緊急事態宣言が解除されて(20-5-26)
緊急事態宣言が解除されたが、渋谷の街に変化がでているわけではない。ライブハウスの並ぶランブリングストリートを歩く人はほとんど見かけない。円山町ではホテルが解体されていたり、新しいビルが建築中だったりで、これから少しずつ新しい街の顔が見えてくることだろう。ただ、全体の計画図があるわけではないので、どんなことになるのか想像することさえ難しい。
秋のイベントも中止になるものが多いことだろう。9月20日に予定されていた第44回目黒区民祭り(さんま祭り)の中止が発表された。駒場祭、都駒祭、といった学校のお祭りも難しそうである。
神社の秋祭りも、神輿は声を発して密ということで自粛となるのかも知れない。
世界はロックダウン解除になっているようではあるが、感染増が止まっているわけではない。国境をまたぐ観光がいつ、どこから再開されるのか分からないが、観光関連ビジネスが死活問題なのは世界共通である。ルフトハンザ、タイ航空など世界の航空会社の動向が注目されているが、その影響は不動産、小売業からアパレルや化粧品まで、その連鎖には計り知れないものがある。早く観光客に来て欲しいと世界中で声があがっている。
コロナウイルスの根絶はできないことを前提に、どうするのか、議論が活発化することだろう。