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渋谷区とその周辺地域(2016-3-7)

『渋谷のこれからを考える』と題する放送大学公開シンポジウムが渋東シネタワーで開催された。渋谷駅周辺の再開発でどのような渋谷を目指すか、という内容である。建物はできても、街全体としての魅力をどう作るかが課題になるわけで、そのためにどのような仕掛けが必要かということについての話となった。

長谷部渋谷区長もパネリストとして参加し、ロンドン、パリ、ニューヨーク、シブヤクと、世界の中で、コンテンツ産業の街として、アジアをはじめ世界のクリエーターを吸引する街にしたいとの意思が表明された。

渋谷が世界的に魅力ある街であることは確かだし、これからもそうあり続けなくてはなるまい。また、渋谷駅から少し離れた、家賃の上でメリットのある代官山、神泉方面に対する期待も語られた。

その周辺エリアの一つである駒場、青葉台は行政区域としては目黒区であるが、渋谷圏として見るべきなのだろう。行政は担当区域のことしかできないが、住民はそれでは困ることもある。訪問者も同様であろう。ただ、それを行政に委ねていては解決できないことも確かだ。

たまたま質問者に恵比寿ガーデンプレイス横にある東京都写真美術館周辺の問題を取り上げた人がいた。区長は調べることを約束したが、地図を見ると目黒区にある施設。ガーデンプレイス横だから渋谷区だろうとの誤解によるものと思われる。山手線内側の目黒区は、246北側の駒場以上に目黒区とは思いにくいのだろう。

この事例は恐らく渋谷区民が渋谷区の問題と誤解して発言したのだろうが、世界から多くの人が来るのであれば、それだけ多くの苦情が渋谷区に寄せられることもありそうだ。住民だけでなく、来街者に魅力ある街づくりをする必要度が高い中心市街の自治体は、それだけ対応が大変だろうと想像できる。

しかし、それでも、行政区域外周辺地域との対話の場があってっもよい。渋谷駅西口のバスの利用者のほとんどは世田谷区民だろうし。新区庁舎が完成すれば、インターネットを活用した意見交流の場ができるとの示唆があったことは期待しよう。また、目黒区も周辺地域との対話方法を考えるべきだろう。

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