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2018年2月

区政への参加は区議会傍聴から(2018-2-25)

目黒区議会平成30年度第1回定例会が2月5日から3月日まで開会されている。本会議場の傍聴席に入り、議員による一般質問と、それに対する区長及び教育長の答弁を傍聴すると、目黒区の現在の課題と、その解決見通しがよくわかる。インターネットでの配信も行っているが、議会内での生の臨場感による印象には代え難い。

2月23日の2時過ぎに本会議一般質問の行われている傍聴席に入ったところ、傍聴者は2人だけ。3時の休憩時間を過ぎた頃から傍聴者が増えて、ほぼ満席の状態になった。この日4番目の質問議員である鈴木まさし区議の呼びかけに応えた人たちが駆けつけためである。

質問内容は、「民間活力を活用した待機児童対策について」「空家の実態調査を踏まえた今後の対策について」「中学校の外部指導員確保に向けた支援について」の3点で、これに対し、前2点を区長、3点目は教育長が答弁した。

質問通告に基づく答弁は、区の職員が調査した現状の把握と課題の説明がどうしても多くなる。質問すれば課題が解決するようなことであれば、質問の必要もないか、やらせ質問ということになろう。時間をかけて解決の努力をするしかない。

そうして、解決のために必要なことは、区民の参加なのではないだろうか。行政に注文をつけて解決してもらうことができたのは、経済成長をしていて、財政規模が膨らんでいた時代のこと。今では地域の課題は地域の住民が自ら解決する意識をもつことが必要になっている。

そうした参加の第一歩は、個人が行政に意見なり要望などを伝えることではなく、自主的に解決する道筋を実行計画を含めて提案していくことではないかと思われる。

2月17日にリニューアルされた目黒区のホームページでも議会傍聴を呼びかけているが、区議会傍聴はそうした区政への参画の第一歩。質問内容にあった課題を共有し、地域での話題にしていくことである。区議会議員による議会傍聴の呼びかけは、そのきっかけづくりといえよう。

http://www.city.meguro.tokyo.jp/kugikai/kaigi/kaigikaisai.html

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東大駒場キャンパス「バラの小径」の一時閉鎖(2018-2-23)

駒場東大前駅東口は東大駒場キャンパス正門出口。その東側のバレーコートのあった場所に仮設体育館を建設する工事が2月27日から始まる。そのため工事がほぼ完成する5月末まで、正門横から数理科学研究棟に向かう、バラの小径とも呼ばれる通路はフェンスで閉鎖され、通行止めになる。

仮設体育館が竣工すると、キャンパス北側にある現在の体育館が取り壊されて、2020年の完成に向けて新しい体育館の建設工事に入る。新しい体育館の完成を受けて、これまでのバレーコートの場所は現状復帰予定とのことであるが、そこに何か新しい建物の計画ができないとは限らない。

いずれにしても、バラの小径が閉鎖されるのは今年の5月末までである。それからは、若くて元気な東大の学生たちが仮設体育館を利用し、バラの小径はこれまでどおり通行できるようになる。

5月に咲くバラを楽しみにしていた人には寂しいかもしれないけれど、6月には2番花も咲く。空が狭くなって、景観の変わることはやむを得ないとしなくてはならないだろう。

(花ざかりの季節のバラの小径)
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平昌オリンピック開会式の技術(2018-2-11)

2月9日に行われた平昌オリンピックの開会式。韓国・北朝鮮の接近と日本・アメリカの対応、あるいは、トンガの代表の上半身裸での行進がニュースになっているようではあるが、今回の開会式がオリンピック史上画期的ともいえる演出であったのではないかと注目している。

「映像の世紀」から「魔法の世紀」への転換を目に見える形にしていたからである。

「映像の時代に不可能だった物理的な干渉を起こし、容易に使え、精緻な結果をもたらす。それによる恩恵はまるで奇跡のように鮮やかであること。そしてその変化の速度はあまりに速く、その制御機構はあまりに難解なため、そこにある仕組みを理解するには難しく、一部の修練された人間にしか理解できないということ。日常にもたらされる奇跡とブラックボックス化の断絶が今後ますます、様々な社会変化をもたらすだろう。」(落合陽一『超AI時代の生存戦略』から)

この文章自体も難解ではあるが、この開会式の映像をビデオで見直すときの参考情報になりそうである。

光の波が重なりあって新しい波が生まれ、観客席全体に配置されたLEDパネルが揺れ動く。その動きとフィールドの光との連動。そして1218台の光るドローンがスタジアムから鳩の形で飛び立ち、五輪のマークを夜空に描くという、魔法としかいえないような演出。1218台ものドローンが絵を描きながらぶつかることなく空に舞う制御技術がどのようなものかを語れる人がどれだけいるものなのか。

ここで垣間見ることのできた技術は、これから日常生活の様々な場面に使われるようになるはず。「魔法の世紀」への突入を実感させるような開会式であった。

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