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君が代がはじめて演奏された場所(2016-3-27)

日本国歌「君が代」がいつ誕生したのか、正確な記録はないそうなのだが、1870年4月の駒場野、あるいは同年9月の越中島、それぞれで行われた天覧閲兵式のいずれかで、1869年に作曲された英国人フェントン版の君が代が公式に初演奏されたといわれている。
現行の君が代を編曲したのはドイツ人のフランツ・エッケルト。その生涯を紹介する企画展が東大駒場キャンパス内の駒場博物館で3月12日から6月26日までの期間開催されている。

エッケルトが来日したのは1879年。1880年10月に君が代を吹奏楽用に編曲し、同年11月に式部寮伶人が赤坂仮皇居で初演したとある。式部寮伶人は宮内省の音楽担当で君が代の作曲をしたとされるが、それを西洋音楽のスタイルにしたのはフェントンやエッケルトといった外国人であった。

その企画展で特に目をひくのは早稲田大学図書館所蔵の駒場野之風景と題する天覧演習の図(写真撮影禁止)。明治3年(1870年)4月17日、フランス式、イギリス式、オランダ式、ドイツ式とさまざまなスタイルの親兵隊や諸藩の連合兵団の姿が描かれている。そこで「君が代」の初演があったかどうかの確認は今後の研究を待つにしても、君が代の初演の地は駒場であった、と主張することは許されるだろう。

明治3年4月の駒場野演習の記念碑は、明治天皇駒場野聖蹟碑として駒場小学校敷地内にあるが、一般公開されているわけではない。
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なお、この企画展に関係する国際シンポジウムと演奏会が5月28日(土)に、記念演奏会は6月23日(木)にそれぞれ開催される。

http://museum.c.u-tokyo.ac.jp/exihibition.html#Eckert

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