東京7区という選挙区(2017-10-7)
1票の格差を改善するためということで、衆議院の小選挙区の区割りが変更になった。10日に公示され10月22日が投票となるが、早くも候補者の演説会がはじまっている。
東京7区はこれまで渋谷区と中野区全域が選挙区であったが、今回から中野区の北側、西武新宿線沿線がはずれ、目黒区北部、品川区の目黒駅周辺、それに杉並区の方南が加わった。
選挙区の人口は概数で、渋谷区224千人、中野区160千人、目黒区99千人、品川区41千人、杉並区12千人となっている。
地図に線引きをしてみるとこんな区であってもよさそうだ。東京23区を自由に見直す線引きをしてみるのもよいかもしれない。千代田区の6万人から世田谷区の92万人までという規模の違いに問題はあるのだろうが、その変更は選挙区のようには簡単にできない。
選挙戦はこれまでどおり、民進党を離れた立憲民主党の長妻昭氏と、自由民主党の松本文明氏との対決になるだろう。目黒区住民にとってはなじみの少ない前職の両候補ではあるが、政権選択という意味ではわかりやすい構図である。
主な街頭演説会の場所は、従来の中野駅、代々木駅、渋谷駅、恵比寿駅に、中目黒駅、目黒駅が加わることになる。10日からは、山手通り沿いに東中野から大崎広小路まで、選挙カーの移動が連日見られることだろう。
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