オフィススペース倍増への工事(2018-4-20)
渋谷は今、オフィススペース拡大工事の真最中。今から2年後の2020年の春までには、ヒカリエ、セルリアンタワー、マークシティといった、現在渋谷にある高層ビルの床面積の合計を上回るスペースが渋谷に誕生する。今秋に誕生する南口の『渋谷ストリーム』を皮切りに、渋谷駅ビルで展望スペースもある『渋谷スクランブル』東棟、西口バスターミナル前の東急プラザ跡地、246沿いの道玄坂上、宇田川町センター街のはずれにできる計5棟のビルにまとまったオフィス・スペースが誕生するのである。オフィスを含むこれら複合ビルの他にも、渋谷パルコや渋谷区役所・渋谷公会堂といった大型ビルの工事がそれまでに完成するスケジュールで進んでいる。
2020年春の『渋谷スクランブル』東棟が完成するタイミングで銀座線と埼京線の駅ホームが移動し、東急東横店の解体工事がはじまる。今から10年後というから随分先のことではあるが、『渋谷スクランブル』の中央棟と西棟が完成して、『渋谷スクランブル』はスクランブル交差点につながる。マークシティの通路から、ヒカリエ・宮益坂や『渋谷ストリーム』まで、地上に降りることなく歩けることになるようだ。
2年後の2020年の渋谷は具体化しているけれど、10年後の2028年となると見えづらい。そのポイントとなるのが道玄坂2丁目のドンキホーテによる開発。ホテルがメインのようであるが、表通りに面した箇所の少ない土地に、高さ130メートル地上28階で、高さ100メートル地上25階のマークシティを凌駕するビルとなる。どのような形になるのかだけでも興味深い。竣工は2022年のようであるが、これによる周辺への影響にも計り知れないものがある。
渋谷スクランブルビル
西口バス乗り場前
宇田川町センター街奥
道玄坂上
渋谷区庁舎(奥)と渋谷公会堂(手前)
渋谷パルコ
道玄坂2丁目の裏町再開発
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