ボランティア保険とコンプライアンス(2018-1-24)
目黒区の「平成 29 年度庁外施設定期監査 指摘事項措置状況報告書」が公開されている。細かいことが閲覧できるのはありがたい。
そこで気になったのがボランティア保険。児童館活動に参加するボランティアはボランティア保険への加入手続きが完了するまでは、活動できないということだ。
報告書の記載事項をそのまま引用する。
指摘事項
「児童館活動に参加を希望するボランティアについては、年度ごとに登録をし、区費でボランティア保険に加入している。この保険加入については、ボランティアが実際の活動に参加する前までに手続を完了すべきであるが、4月からボランティア活動を行っているにもかかわらず、保険の加入手続は6月に行われていた。」
措置状況
「今後ボランティア登録があった場合は、ボランティアの活動内容や回数の状況を確認し、迅速・的確に保険加入手続を行うことを徹底する。なお、ボランティア活動前には、必ず保険の加入状況を確認することとし、手続が完了していなければ、ボランティア活動は行わないよう徹底する。
また、今回の指摘は館長会等で報告し、適正な手続を行うよう、全館に周知徹底する。」
「手続が完了していなければ、ボランティア活動は行わないよう徹底する」という考え方はいかがなものか。ボランティア保険に加入していてよかった、加入していなかったことで大きな問題が生じた、という具体的事例を知りたい。
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