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2020年6月

世界の動きを眺めると (20-6-22)

世界のニュースはそれを発信するそれぞれの国の関心の度合いにより選ばれているといってよいだろう。国営メディアであれば、その国の立場から発信されることになる。

そんな中で、人口3百万足らずの中東の産油国カタールから24時間発信されているニュース専門のネットメディア『アルジャジーラ』は、中東に関することの割合が大きいとはいえ、全世界のニュースを無料で視聴できる。

今日のニュースでは、新型コロナ感染症の最近の24時間での新規感染者数が世界で183,020人と最大の増加になったとする。それでも世界各国でロックダウンは解除の方向に向かっていて、スペインでは21日からヨーロッパ諸国からの旅行客を受け入れるようになった。感染者数が世界1位と2位の米国とブラジルでは、ロックダウンをしていてもそれぞれの大統領が無視して行動している様子が伝えられる。

コロナウィルス関連以外では、リビアの内戦にトルコとエジプトが介入するとか、BLM(Black Lives Matter)の運動で銅像が倒されているとか、ヒマラヤの中印国境紛争、香港の抗議活動、イエメンの内戦などの映像が流れていて、英語が完全に理解できなくても、イメージはつかめる。

日本の映像が出ることは珍しいのだが、今日は尖閣諸島の映像が流れた。石垣市議会の字名変更が中国・台湾の反発が予想されることから、それについての解説があった。

世界的に影響力のあるメディアからの発信により、日本がどう見られているかを意識しておいた方がよいだろう。

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これからの世界秩序を考える駒場 (20-6-20)

コロナ禍の中で、東大駒場キャンパスの門は閉ざされている。そんな中でもポストコロナともいわれる新たな時代への動きがはじまっているようだ。

駒場Ⅱキャンパスにある先端科学技術センターではこんな新しいプロジェクトが紹介されている。

既存の国際秩序が大きく動揺し、異なる価値観・文明圏に基づく秩序観を掲げる勢力が競合する「体制間競争」の時代に入ったという認識の上で、日本が新たな秩序の創発を主体的、主導的に担っていくための国際的な中核基盤を、東京大学内にシンクタンクを形成して提供する。

というものである。

コロナにより国際間の移動がほぼ全面的に止まっている。一方で世界中のニュース映像や解説が、インターネットによりほぼリアルタイムで閲覧でき、ネット上で議論ができるのが現在の状況といってもよいだろう。その中で現在はコロナが世界共通の最大の課題として取り上げられている。

いうまでもなく、コロナだけが課題というわけではない。武力をともなう紛争は、特に中東からアフリカにかけて日々のニュースとなっている。また、過去の植民地や奴隷貿易を断罪する運動が、アメリカやイギリスにおいて過激な形で行われているのが今週のことなのである。

そのように世界のニュースが身近になっても、外国人観光客がいなくなると、外国のことへの関心が低くなってしまうのかもしれない。外国語を身近に聞くことがなくなると、世界が遠くなっていくように思えるのである。

渋谷に外国人の姿がほとんど見えなくなり、昔に戻ったような懐かしさや安心感を覚える人も少なくないだろう。とはいえ、それは決して望ましいこととは言えない。外国人観光客が増えることを目論んで街づくりもされているのだから。

既存の国際秩序の動揺は、このコロナ禍により激化しているともいえる。外国人観光客が東京で一番目指す場所とされる渋谷から近い東京大学駒場キャンパス内に、新たな世界秩序の創発を担う国際的な中核基盤が形成されることは素晴らしい。

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都知事選挙の投票は明日6月19日から(20-6-18)

東京都知事選挙の投開票は7月5日なのだが、目黒区庁舎では明日19日から、他の6カ所では28日から期日前投票ができる。期日前投票をするにあたっては、投票所入場整理券に期日前投票をする該当事由にチェックを入れる必要があるのだが、今回は天災・悪天候等の項目に「感染症対策のため、当日投票所を避ける場合も含む」と注記されている。期日前投票を推奨しているといえるだろう。

候補者の数は20人を超えるが、目黒区で1万票以上の得票が見込まれるのは4人。現職の小池百合子、野党統一候補の宇都宮健児、日本維新の会推薦の小野泰輔、令和新選組の山本太郎、以上の4氏である。

前回の都知事選挙での目黒区での得票は、小池百合子61,766、増田寛也35,553、鳥越俊太郎26,987であった。

昨年7月の参議院選挙での比例区政党得票数は自民40,608、立民22,967、れいわ12,871、共産11,811、維新11,067、公明9,901、国民5,471

直近の今年4月の目黒区長選挙では、多選批判の中でも自公の推薦を得て青木区長が30,178で当選。野党推薦の山本ひろこ26,908、維新の新人たぶち正文が18,588ということで、維新の候補の得票が多かったことが印象に残る。

都知事選で過去に現職が落選した事例を目黒区のオンラインデータで見ることはできない。なので、関心は野党統一候補、維新、れいわの3人。これまでの選挙結果から、それぞれの得票数をどう予測できるか。また、大田区など4選挙区での都議会議員補欠選挙は来年の都議選の前哨戦ということで、注目したい。

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