津軽三味線を渋谷道玄坂上で(2015-6-21)
山本竹勇の津軽三味線をバックに、詩人の田川紀久雄が語るというイベントが20日、渋谷マークシティ横のアートギャラリー道玄坂であった。6月15日から28日までで開催されている「南信州交流アート展in渋谷」の中での特別プログラムである。
力強さの中にも哀愁がこもる津軽三味線の演奏をバックにした詩の朗読は、言葉を文字ではなく肉声で伝えることの素晴らしさを改めて感じさせるものであった。
初めての顔合わせでリハーサルなしで、とのことであったが、呼吸はぴったり。さまざまな作品が展示されている小さな会場であったため、より印象の深いものになったのではないか。
若い人向けのポップス系ライブイベントがすぐそばで数多く行われている渋谷であるが、こうした伝統的な催しも少なくないのである。
山本竹勇は6月28日(日)13時と16時の2回、代官山に近い猿楽町にある暮らしの工房&ぎゃらりー無垢里で、インド伝統楽器シタール奏者の井上憲司との競演をする。津軽三味線とシタールの競演というのがどんなものになるのか、魅力一杯。こちらの料金は3千円となっている。
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