目黒区議会議員選挙の結果(2023-4-25)
23日に投開票のあった目黒区議会議員選挙の結果について検索すると、政治家女子48党の党首の落選が出ている程度。それ以外のことは、一般の関心からすると、新聞などで当選者名と得票数を確認する程度かも知れない。
まず、投票率は43.26%で、1983年に45.77%以降、1991年から2019年までの目黒区議選では最高の投票率となった。期日前投票が26,189票になったことも寄与しているだろう。投票率はあがったが、候補者が多く、当選者の最低得票数は1519票と前回より1票だけとはいえ下回る。
政党別の得票数は前回比、自民、公明、立民、共産とすべての政党で減らし、議席もそれぞれ1議席ずつ失った。それ以外の、維新、都民ファースト、れいわ、国民民主、生活者ネットが1議席ずつ議席を増やし、無所属の議員は顔ぶれに変化はあるものの同数が議席を得ている。
維新の獲得議席は2議席であるが、得票数は7481票で、4人の当選者の得票数合計7380票の共産党を上回る。目黒区でのトップ当選は維新の候補者であるが、世田谷区でも1位と3位を維新の候補者がとっている。都民ファーストは3人の候補者を立てたが、得票数は維新を下回り、2議席獲得にとどまった。
分析するといろいろ考えさせられるのだが、これからのことのヒントもあるだろう。