« 都知事選が終盤戦に(2016-7-24) | トップページ | 都知事選の市区町村別得票差と各政党のコメント(2016-8-1) »

地域猫の課題(2016-7-30)

地域猫とは「地域の理解と協力を得て、地域住民の認知と合意が得られている、特定の飼い主のいない猫」であり、「適切に飼育管理し、これ以上数を増やさず、一代限りの生を全うさせる猫」ということであり、環境省をはじめとして全国的に使われているようだ。

猫好きも犬好きも個人の趣味の問題と思いがちだが、深夜の猫の鳴き声、糞尿をされる、花壇を荒らされるといった苦情が区の担当部署に寄せられ、町会長にもそうした住民からの声が届くという。

野良猫を行政で殺処分ということはできない。殺処分がないわけではないのだが、基本は地域で管理するしかないようなのである。

「エサをやる人がいるから野良猫が生き延びる。エサやることを禁止すればよい」との意見も見られるが、エサをやらないとゴミを漁り、人家にまで入りこむから却って被害を増やすことになるかもしれないとされる。

地域猫への対応を媒介として地域コミュニティが形成されることが望まれている。まず対象となる猫を特定した上で捕獲し、動物病院に運び、そこで不妊去勢手術を行う。そうすることで、繁殖力の強い猫の子供が産まれることを防ぐことができる。手術を終えた猫は住み慣れた地域で生活できるが、住民への迷惑はほとんどなくなるというものである。

ただ、具体的にどの地域に地域猫がいるのかということは、公開できないらしい。地域猫をインターネットで探し出して虐待したり、その地域に猫を捨てにくるケースもあるとか。

都知事選挙で「ペット殺処分ゼロ」という、ちょっとユニークな政策を公約に挙げている候補が当選しそうな気配である。公約の具体化を見守りたい。

|
|

« 都知事選が終盤戦に(2016-7-24) | トップページ | 都知事選の市区町村別得票差と各政党のコメント(2016-8-1) »

地域社会」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 都知事選が終盤戦に(2016-7-24) | トップページ | 都知事選の市区町村別得票差と各政党のコメント(2016-8-1) »