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2015年12月

2016年の渋谷WEST(15-12-31)

2015年は渋谷が大きく変わる最初の年だったのかもしれない。その象徴ともいえるのが東急プラザ渋谷の閉館。3月22日に閉館してビルの解体工事が行われ12月には更地になった。2019年3月には地上18階の商業ビルとなって西口バスターミナル前に姿を現す。
その半年前の2018年秋には、JRの線路と246の反対側には地上35階のホテルを含むビルが完成し、一年後には地上47階で屋上庭園のある渋谷最高層のビルが東口に誕生する。決まっていたこととはいえ、なんとも目めぐるしい感じである。

また2015年は、渋谷区役所と渋谷公会堂が建て替えのための解体工事がはじまった。2018年度を完成予定として工事が進められる。

一方、松濤の観世能楽堂も移転のため3月に閉館したが、工事は始まっていない。旧都知事公邸も売却先が決まったものの動きが見られない。

2016年に完成が予定されている大きな商業ビルはないけれど、松濤の戸栗美術館横で工事が進められている老人ホームが、ロケーションとその規模から注目を集めそうである。

2016年の渋谷WESTのニュースとして確かなことは、2015年に顕著となった外国人観光客の比率が一層高くなることだろう。渋谷の街を紹介する映像とその閲覧者は、既に日本人より外国人の方が多くなっているのではないだろうか。外国人が渋谷で本格的に活動するようになってもおかしくない。

(写真は東急プラザ渋谷の跡地)
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地域交流スペースここからカフェ(15-12-26)

駒場野公園の淡島通りを挟んで南側にあるのが愛隣会。駒場東大前駅西口から徒歩6分で、筑波大付属中学・高校、駒場東邦中学・高校と隣接する環境に、高齢者・障害者・児童を対象とする10施設がある。愛隣会全体では概ね500人もの方々に利用されている。

その中の一つ、都市型経費老人ホームとして今年誕生した氷川ホームの食堂でクリスマス会が開催された。主催は氷川ホームの6階にある地域交流スペース「ここからカフェ」。ボランティアの方々によるオカリナの演奏やハンドケアのサービス、そしてクリスマスプレゼントと、はじめてのクリスマス会はサンタクロース姿の氷川ホーム施設長の元気な進行により、終始なごやかな雰囲気の中で行われた。

ここからカフェは平成27年4月にオープンし、愛隣会施設の利用者さん、職員や地域の方々が集える空間、居場所とすることを目指している。「一人ひとりが自分らしく生きることのできる社会」を実現できるようにと、ここからカフェは、おしゃべり、お茶会、学びの場、趣味、セミナーなどを無料で地域に開く。

ここからカフェの利用は、月曜日~金曜日の13時~16時。駒場野公園を真下に見下ろし眺望が素晴らしい。世田谷区と目黒区の境界上にあることからも、周辺地域からの関心の高まりが期待される。
なお、利用にあたっては、3月までは事前にご連絡をして戴きたいとのことである。


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ヨレヨレからへろへろへ(2015-12-15)

『ヨレヨレ』という雑誌を作っている編集者が『へろへろ』という本を出版した。タイトルでわかるように硬い本ではない。いずれもゲラゲラ笑えるエピソードが満載の内容だ。

『ヨレヨレ』は福岡市にある老人介護施設が発行する2013年12月に創刊された雑誌。「ぼける前に読んでおきたい『宅老所よりあい』のおもしろい雑誌」とうたっている。今月第4号が発売されたという不定期刊行物である。『へろへろ』は、『ヨレヨレ』の舞台である宅老所というデイサービス施設が、特別養護老人ホームを建設することになり、今年の4月1日に開所式を迎えるまでの物語を本にしたものなのだ。

『ヨレヨレ』の編集者で『へろへろ』の著者である鹿子祐文さんは、かつて雑誌『宝島』の編集をしていて、発売禁止覚悟でヘアヌードを初めて掲載したという人物。それだけに本にはマスコミが自主規制している用語が堂々と満載されている。たとえば「ぼけ」。認知症ということばが2004年に作り出されてからなのか、「ぼけ」は差別用語のような扱いを受けているようだ。「ぼけ」は認知症という脳の病気ではなく、加齢による機能低下にすぎないという立場から「ぼけ」にこだわる。

『ヨレヨレ』も『へろへろ』も舞台は『宅老所よりあい』。1991年にスタートしたデイサービスなのだが、その手法は全国に広がって介護施設の新しい動きを作るようにもなっている。

『宅老所よりあい』は従業員の立場から見たらブラック企業と思われそうな面もある。介護職そのものにそんなイメージがあり、それを払拭できないと介護職不足を解決できない。

これからの社会は多くの高齢者を、年々少なくなっていく生産年齢の人たちで支えなくてはならない。大問題なのだが、具体的にどうすればよいのか。

「施設なんかいくらたてたってもう間に合いっこありません。たくさん建てたところで、じゃ誰がそこで働くんでしょう」。そこで考えだしたのが「老人ホームに入らないで済むための老人ホーム」ということで、作られたのが今年4月に開所した特別養護老人ホーム『よりあいの森』なのである。

『宅老所よりあい』は「♫ケ・セラ・セラ~ なるようになるわ~ 先のことなどぉ~ 判らない~♫」ということでやってきたもの。『よりあいの森』もこれからどうなるのかも判らないのだそうだ。
『へろへろ』を購入いただくとその一助にもなるし、自分自身の将来への参考にもなるだろう。

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