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2020年12月

オンラインが始まった年(2020-12-28)

今年は新型コロナウイルスに世界中が翻弄された年であり、それが来年どうなるのかが分からず、収入の不安、事業継続の課題は見当もつかないというところだろう。戦時中でも移動の自由がこれほど制限されたのだろうか、と思われる状況である。

政府にしろ、行政機関にしろ、批判されてもほめられることはない。不安が批判となるのだが、解決策も批判の対象となる。

 そんな中で問題視されたのが、デジタル化の遅れである。一例として保健所のデータをFAXで送り、それを転記しているということが、非効率的ということがあげられた。

保健所に限らず、身近な区役所も、電話かFAXが基本である。デジタル化、オンライン化などということは、政府に言われなければ、関心はなかったはずだ。今までのやり方を変えるのが大変なのは、行政機関の職員だけではない。デジタル機器に慣れない高齢者にとって、デジタル化はそれこそ死活問題であり、その声を尊重するのが行政の立場であるというのがこれまでだったのだろう。

 今年はデジタル改革担当大臣が誕生し、国のデジタル化に向かって大きく舵が切られることになった。ところがデジタル化が何を意味するのかは、パソコン、スマホといったデジタル機器を使いこなしていないと分からない。分からない立場からすると、その流れを押しとどめたい気持ちになるだろう。その気持ちを忖度できる人たちが現在それぞれの地位にあるとはいえないだろうか。

 デジタル化、オンライン化はさまざまな既得権を壊すことにもなるのだろうが、世界はその流れで動いている。新年はその具体化が進むことになるだろう。

 身近なところでは、地域社会の課題を語り合うオンライン懇談会に期待したい。オンライン授業の始まった4月から、あちこちで始まっているが、簡単なようでとっつきにくいようである。そんな懇談会の一つを開催してみたい、というのが新年に向けての抱負である。

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