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小池劇場が始まった(2016-7-17)

東京都知事選について共同通信社が16、17両日、電話による世論調査を実施し、取材結果も踏まえて序盤情勢を分析した結果、小池百合子氏と鳥越俊太郎氏が競り合い、増田寛也氏が追う展開になっている、と発表している。その後、日経が小池氏リードの報道。

組織の応援に頼らない小池氏は、劇場型の選挙で支持を盛り上げていく立場だろうから、序盤戦での支持は弱いと見て良い。そのような演出もしているようである。鳥越氏は全野党の支持者とテレビでの知名度から、トップでスタートしたようなのだが、民進党と共産党の著名議員による応援演説が主体になっているため、無党派層が離れていく可能性が高い。

また増田氏は自民党の組織により地域住民に支持を求めることになるが、国会議員ではない立場から総務大臣になっているので、自民党で総務会長も務めた小池氏と比べると、増田氏は閣僚経験者とはいえ、党内での基盤はないといってよいのではないか。

自民党の衆議院議員で参議院戦でも自民党議員の応援演説をしてきた小池氏と、一般人の立場で自民党・公明党の推薦を受けただけの増田氏とでは、小池氏を嫌う立場でもない限り、都・区議会議員にしてみると応援に力が入らなくても仕方ない。だからこそ、小池氏に協力したら処分の対象にするとの通達が出たのだろう。

組織政党が演出する二人の候補者と違い、小池氏は一人で選挙戦のデザインをしている。応援演説を誰にしてもらうかも自分で決めているはず。参議院議員1期、衆議院議員8期の選挙戦を戦ってきた小池氏と、議員経験のない鳥越・増田両候補との選挙戦なのである。

小池氏リードのペースがやや早すぎるようであるが、今週は孤立無援を装い、来週あたりから応援メンバーを多彩にして投票日に臨む戦略なのだろう。

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