外出自粛で進むオンライン化(20-4-30)
人と会うことができない、集会などどんでもない、という状態が1ヵ月以上続いている。外に出ても店はほとんど閉められ、歩く人も80%減に近い。
このような状態がいつまで続くのか、直接の被害者だけではなく、不安をぶつけられる立場にある人たちも苦労の多いことと察する。
そんな中でオンライン化が進んでいく。オンラインでの仕事が推奨され、教育もオンラインで、ということになる。一方で、そのために必要な技術がどこまであるのだろうかが心配にもなる。
その上、家にいなさい、ということでオンライン飲み会が推奨されたりする。試してみると、自宅にいながら海外にいる人も含めて懇談できることを知ることになる。誰でもすぐにできるというものではないが、慣れれば居酒屋に行かなくてもよい、ということにもなるのではないか。打ち合わせならオンラインで済まそう、というようになって、これまでのコミュニケーションのスタイルが変わってしまうかも知れない。
同じ場所で酒を酌み交わして懇親を深めるということもよいかもしれないが、そんなスタイルが好きな人ばかりではあるまい。
緊急事態宣言が解除されても今年の1月以前の状態に戻ることにはならない。安心できる状態になるのは、早くとも2年先との見通しを否定する考えは見ていない。観光や航空事業は、海外でのコロナ克服と経済の回復をまたねばなるまい。
経済がどうなるのか、世界の勢力地図がどうなるのか、誰も正解を知らないとはいえ、身近なことを含め、あらゆる分野でオンライン化が進むことだけは確かである。