花をみんなで育てるということ(2016-5-5)
草花を育てることを趣味にしている人は少なくない。しかし、満足な結果を出すまでにはいろいろ苦労もあるだろう。失敗することもあり、また技術を学ぶのに必要な時間を割けないなどと、あきらめている人も少なくないはず。特に地植えということになると、集合住宅暮らしであれば不可能なのである。
そんなときに、公園などで花を育てるグループに参加するという手があることは知っておきたいもの。とはいえ、知らない人ばかりのグループに入ることに敷居の高さを感じるのはやむを得ない。そんな花を育てるグループとして、現存する日本で一番古くからあるバラ苗業者である駒場バラ園ゆかりの地でバラを育てる駒場バラ会がある。そのブログでは会のメンバーが力を合わせてバラを育てている様子を伝えている。
http://komabarose.exblog.jp/
駒場バラ会が活動している場は2つの公園と2つの学校の花壇。駒場バラ園のある地域に密着しているのである。これからいよいよバラの季節。駒場のバラに注目を。
駒場公園は東京都の重要文化財である旧前田家本邸洋館前庭。
駒場野公園は井の頭線の南側にあり、北側の駒場公園とは別の公園。その中でも淡島通りに面した拡張部分にバラ花壇が作られている。
東大は正門横のバラの小路が一番大きな花壇。
そして一般の人の目に触れることのない、駒場小学校の中にもバラ花壇がある。駒場バラ会も今年で10周年を迎え、もっと多方面からの関心が高まることが期待されている。
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