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駒場でバラを楽しむ(2017-6-12)

「バラがあなたを待っています。」そんな甘い言葉で誘う駒場バラ会。バラ会にありがちな会員が育てたバラのコンテストをする会ではない。公共スペースの花壇を自主的にバラで彩るために2006年に発足したボランティア団体で、6月11日、新しい会員募集のリーフレットを発表した。
Leaflet1


活動している場所は、駒場公園・駒場野公園・駒場小学校と東京大学の敷地で、もとはといえば、近代農学発祥の地ともいわれる、駒場農学校・東京帝国大学農科大学だったところ。その横では、現存する日本最古のバラ園といわれる、駒場バラ園が1911年の開業以来、バラ苗を販売する由緒ある店として現在も営業を続けている。駒場バラ園が開園した頃には井の頭線の線路はなかった。駒場東大前駅が現在位置にできたのは1965年である。この地域は井の頭線の線路が真ん中を貫くと共に、自動車がここを通り抜けにくいという特徴に注目したい。
Leaflet2

駒場バラ会が活動する場所は目黒区や国立大学法人東京大学の敷地内で、それぞれの管理者からのサポートはいただいている。しかし、会員になるのに目黒区民や東京大学関係者である必要はない。世田谷区民や渋谷区民はもちろん、神奈川県の一般住民も活躍している。
一日体験参加も歓迎しているから、まず覗いてみるとよい。それで年会費は1000円。園芸の知識は全く不要で、バラの根元の草むしりをするだけでよい、という人も活躍できる。
Leaflet3

駒場バラ園のあるこの街は、106年もの間バラを愛する人たちを惹きつけてきた。そのことは貴重であり、それだけに日本におけるバラの聖地として、密かに知られるようになってほしい。
これらの花壇にはフルタイム勤務どころか、有給で管理するスタッフもいない。すべて月数時間ベースでのバラ会会員のワークシェアリングで管理している。駒場バラ会会員の意思で花壇をつくっているからである。したがって、会員の仕事の総量だけがこれらの花壇をつないだバラの街の魅力を育むのである。
「バラは人を呼ぶんですよ」ということなので、駒場東大前に呼ばれてみよう。
Leaflet4

170514

駒場バラ会の活動の様子は、雑誌『マイガーデン』8月号(6月16日発売)で紹介されている。


問い合わせはkomabarose@excite.co.jpまで。

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