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目黒区長選挙の結果を見て(2016-4-18)

4月17日に投開票のあった目黒区長選挙の結果は以下のとおり。

33190 青木 英二(61)無現=自民、民進、公明、社民推薦
22814 小泉 一(65)無新=共産推薦
投票率26.02%

4月13日にこのブログで行った予測から見ると、投票率はまずまず。青木氏3万5千票以上、小泉氏2万票以上が目標となるだろう、との判断であったことからすると、小泉氏が善戦したともいえる。青木氏への批判票が相当あったものと理解すべきであろう。

青木氏を各政党が推薦したのは、当選確実だからということでの思惑をうかがわせ、それぞれの政党支持者がその推薦どおりに投票したかどうかは疑問である。

平成26年の衆議院選挙での共産党候補者の得票率は13%。平成27年の区議会議員選挙での同候補者の得票率が13.5%。これに対して今回の区長選挙で共産党のみの推薦を受けた小泉氏の得票率は40.7%にものぼる。

いずれにしても、4分の3の有権者は今回の目黒区長選挙に無関心だったということであろう。関心のある有権者の6割が現区長を支持し、4割が批判的である、ということであれば、そんなものかと納得できるのかもしれない。

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