目黒区民が選んだ参議院議員(2016-7-11)
参議院選が終わり、東京都選挙管理委員会から区ごとの得票数が発表されている。目黒区の得票数を拾い出すと、選挙区での目黒区の順位は全体の順位に近いものの、下位4名の得票差はわずか。特に三宅洋平の得票数は注目に値する。
①蓮舫(民進)23592
②中川まさはる(自民)18465
③朝日けんたろう(自民)13108
④山添拓(共産)11313
⑤田中康夫(お維新)10741(落選)
⑥小川敏夫(民進)10675
⑦竹谷とし子(公明)10454
⑧三宅洋平(無)10298(落選)
比例代表については、目黒区で500票を超える得票のあった人を並べてみた。目黒区での人気ランキングとして見るとよい。組織票のない青山繁晴は事実上のトップといってよいはず。参議院比例代表の分かりにくい選挙制度を批判し、選挙制度を政治家が作るのは泥棒が法律をつくるようなものだといっていた。5位の山田太郎はその犠牲者ともいえるだろう。4位の今井絵里子は、いわゆるタレント候補ではあるが、そのことから議員として能力を疑問視することはできないはず。ならば議員になるにはどのような能力があればよいのか、ということになるのである。
①長沢ひろあき(公明)3736
②青山繁晴(自民)1912
③片山さつき(自民)1703
④今井絵里子(自民)1074
⑤山田太郎(改革)1025(落選)
⑥山谷えりこ(自民)1015
⑦有田芳生(民進)822
⑧福島 みずほ(社民)807
⑨渡辺よしみ(お維新)728
⑩小林節(怒り)617(落選)
⑪自見はなこ(自民)540
⑫白しんくん(民進)531
⑬山田宏(自民)527
比例代表は選択肢が多いのだから、ファン投票として考えれば棄権することはもったいない。こうして目黒区という単位で見ると、1票の重さを実感することができる。だからといって候補者の当落に直接関係するわけでもないのだけれど、新聞の大きな見出しだけで選挙を考えるから投票率が50%台なのだといえないだろうか。
| 固定リンク
「地域社会」カテゴリの記事
- 駒場風土記 (19-3-12)(2019.03.12)
- 人生100年時代のまちづくり (19-3-3)(2019.03.03)
- まちの人口構成 (19-2-19)(2019.02.19)
- 町会と回覧板 (19-2-17)(2019.02.17)
- 目黒区高齢者運動会 (18-10-17)(2018.10.18)
コメント