« 2017年6月 | トップページ | 2017年8月 »

2017年7月

目黒区住区会議室のあり方の検討(2017-7-16)

6月に策定された「目黒区区有施設見直し計画」が15日に目黒区ホームページで公開された。その中で、住区会議室は「平成28年度から取り組んでいるコミュニティ施策の今後の進め方に関する調査・研究の状況を踏まえて、各住区に設置されている住区会議室のあり方を検討します」とあり、「活動場所提供機能を有する施設の利用状況を整理・分析し、それぞれの施設の設置目的や、施設(部屋)の有する機能の多面性(活動場所提供機能以外の機能)などを考慮した上で、継続的に施設を維持していく必要性の有無や程度等(貸室のあり方)を検討していきます」としてある。

検討時期は平成30年度と31年度。今月5日に素案が公開された「コミュニティ施策の今後の進め方」を今年度中に確定してからの作業となるようだ。

会議室の予約・利用料決済をすべてネット経由にして、ネットで知らせてもらった暗証番号を入力する最近の貸会議室の利用方式は、高齢者の利用が多い公共施設では無理にとしても、10年後にはそういう仕組みが広まるだろうことは踏まえておきたい。とはいえ、会議室予約の電子化についての抵抗が多かったことは記憶に新しいし、インターネット経由での予約状況も、地域のITリテラシーの重要な指標となるのかもしれない。

気になるのは、住区センター利用者の主役が10年前とほとんど変わっていないように思われること。つまり利用者の高齢化が進んでいることである。10年前の利用者が元気で活動しているという意味ではよいものの、いつどうなるのか。

いずれは目黒区がインターネットで住区ごとのクラウド空間を提供し、そこが会議室利用とつながるようになってほしいものである。

| | コメント (0)
|

目黒区のコミュニティ施策(2017-7-10)

目黒区地域政策調査課ではこれからの目黒のコミュニティをどうしていくかについて「コミュニティ施策の今後の進め方素案」をまとめ、8月22日までに意見を提出することを区報で呼びかけている。
23ページもある文書であるが、要点は以下の2つの提案だろう。

【町会 ・自治会の活性化 に向けた提案】
○ 町会・自治会は、近隣の事業展開例や地域の若い世代や女性の意見等を積極的に取り入れ、新しい活動を行っていく。
○ 町会・自治会の必要性を感じてもらえるよう、「助け合い支え合い」の活動にも力を入れていく。
○ 町会・自治会は、住区住民会議や地域のPTA、NPOなど多様活動団体と相互に参加・協力できる関係を広げていく。
○ 町会・自治会は、多くの地域住民から理解が得れるよう、より一層運営の透明性を高めていく。

【住区住民会議の活性化向けた提案】
○ 住区住民会議は、住区の域内町会・自治会を始めとして、多様な活動団体が同列に参加し、情報交換・協議を行う場として充実していく。
○ 住区住民会議は、定期的な情報交換・協議の場を設けるともに、広く地域の様々な活動団体や住民の参加を呼び掛けていく。
○ 住区住民会議は、地域の行事うち広域的なものを中心に実施することとし、町会・自治会が主体となって実施できるものは町会・自治会で実施することを基本に、地域の実情に応じた役割分担を検討していく。
○ 住区住民会議は、地域の様々な活動団体情報収集・発信を行うなど、活動の広報機関として充実を図っていく。

よくまとめられた、あるべき姿ではある。ただ、そこから読み取れるメッセージは、「町会・自治が主体となって実施できるものは町会・自治会で実施すること」、つまり、住区住民会議への予算は削りますよ、ということであろうか。駒場の場合は町会と住区住民会議がほぼ同地域であるため、その役割分担は予算がとれるかどうかのことになる。同時に、地域住民のボランティア労働を拡大せよ、というメッセージも伝わってくる。

この2つの提案は正論であるものの実現には課題が少なくない。実現に必要なこととしては、ボランティア活動のできる人を増やすしかないと思われる。そのためにも、「近隣の事業展開例や地域の若い世代や女性の意見等を積極的に取り入れ」ることのできる情報システムが必要となろう。具体的には「目黒クラウド」とでも呼べるインターネット上でのSNSを含む情報システムの構築であろうか。目黒区への意見も、こうした形で、公開で行うことのできるシステムがあれば、さまざまな課題の解決も加速されるはずである。

| | コメント (0)
|

都議選の結果から(2017-7-3)

都議選の結果についていろいろ論評されているが、目黒区について、これまでのこのブログでの予測を踏まえ分析をしておく。
都民ファーストの当選は確実と見ていたが、投票率45%として得票数を35千から40千と見ていたのが、投票率が上がった分増えたということで順当といえよう。
共産党は、当選したとはいえ、昨年の参議院選の得票数に生活、社民の票を加えて、2位当選になるだろうとの予測を下回った。
公明党は昨年の参議院選での得票が9714。投票率57.1%での数字だったから、都議選の投票率は低いため1万票程度とみていたのが、開けてみれば19077票と驚きの数字。小池知事の写真入りで早くからポスターを掲示していたことで浮動票を取り込んだのか。
公明党が1万票程度ということで、自民党の一人は当選と見ていたが、自民党逆風の中、前回の得票を栗山氏は20票だけ下回り、鈴木氏は35票増やしていることは、自民党支持者の多くが都民ファーストには投票していないことをもうかがわせる。
いずれにしても、公明党が何故これだけ得票数を伸ばしたのかの理由が知りたい。小池推薦付き葉書の効果だろうか。議席の3分の2、総投票数の57.8%が小池支持でも、目黒区に限っては、必ずしも自民党に逆風が吹いた結果とも思えないのである。

7月2日投開票都議会議員選挙
都民(伊藤ゆう)  47,674
公明(斎藤やすひろ)19,077
共産(星見ていこ) 18,572
自民(栗山よしき) 14,455
自民(鈴木隆道)   13,912

目黒区の直近の選挙での得票数を再度書き出す。
2016年参議院選 投票率57.1%
自民 45680
民主 25734
共産 16646
維新 10632
公明  9714
山本太郎 6226
社民 3411
こころ 2285

2016年都知事選投票率59.8%
小池ゆりこ 61766
増田ひろや 35553
鳥越俊太郎 26989

| | コメント (0)
|

« 2017年6月 | トップページ | 2017年8月 »