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介護サービスの提供と利用のあり方(2017-2-22)

内閣府の諮問会議である規制改革推進会議で、21日に開催された「公開ディスカッション」の傍聴をしてきた。議題は介護サービスの提供と利用のあり方について。大田弘子議長のもと、規制改革担当の山本幸三大臣、松本洋平副大臣、務台俊介政務官が出席し、配布された資料の説明の後、5人の委員からの質問に厚生労働省の担当審議官・課長が8人の委員からの質問に答えるものであった。
配布された資料は介護サービス全般の課題をまとめたもので、読み込めばすべての課題が見えてくると思われるほど広汎かつ詳細に記されている。前半と後半、合わせて3時間の限られた時間の中での説明は、それぞれのポイントになる部分に限られた。
保険給付と保険外サービスの柔軟な組み合わせのガイドラインを国が作るかどうか、ということになるようだ。実施主体である各自治体の多様性に応じて検討をまかせることでよいのか、という議論の中で、国としての発案をお願いしたい、ということがこの会議での結論となった。

配布資料はここからダウンロードできる。
http://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/suishin/meeting/discussion/170221/agenda.html

また、介護サービス情報公表制度について認知度・利用度が少ないとの評価で、これを民間に任せてもよいのではないかとの意見も出た。
http://www.kaigokensaku.jp/13/index.php

介護サービスについては直面しないとわかりにくいものではあるが、誰にも「介護は突然やってくる」課題であり、その知識をもっておきたいものである。

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