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町会と回覧板 (19-2-17)

読売新聞のWEB版で「回覧板、面倒くさいなぁ(愚痴)」という意見に対してさまざまなコメントが寄せられている。町会と回覧板についての意見がでそろっているといってもよいだろうか。
https://komachi.yomiuri.co.jp/t/2017/1221/830971.htm?o=0&p=1

地域には区や町会の掲示板があるが、そこに掲載できるスペースは限られる。一方で、行政機関の立場からは、知らされていなかった、といわれることのないようにしたいだろう。そのためには、とりあえず回覧板を使うのが手っ取り早い。

一方で、回覧の頻度が増えると、その手間が面倒ということにもなる。いらない情報が多すぎる、という苦情もあるようだ。

町内会での回覧板がはじまったのはWikipediaによると昭和15年の内務省通達が契機とか。戦時体制ということになるだろう。1940年からだから80年近くの歴史があることになる。

しかし、いうまでもなく、この地域の事情は大きく変わっている。集合住宅の住民の数が増え、回覧板を見ることのない人の方が多数派になっているのではないか。回覧板など知らない、見たことない、という人も少なくないだろう。

住民が知りたい地域の情報は、必ずしも住民票のある行政機関からのものとはいえないのが東京である。インターネットで関心のある情報が取りやすくなっている一方、地域の役に立つ情報が何なのかも考えてみたい。区議会議員選挙の参考にするためにも。

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