッサ』、そして昨年末にオープンしたばかりの品揃え豊富なワインバー『遠藤利三郎商店』などの店を人々は目指す。
仕事帰りの利用が多いためか、日曜日を休みとしている店もあるけれど、営業している店は少なくない。渋谷のイメージとは違って落着いた大人の街。神泉駅を利用することで渋谷を忘れ、静かなひと時を味わえるのではないか。

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丘の上の渋谷(13-2-20)

昨年5月にも紹介した丘の上の渋谷。
http://shibuya-west.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/12-5-2-e3ee.html
若い人たちがあふれるような109の直ぐ後にある丘の上は渋谷の別世界といってもよい。このエリア、過去10年の間の目立った変化は、個々の店はともかくとして、街並みということでは全くといってよいほどない。駐車場スペースや空室も目立つ。それでも、ランブリングストリートに映画美学校ができて、4スクリーンのシネマコンプレックスが出来たことは街への来訪者を増やしてはいるのだろう。

渋谷駅の再開発がこれから15年の年月をかけて行なわれることになるのだが、この丘の上のエリアがその間にどうなるのか気になる。狭い坂道と階段で上がっていくところにある街は、誰もが思い描く渋谷のイメージからはほど遠い。しかし、渋谷の将来の賑わいは、もしかしたら、このエリアの個性ある雰囲気が世界の人たちに愛されるようになることにかかっている、と思うのは的外れなのだろうか。

映画のビル「キノハウス」(右側)
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なんで道頓堀なのかはともかく大阪的な感じのネオン
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喫煙の自由な街(12-6-12)

大橋ジャンクションの屋上庭園とドーム内広場の利用ルール作りを検討する会が8日に開催された。
そこで大きな問題になったのが、喫煙スペースを設けるかどうかということ。昭和の時代であれば灰皿をあちこちに置くことで吸殻のポイ捨てを防ぐということであったのが、今では分煙が当然で喫煙スペースを設けるのが普通だと思っていた。ところがそれどころではなく、灰皿を一切置かず、全面禁煙にすべきだという意見が多くなっているようなのだ。喫煙スペースを作ると周辺からそこに来る人が集まってきて、灰皿に吸殻が溜まって悪臭をはなつからいやだという意見もある。ビル内全面禁煙ということで、路上の喫煙所に煙が集中し、それが風向きによって迷惑をこうむる人もいるらしい。喫煙者に対する目も相当厳しくなっているようだ。路上喫煙には罰金を取る自治体もあると聞く。

ならば地域単位で分煙にするということがあってもよい。喫煙地域では路上喫煙からすべて可能という昭和の街を売り物にするというものだ。人間関係が分煙ということは余りないだろうから、非喫煙者でも喫煙者と行動する時にそのような地域は便利だろう。
とはいえ、そんなことは一商店会などでできることではない。資金力のあるたばこメーカーがある地域の建物のテナントとして入居して、そこにそんな街を実現させるしかない。周囲から隔離されたような地形にある百軒店はそうした試みの場となる可能性が十分ある。たばこメーカーが検討する価値はあると思うのだが。

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続・お爺さんための渋谷ガイド(12-5-6)

百軒店商店街のメインストリートで昼間営業している店はほとんどない。高層ビルの1階に女性が終夜滞在することができる24時間営業のネットカフェが入っていたこともあるが、現在は空室だ。渋谷駅のすぐ近くなのに不思議なほど人が通らない。四方をラブホテルが囲っているので入りにくいということもあるだろう。何で渋谷にこんな場所があるのかと、考えさせるところが魅力でもある。

「ライオン」を出たら右側に進み、突き当たりを左に入り、坂を下りてランブリングストリートに出ずに、すぐまた左へ。そこは昭和の雰囲気そのままの飲食店街となる。宮下公園手前の「のんべい横丁」のような賑わいこそないが、お爺さんには格別の懐かしさがこみ上げてくるにちがいない。昼間営業する店はなく、歩いていくと小さな公園が左側に見つかる。そこで一息つくのもよいかもしれないけれど、「ライオン」を出てからなら、まだ5分もたっていないだろうから先に進む。突き当たりを右に折れると壁にぶつかり、右も左も車の通れない路地だ。左に入ると崖の上から道玄坂に並ぶビルの裏側を見ることになる。人がすれ違うのがやっとという完璧な裏道で、普段の人通りはない。

裏道を出たところは道玄坂から百軒店商店街のアーチをくぐって坂を上がった交差点。コンビニもあって、この裏町では一番にぎやかな場所だ。さっき出てきた「ライオン」が左奥に見える。スケジュールをチェックしていたその日の公演を楽しむ場所も近い。ジャズライブの「Ko-Ko」か、ブルースの「テラプレーン」か、アメリカンロックの「B.Y.G」か。目の前の「道頓堀劇場」なら60歳以上を対象にした割引もあって、お爺さんを特に歓迎してくれるだろう。

でもその前に夕食を。お爺さんならオシャレな店に行くのはやめよう。女子会やお婆さん好みの店ではなく、青春時代を思い出させる店がいい。今立つているその場所には、行列のできる「喜楽」がある。渋谷を代表するラーメン店でメニューも豊富だ。「ムルギー」のカレーで往年の百軒店の思い出に浸るのもよいが、ちょっと変わった人気店は「とりかつ」。カウンター席でボリュームのある揚げ物を食べる店。場所からしてオシャレでないところを楽しめる。

ローソンの裏側の道を左に入ったラブホテルに囲まれた細道を通って東急本店の方に戻ってもよい。東急本店の反対側は多くの飲食店がビルに入っている。蕎麦屋では「越後へぎそば匠」がゆっくりできるが、さっさと済ませるなら「フレッシュネスバーガー」隣の「嵯峨屋」がいい。「スターバックス」や「タリーズ」もあるが、お爺さんが若い頃にはなかったタイプの店だ。「リーミーズ」でカレーを食べ、ジャズのレコードを聴いて時間調整をする手もある。

こちらに来れば「Bunkamura」があるし「サラヴァ東京」でシャンソンなどの公演を楽しむこともできる。お爺さんにはなつかしいかもしれない「銀巴里」や「小劇場渋谷ジャンジャン」の系譜ともなる店だ。映画館も「ユーロスペース」や「シネマヴェーラ」で、名画座で映画を観た時代を思い返すとよい。10時頃には切り上げる。この街はまだ宵の口なのだろうが、お爺さんにはもう十分かもしれない。また来よう、お爺さんのための渋谷へ。

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お爺さんための渋谷ガイド(12-5-5)

先日「お爺さんの原宿」と書いた。無論「お婆さんの原宿」という言葉があるからなのだが、今では余り言わないのかも知れない。「お婆さんの原宿」の巣鴨だと、特に目立った特長がないから、若者が狭いところに集まる竹下通りを意識して原宿という名称に意味があるのだろうが、渋谷に原宿を持ち込む必要はない。いうまでもなく、渋谷は原宿よりメジャーブランドなのだから。

むしろ「お爺さんの渋谷」とでもした方がよいのだろう。お爺さんといっても60代。若い頃ジーンズをはいてジャズ喫茶なんかに通った世代だから、お爺さんという言葉は適切ではないかも知れないが、孫が出来たという人もいるのでそう呼ぼう。大人なんかではなく、お爺さんでよいのだ。

今、ヒカリエが話題になっている。でもそこは女子トイレを売り物にするほど、働く女性をイメージターゲットにしているシンクスが主体。お爺さんが行く場所ではない。渋谷が若者だけの街ではない、ということをヒカリエがアピールすることに意味があるとしても、お爺さんには無縁の場所としてよいのではないか。

お爺さんが堂々とできる渋谷は道玄坂の裏町。ラブホテルに用のない若い人は入りにくい街だ。ラブホテルに対して羞恥心もなくなった、お爺さんだからこそ楽しめる隠れ家のような街ともえいる。青春時代を思い起こさせるような店がいくつもあるし、銀座・赤坂・六本木、新宿・神田・新橋なども卒業して、酒も食事もほどほどに、ということになったところで落ち着けるのがこの渋谷の隠れ家地帯なのだ。

入り口は東急本店前。正面にラブホテルが見える坂道を登る。するとすぐ左の角に「児島ジーンズ」の店がある。小さな店なのだが、ジーンズの産地、岡山県児島で生地から縫製まで一貫して仕上げた優れた製品を手ごろな価格で販売している。まずここでジーンズを買うことからスタートしよう。裾直しは児島に送って1週間かかるので、そのまま裾を捲り上げてはいてしまうとよい。それもファッションだ。

ジーンズのスタイルになったら、「児島ジーンズ」の横の袋小路の突き当たりにある「ポスター・ハリス・ギャラリー」へ。60年代から70年代にかけてのサブカルチャーの空気が保存されているような場所だ。そこでお爺さんの青春に帰ろう。

「ポスター・ハリス・ギャラリー」を出て折り返すと下り坂。右側にあるカウンターの喫茶店は「リーミーズ」。ホテル・バーでの経験の長いオーナーが作るカクテルを昼間から飲むこともできる。コーヒーやチャイの味も本格的で、50年代から70年代にかけてのアメリカンポップスのレコードが聴ける。ひたってしまうからここに入るのは帰り道に。

「児島ジーンズ」の前から更に坂を登り、右に折れてすぐ左の坂道をあがってもよいが、ここはもう一つ先の坂道を左に入ることにする。「眠りの森の美女」という看板が目印になるかもしれない。坂道を上がりきったところがどこなのか、方向感覚がなくなってしまいそうな場所だ。そこをすぐ左に入ると千代田稲荷神社の境内となる。こんな所に神社が!という驚きとなる。神社でお参りをして、神社から左に折れた右側に名曲喫茶「ライオン」がある。さまざまな雑誌に何度も紹介される日本を代表する名曲喫茶である。渋谷の名所ともいえるのだが、1階と2階に席があって、入れないということはまずない。ここでクラシック音楽を聞きながら、古い建物を味わうとよい。トイレも昔のままで、大学紛争時代の落書きも残っていた。ヒカリエの女子トイレの対極にあるともいえるだろう。「ライオン」かれ出るのは裏口にしよう。またどこにいるのか分からなくなるが、そこが百軒店商店街のメインストリートなのだ。今はビルが両側にあるが、かつてはそこに3軒もの映画館があって渋谷を代表する歓楽街だった。

今日はここまで。明日続きを。

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お爺さんの原宿?(12-5-2)

渋谷で一番個性豊かな場所は道玄坂の裏町だろう。ここの他にはない店ばかりが集まっていて、中でも『名曲喫茶ライオン』は特に名高い。その隣にはアメリカンロックの『B.Y.G』があり、ブルースの『テラプレーン』は、百軒店の正面にあるカレーの有名店『ムルギー』の地下で営業している。ジャズのライブハウス『渋谷Ko-Ko』も貴重な存在だ。
寺山修司の世界を継承する『ポスター・ハリス・ギャラリー』がドンキホーテ裏の袋小路のつきあたりにあり、東急本店前からその裏道に入る途中では、ジャズのレコードを並べた喫茶店・バーの『リーミーズ』が、昼間から営業している。そんな店が意外に少ないのがこの街なのだ。
この丘の上の裏町の正面入り口である道玄坂から入った所にはストリップシアター『渋谷道頓堀劇場』があって、その周囲の風俗店の無料案内所の大きな看板と共に独特の雰囲気をかもし出す。
そして何よりもここを特徴付けるのは、ラブホテルが城壁のように丘の上の街を囲んでいることだ。ラブホテルの間の道の先にどんなところがあるのかは想像し難い。その一番奥に千代田稲荷神社があるがどれだけ知られていることか。

渋谷駅からすぐのこの丘にある街は、ラブホテルに包囲されているがために混雑から免れている。ラブホテル街を歩くことに抵抗を覚える人が圧倒的に多いためだろう。そのため、近所に長く住んでいてもこの丘の上の街を知る人は少ないのだ。迷路のように道があるので、長年ここに通っている人でも方向感覚を失うという。
この街の真ん中にあるのが百軒店商店街。そこを囲む、ランブリング・ストリート、道玄坂、道玄坂小路、文化村通りの裏手は百軒店商店街ではないので、地域社会としての組織がない。繁華街の中の静かな路地裏は無法地帯のようにも見えるらしい。

それを面白いと思えば、この街に魅力を感じるに違いない。だから、寺山修司の後継者に限らず、さまざまな分野のアーティストが集まっているとしてもおかしくない。その雰囲気を味わいにもっと多くの人たちが来るようになれば、この裏町はどこよりもおもしろい場所になる。60年代に青春を送った世代がここに遊びに来るのもよいのではないか。『道頓堀劇場』には年金暮しの客が多いそうで、60歳以上のシルバー割引もある。「お爺さんの原宿」になるのも悪くはないのかもしれない。

百軒店商店街正面入り口
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道玄坂小路からの入り口
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道玄坂小路からの夜景
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文化村通りの裏道
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