2年後の渋谷(2022-7-5)
今から2年後、2024年7月の渋谷には、3年前の2019年から現在までにあったのと同様の変化がみられる。
渋谷駅の南側で現在工事中の高層ビルが完成し、地下2階から地上5階までが商業施設になっている。このビルからJRの線路をまたいで渋谷ストリームの3階につながり、そこから2階に降りて渋谷スクランブルスクエア東棟、ヒカリエへとデッキで歩けることになる。現在完成している246を跨ぐデッキでフクラスとつながり、既存の仮設デッキで渋谷マークシティにも行ける。
スクランブル交差点側では、長い間渋谷のランドマーク的な存在であった東急東横店の解体が終わっていて、2027年度完成に向けての工事の準備が始まっているところだろうか。西口のバスターミナルは現状通りの仮の姿。一方東口のバスターミナルは完成しているのではないか。
東急東横店の解体時期に合せるかのように2023年4月からはじまりそうな東急本店の解体工事も今から2年後にはほぼ終了し、その後の計画も発表されているはず。隣接するBunkamuraは大規模改修で休館中となる。
その手前には2023年9月にオープン予定の道玄坂2丁目プロジェクトと呼ばれる再開発事業がある。店舗、事務所、ホテルの構成で、表通りとなる文化村通りに面する部分が少なく、高低差もある複雑な地形を生かしたものになるようだ。百軒店商店街、ラブホテル街、ライブハウス街にもつながり、神泉駅に至るまで、2年後には、渋谷を代表する不思議で魅力的なエリアとして広く知られるようになるだろう。
更に、道玄坂では、渋谷マークシティとの間にある大小いくつものビルの解体工事が2年後には終わっていて、広い面積の跡地が塀に囲まれた工事現場になっている。そこには、2027年3月開業予定で地上11階建ホテルと、地上30階建のオフィス棟が並び、その間に広場ができる。それに先立ち、道玄坂の街並みも変わり始まりそうな気配である。
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