西東京市の市議会議員選挙から(2022-12-26)
西東京市は練馬区の西側にある2001年1月に保谷市と田無市が合併して誕生した人口約20万人の都市である。西武新宿線田無駅と西武池袋線ひばりが丘駅が市内バス路線のハブとなっている。
その西東京市で昨日市議会議員選挙が行われた。4月にある統一地方選挙の傾向を占うことになるのかどうか。前回の2018年の選挙結果と今回の結果との比較をすると以下のようになる。
投票率は36.84%から38.66%へと、極めて低い投票率ではあるが、期日前投票の増加により前回よりは増えている。定員は28人で主要政党別当選者数は自民党が9人から8人に減。公明党は5人で変わらず。共産党が4人から3人に減。立憲民主党が2人から4人に増えている。
落選者を含む主要政党の得票数を前回と比較して見ると、自民党が18,044票から14,558票、公明党が10,354票から9,250票、共産党が6,867票から6,506票へとそれぞれ減らした一方で、立憲民主党が4,966票から7,106票に増やしている。
また維新、国民民主党も新たにそれぞれ1議席を獲得した。その他生活者ネットワークが2議席と無所属が4議席を獲得し、トップ当選は無所属で芸人の長井秀和氏。創価学会批判を芸のネタにしている創価大学出身の元信者である。You Tubeで演説など見ることができるがかなり激しい。創価学会を正面から批判しているのは珍しいが、その事実をマスメディアが報道するかどうかも興味深い。