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2015年10月

大橋氷川神社前に横断歩道を(2015-10-31)

大橋氷川神社前からスーパーのライフや目黒区の区民施設に行くのに国道246号線を跨ぐ横断歩道橋を渡らなくてならない。階段を上るのがいやならば、その先にできたエレベーターで上がって天空庭園と結ぶ立派な歩道橋を使うか、目黒川の大橋の手前にある横断歩道まで歩けばよい。そういうものだ思っていた。

しかし、もう10年近く前になるのか、大橋のまちづくりを検討している会に出たときに、いずれ古くなった横断歩道橋を撤去して横断歩道ができる、と聞いたことがあるような記憶がよみがえってきた。

そこでどんなものかと目黒区の行政相談委員に相談したところ、1ヶ月かけていろいろな役所にあたり事情を調べていただくことができた。国土交通省、東京都、警視庁、目黒警察署、目黒区と関係する役所は多いようであるが、担当や問題点など、親切に答えていただいたそうだ。氷川台町会や氷川神社からもこれまでに要望があったとのことだが、残念ながら、期待していたいつごろ実現、という返事ではなかった。

仕方ないことなのか。

おぼろげな記憶では、氷川台から246まで降りずに直接結ぶという構想があり、事実オーパスブリッジと名付けられた歩道橋の氷川台側は延長されることを前提とした作りになっている。
オーパスブリッジができるのだから、氷川神社前の歩道橋は撤去する、との案に対し、山手通りを渡ることができるようにはして欲しいとの要望があったとも。いずれにしても、オーパスブリッジと名付けられた歩道橋ができるのだから、246を横断する古い歩道橋は不要との考えではなかったか。

しかし、氷川台の丘の上とオーパスブリッジを結ぶ道の建設予定があるのかどうかは知らない。このオーパスブリッジは見かけはよいけれども、歩行するのが怖いと思う人も少なくないのではないか。一緒に渡って怖いといった人がいるし、事実、足もとから下が見えるからなのか古い歩道橋より怖いと思う。飛行機を怖がる人は少なくないのと同様に、歩道橋を怖がる人も少なくないはず。筆者にもややその傾向がある。

また、古い歩道橋でころんで骨折した人もいるという。その階段、特に氷川神社前の階段は危険な状態なのではないのか。それもさることながら、山手通りが現在のように246をくぐるようになったのは1964年の東京オリンピックの年。それまでは氷川神社への参道であったかもしれない。その参道から堂々と国道を渡って氷川神社の階段を登れるようにすることも意義あることだろう。

車の通行をスムースにするために、歩行者や自転車の利用者は多少の不便は我慢しなくてはならない、という時代は終わったのではないか。渋谷駅の再開発でもスクランブル交差点は残す形で決まったようである。長年かけてようやく完成した大橋のまちづくり。氷川神社やその北側のまちとのつながりも考え、氷川神社門前にふさわしい環境が整うことを願う。

歩道橋のあるここに横断歩道を
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オーパスブリッジは利用者が少ない
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氷川神社前の景観をよくしたい
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瀬戸内海国立公園の魅力(2015-10-21)

日本には32もの国立公園がある。その中で一番規模の大きいのは9県にまたがる瀬戸内海国立公園。昭和9年(1934年)日本で最初に指定された3か所の国立公園の一つとして、雲仙国立公園、霧島国立公園と共に指定された。同年には、阿蘇・大雪山・日光・中部山岳の国立公園も指定されているが、瀬戸内海国立公園が早くからその重要性が認められていたことを示すものだろう。

とはいえ、大きくて歴史のある瀬戸内海国立公園の範囲は広すぎるほど。東は六甲山から西は関門海峡までに至る無数ともいえる島々と沿岸の自然をカバーする。観光地として知られる場所は宮島厳島神社、小豆島、しまなみ海道など数えきれないほどあって一つの国立公園といってよいものか。

それら瀬戸内海の観光スポットの中でも笠戸島を知る人は限られる。場所は山口県の下松(くだまつ)市。山陽新幹線では徳山駅が近い。国立公園として保護されているものの、観光スポットとして旅行会社がアピールすることがあるのかどうかというレベル。

観光の拠点となるのは笠戸島ハイツ。黒川紀章の設計で1975年の竣工。40年前の建物とは思えないほど現代的である。何よりもロケーションが素晴らしい。波静かというより、波のない海がプライベートビーチのように目の前に広がる。これほど周囲に気になる建物がないホテルは日本では珍しいのではないかとも思われる。

海岸に降りると海上を歩く遊歩道がある。波のない透き通る海に心が癒される。波がないから防波堤がなく、道路は水際のはるか上を走る。

対岸には日立製作所、JX日鉱日石エネルギー、東洋鋼鈑といった企業の広大な事業所が続いているが、はるかかなたの灯りでしかない。といってもその距離は歩けないこともないというほど。市街地から遠くはないのである。

海に浮かぶ灯りのない暗い山影に沈む夕日は、圧倒させるような美しさ。夕焼けの海を真っ暗になるまで見守る。筆舌につくしがたい眺めというしかない。

瀬戸内海の島々にどのような観光資源があるのか、その全貌は未知といってもよいほどであろう。何しろ9つもの県に分かれているのだから、観光客の奪い合いともなる。しかし、それらをつなぎ合わせて、島を連泊できるコースが考えられないものなのか。エーゲ海の島々のように、瀬戸内海の島々も船旅の演出によって世界からの観光客を魅了するようになることは夢でしかないのか。

○高台にあるのが笠戸島ハイツ。遊歩道のある海岸を独り占めできる。
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○山上にある笠戸島家族旅行村からの眺め。海上の遊歩道が見える。
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○右側に見える赤い屋根の建物が笠戸島ハイツ。対岸には大規模な工場が。
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○夕日を眺めるポイントから。
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○笠戸島ハイツからの夕景。
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駒場公園和館の公開再開(2015-10-18)

駒場公園和館は、耐震補強工事のため平成26年8月1日から1年余りの期間休館していたが、工事終了に伴い、今月14日から一般公開を再開した。

駒場公園和館は洋館と比べると地味な存在のようではあるが、今ではめずらしくなってきた日本的な建物に近所で接することのできる場としても貴重だといえるのだろう。

耐震補強は屋根裏などの見えない箇所でされていて、一部、部屋に補強した柱が出ているところもある。建築の専門家でなければ、耐震補強の中身などに興味はないだろうけれど、これから文化遺産として残される証ともいえる。

駒場エリアの散歩コースとして、これから一層注目されるようになりそうである。


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補強のための柱
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駒場のかかしコンクール(2015-10-14)

10月4日に駒場野公園で行われた『第34回こまばのまつり』の「かかしコンクール」には全部で48点ものかかしが駒場を中心とする学校などのグループから出展された。
駒場野公園にあるケルネル田圃の畦道沿いにかかしコンクールのかかしが並べられるようになったのは1985年からとか。ケルネル田圃でのかかしコンクールは今年で30周年を迎えたことになる。畦道に並ぶかかしは、写真で見ると渋谷のすぐそばの景色とは思えない田園風景なのである。

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出展されたかかしの中から、来場者による人気投票と、9人の審査員による評価で、さまざまな賞が出される。最高点を取ったものは、高校生以上の大人の部と中学生以下の子供の部でそれぞれ1点づつ駒場東大前駅西口に1ヶ月間展示される。

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ケルネル田圃にも1ヶ月間は置かれているが、近くで見ることはできない。どのようなかかしが出展されたかは、駒場東大前駅西口と東口の中間地点にある町会カフェに写真が掲示されていて、そこで見ることができる。今年は群馬県と石川県のチームからの出展もあった。駒場の個性あふれるイベントが終わると稲刈りが行われた。

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駒場東大前西口公務員住宅跡地の利用(2015-10-5)

2012年3月21日に書いた記事「駒場東大前駅前再開発の検討」へのアクセスが、ブログ全体での過去1ヶ月の7位となっている。検索して見ている人が多いからなのだろう。同じテーマについて書かれた他のサイトやツイッターも検索で表示されるので、本ブログと関係あると誤解されている方もいた。
一時期、マンションになるとの噂もあったが、目黒区で買い取れないかとか、さまざまな希望が出ているようである。

先のブログで3年半前に書いた私見は以下の通り。現在も変わらない。
「国が所有する土地を財政再建のために民間に売却すればよいというものでもあるまい。駒場にふさわしい公的機関の立地場所にすることも 当然選択肢になければならない。既に候補があるのかも知れないが、そこに住民の意向が多少は入れられるよう、意見は出しておくべきだ。」

まず、住民の意向である。
現在の静かな環境が維持されること。目黒区の高度規制が守られること。
この2点を前提にしてのことになる。

一方で土地所有者である国の立場。国といっても財務省というべきか。選択肢は次の4つになるだろう。
・外国人を含む民間に競争入札により売却し、国庫の収入とする。
・国の施設として活用する
・東京都に売却し都の施設として活用する
・目黒区に売却し目黒区の施設として活用する

住民の立場からすると、目黒区の施設として活用してもらえるとありがたい、ということもあるだろう。しかし、国有財産を目黒区民のために使えるようにするということが許されるものなのか。そもそも目黒区で財政的に可能なのか。都の施設であれば、公益性は確保できるかもしれないが、国ではなく、都として活用できることは何なのか。

折角の国有地。1万平米を超える敷地面積という。しかし、自動車でのアクセスに問題がないとはいえない場所である。その意味から大規模公共施設の立地として望ましいとは言い難い。

そこで一般の人たちのアクセスが限定される施設。研究施設などが考えられる。対象となる土地の立地上の優位性は、東大の先端科学技術研究センター、生産技術研究所に隣接していること。鉄道の駅前であることがある。

研究施設として新設されるのであれば、当然、国として重点的に予算を投入できる分野でなければならない。高齢化社会の医療・介護に関わる分野はそのような対象になるし、東京から離れた場所よりも病院や医学系大学が集中する東京の都心部にあることの優位性は高い。

そんなことから、たとえば、国立研究開発法人日本医療研究開発機構の独自臨床研究施設などのスペースとして検討されていてもおかしくない。

競争入札での売却については、高度規制と道路事情による用途の制約から、希望価格には達しにくいのではと推測する。

井の頭線駒場東大前駅前という立地
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かなり広い
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