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2015年4月

目黒区議選の結果から(2015-4-27)

東京の区議会議員選挙の結果が出た。全体としての評価はいろいろ出るだろうが、目黒区議選で注目すべきことを何点か。

まず投票率。もともと低投票率であり、今回も前回を下回る懸念があったが、期日前投票が大きく増え、結果として39.32%と前回を0.39%上回った。総投票数は86,264票で前回を3,192票上回っている。そのせいもあって、当選ラインが1,400票となった。

政党別の当選者は自民が13人で1議席減、公明6人、共産5人で共産が1議席増となったが、公明・共産の両党の全員当選はほぼ確実と見ていた。民主は先の衆議院選での得票数から5人の全員当選は固いと見たが、結果は3人に議席を減らした。

落選された方を含む政党の得票数でみると、自民27,897票、共産11,685票、公明10,163票、民主8,978票で共産が第2党となる。一方、主要4党以外の候補者の得票数は21,943票で獲得議席数は9議席。政策に違いはあるが、自民に次ぐ勢力となる。

当選された維新と無所属の新人の方々は、小沢あい、山本ひろ子、たぞえ麻友、竹村ゆういの各氏。分裂したみんなの党の立場に近いようで全員30代と若い。

自民党の4人の新人議員のうち女性は3人。目黒区議会全議員36人中15人が女性という構成になり、改選前の10人から5人増える。これで女性議員比率は41.6%。目黒区民はちょっと自慢できるのかもしれない。

訂正:上記について、主要4党以外の候補者の得票数は25860票でした。お詫びして訂正します。

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目黒区議選の読み方(2015-4-22)

区議会議員選挙戦の最中であるが、その焦点は絞られている。目黒区議会議員定数36人に対して当選が確実視できるのは、公明6人、民主5人、共産5人、その他3人。自民は最多で全員当選の17人、最少で11人の見通しとなろう。従ってその他は最多で9人。つまり、6議席を自民の候補者が、公明・民主・共産の3党以外の、維新・次世代・社民、ネット・無所属の候補者と争う構図である。
自民の候補者の中では支持基盤が確かな10人の現職議員は優勢だろう。7人の新人議員の集票力が問われることになるわけである。どの票がそこに流れるかは見えない。

選挙公報の見所は自民候補者の応援者の名前。鈴木隆道都議と栗山よしじ都議の両方の応援を得ている候補者はいない。鈴木都議の推薦があるのは、清水まさき、伊藤よしあき、鈴木まさし、田島けんじ、おのせ康裕、佐藤光伸、宮沢宏行、河野陽子、の各氏8人の候補者。栗山都議の推薦があるのが、そうだ次郎、赤城ゆたか、西村ちほ、の各氏3人。両方の名前が応援者にない方々は、今井れい子、小林かな子、佐藤昇、いその弘三、飯田みち子、橋本きんいち、の各氏6人となっている。
また、国会議員の名前も推薦者にあがっているが、それが何を意味するかは一概にはいえまい。

投票率は35%強だろうが、それが増えたとしても影響はなさそうである。いずれにしても、一票を、なぜその人に、何を期待して投ずるのか。当落線上にある人を選ぶ選択もある。

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目黒区議選は36議席に49人(2015-4-20)

目黒区議選が公示された。36議席に対し49人の候補者ではあるが、公明党と共産党は前回の得票と衆議院選での政党得票数から全員当選が見込まれ、更にダントツで連続トップ当選の現職議員を加えた12議席を定員から差し引くと、24議席を37人で争うことになる。自民党は現在の議席数が13人ところに17人が立候補。前回の衆議院選での比例区得票数を区議選で投票率36%として計算すると27290票。均等に得票できれば、一人1600票で全員当選の計算とはなる。民主党は候補者は5人で衆議院選並の得票から投票率換算すると全部で13900票だから5で割れば一人2780票となり当選確実といえるのではないか。この合計で22議席、残りは2議席は、という計算になるのだが、そうは考えにくい。現職の維新と無所属の議員も十分当選圏内であり、自民党候補者への影響は避けられまい。
当選には最低1400票の得票数が必要だろう。一票の積み重ねに向けてどのような選挙運動がされるのか。区議会議員は国政選挙で政党を支える力ともなる。投票する側も真剣に考えたいものである。

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数字で考える目黒区議選(2015-4-17)

19日に公示され26日投票となる目黒区議会議員選挙。選挙人名簿に登録されている人の数は226,839人で4年前の前回と比べ6%余り増えている。

前回の投票率が38.96%であったことから、今回の投票率を36%と40%の2ケースについて、当選得票数の平均値を出したみた。

算出にあたっては、公明党6人、共産党5人の候補者は全員当選されると見て、はずすことにした。前回の区議選での公明党候補者の得票数は10669票、共産党は8403票であったが、昨年12月の衆議院選挙では目黒区での共産党への得票数が17160票となっており、また先週の統一地方選挙の結果からも、今回の選挙でも投票率にかかわらず1万票を超えることは確実とみられる。従ってその合計を21千票とした。更にトップ2人は仮にではあるが、平均を大幅に上回る2人で7千票の得票があるとしてこれも差し引くことにした。また落選となる方の得票数を前回並として14千票、合計42千票を差し引くことになる。

従って、当選者総数は36人であるが、公明・共産両党の11人とトップ2人を引いて23人の当選者についの必要平均得票数である。なお、差し引く数字は便宜上投票率にかかわらず同数としている。

まず投票率36%のケース。
投票数は81,662票で42千票を引くと39662票。23で割ると1724となる。

これが40%になると、総投票数は90735票。42千票を引くと48735票で、23で割って2118。投票率が増えても、共産党と上位の得票、更に落選票が増えるとみられるので最低当選得票数はそれほど上がらないかもしれない。

前回の選挙での当選者の得票数は1300票台、1400票台、1500票台がそれぞれ3名、1600票台6名、1700票台5名で、2000票以上での当選者が10名であった。

区議会議員選挙は区議会の選挙であるだけでなく、国政の政党を選ぶ選挙にもなる。だから国政選挙並の投票率があってもよい。国政と地域政治は別と考える人が多いのからだろうがそれでよいのか。

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神泉駅近くに1500円カット専門店(2015-4-16)

神泉駅の上からマルエツプチのある通りに抜ける細い坂道は静かな住宅街。246沿いにあるオフィスビルに通勤で通う人でなければ、神泉駅近道との表示はあってもその道路を知る人は少ないかもしれない。

そんな場所に10年も前からやっているAttractという美容室がある。ビルの奥に入口があって、手前はいくつかの別の業態で営業してきた。梅酒の品揃えの多い美容室の様子が見えるバーだったこともある。そのスペースが4月10日から15分で1500円(消費税別)のカット専門店となった。名前はBreath(ブレス)。奥のAttractは従来通り美容室として営業していてシステムを変えたわけではない。

「10分のみだしなみ」とうたい調髪時間10分で1000円というQBハウスが理髪店事業をはじめたのは1996年。専用の器具を開発し、店舗そのものも独特の雰囲気での営業スタイルであった。現在は国内店舗数485店、2014年の来客者数は1463万人にまでなり、シンガポール、香港、台湾にも進出している。野田佳彦前総理大臣も利用したことがあるそうだから、利用経験者は少なくないだろう。

そんなQBハウスと普通の理髪店でカットだけの時間と価格の中間にあたるのがBreath。
特別の機器があるわけではなく、店内は美容室の雰囲気。営業時間は平日午前8時から午後9時まで、土日祝午前9時から午後7時としている。定休日なしで、予約もできない。

理容室、美容室は地域での会話の場として貴重だ、10分や15分ではゆっくりできない、くつろげない調髪では意味がない、という考えもあるだろう。
一方で、できるだけ早く、思いついた時、時間が出来た時にカットしたいというニーズは男女を問わず必ずあるはず。
東大駒場キャンパスからも歩いて10分ほどの場所だから、学生の皆さんが渋谷駅への学校帰りに予約なしで立ち寄るのにも便利である。

お店のホームページ

外観
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店内
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訪問理美容サービス(2015-4-15)

長期間外出ができない高齢者のために訪問理美容サービスがある。
サービスの提供業者はいろいろあるかもしれないが、ここで紹介するのは「髪人」という全国チェーンの一例。
まず全国共通の電話番号に電話してケジュールの調整をする。すぐにというわけにはいかないようだ。料金を確認して受付完了。すると指定した日時に訪問美容師が来てくれる。今回来た美容師は訪問美容だけをしているのではなく、美容室でも仕事をしているとか。
スーツケースに詰められた道具一式を適当な場所に並べる。

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そしてスタート。
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音楽を流し、美容院の雰囲気をかもしだして手際の良いカットを。
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会話をしながら気持ち良いひと時。
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終わったら片付けと掃除。準備と片付けにそれぞれ15分。カットの時間が30分というのが所要時間の目安なのだろう。

料金はカット3000円、顔そり600円、シャンプー1000円、カラー5000円、パーマ6000円が基本価格。それに交通費が加算される。今回はカットのみの交通費加算で合計4000円だった。

まだそれほど知られていないようではあるが、サービスが可能な地域であればもっと多くの人に利用されそう。

http://www.kamibito.co.jp/


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目黒区議選の行方(2015-4-14)

4月26日(日)に執行される目黒区会議員選挙は19日(日)午後5時に受付を終了し、それから公示される。何人立候補するのかは公式にはそれからのことになる。

前回平成23年の選挙では定数36人に対し立候補者55人。有権者数213,142人で投票率は38.96%であった。

現在の目黒区の人口は270,525人で4年前の25,4817人に比べると6%も増えている。その比率で有権者が増えるとすると225,930人の計算になる。
投票率は平成15年の36.14%が最低なので、それ以下はないとして、36%から40%の間とみる。票数にすると81,334から90,372の間となる。前回の投票総数は81,552票だから投票率による影響は少なくない。20年前の平成11年は投票率41.15%でも70,689票が投票総数であった。

平成23年の選挙での最下位当選者の得票数は1350票。前回トップ当選者がその前から900票ほど得票数を減らしたこともあり、最低当選得票数が1166から1350に増えた。一方、前回選挙での落選候補者の得票数の合計は14206票。これが増えると最低当選得票数は減ることになる。当選可能な得票数は1400票以上か。

落選者の得票数の合計が当選者の得票数を上回ることが多い国政選挙と違い、区議会議員選挙は国政選挙以上に民意を反映するもののはずである。区議会と国政とは別といっても、どの政党を選ぶかということでは同じ。国政政党に所属しない区議会議員が多い世田谷区のような例もある。その意味からも投票率が上がることを期待したい。

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国際化を考えてみた(2015-4-13)

外国人観光客が増えている。英語、中国語、韓国語のアナウンスが駅やデパートで聞こえてくる。しかし、それだけ国際化が進んでいるのか、というとそんなことはない。外国人が日本の良さを発見してくれ、それを受けて日本は素晴らしいと自画自賛する風潮はかつてないほどだろう。古くは唐天竺、明治以降は欧米文化への憧れが強かった日本人の感覚は、現在の若い世代にはないはず。

海外との人の出入りの推移は日本が海外とどう繋がっているかの指標の一つとなる。日本から出国した日本人、日本に入国した外国人の推移にそれが見られる。
1960年の日本人の出国者数は119,420人、外国人の入国者数は146,881人と外国人入国者の方が多かった。海外旅行などごく一部の人のものだった時代である。10年後の1970年は大阪万博の年。外国人の入国も多かったが、日本人出国者数は936,205人で外国人入国者は775,061人と日本人の出国者が外国人入国者を上回っている。
1970年から日本人出国者数のピークとなる2000年まで、その数字は30年の間に20倍近くになり、17,818,590人となったが、その後は微減。一方外国人入国者数は2000年は5,272,095人で2013年には11,255,221人と倍増している。その後2014年と2015年の2月1ヶ月の速報値で見ると、日本人出国者数は1,404,793人から1,235,611人に減る一方、外国人入国者数は955,356人から1,433,966人と大幅に伸びている。そして日本人出国者数と外国人入国者数の数字が逆転しているのである。

これから日本人の出国者数が増えることが考えにくい一方、外国人観光客の数は増やすことは国としての政策でもある。外国人労働力に対する期待も高まっている。日本に観光で訪れるたり仕事で滞在する外国人の数の増えることは明らかといえよう。

しかしそれは日本の国際化につながるのか。そうではなくて「美しい日本」、海外に学ぶより日本を見直す風潮が強くなっているような風潮が気になる。モンゴル出身の力士が横綱を独占したり、日本の料理が外国人に好まれたりしても、それが国際化といえるだろうか。人気のあった朝ドラのマッサンも、外国の人や文化が日本に同化されていくということが受けたとはいえないか。

インターネットは海外情報をリアルタイムで伝えてくれる。その一方で新聞・テレビはどうだろう。日本人が海外のことに興味を失い、日本に無関心な圧倒的多数の世界に住む人たちのことが関心の対象からはずれてしまうのではないかと気になる。
日本の現状に満足するだけで外を見ないと、海外からの影響を予知することができなくなってしまう。今や世界はリアルタイムで繋がっている。鎖国ができる状況ではない。

「日本を取り戻す」とすれば、古くは中国・朝鮮、続いてポルトガル・オランダ、明治維新になってからの日本文化を否定してまでの欧化政策、そして戦後のアメリカ化といった異文化への好奇心とその積極的吸収の姿勢ではないのか。日本の経済発展は柔軟な吸収能力の賜物ともいえよう。

今や、吸収すべき異文化はない、と思ってしまいそうでもある。しかし世界は英語によるインターネット上のコミュニケーションで新しい文化が生まれている。「イスラム国」もその負の一例といえるかもしれない。一部の企業や大学などで国際化への関心の高いところもあるが、それが伝わらないのはやはりメディアの責任か。

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宇田川町が動き出す(2015-4-9)

平成30年度に新しい渋谷区庁舎が完成する計画になっているが、区庁舎と東急本店の間、渋谷センター街の奥でもある宇田川町も動き始める。
井の頭通りの西側一帯の大規模再開発が4月30日から平成30年3月にかけて行われることが、都市計画法による開発許可済の標識に書かれている。開発区域の面積は6006.59㎡で、これまで駐車場であったところに加え、周辺の建物を解体しての再開発となる。
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住友不動産が開発主体であるが、建築物の高さや用途は未公開。今月中には掲示されることになるのだろう。
また、この地域の井の頭通りを挟んで区役所・神南小学校側にある、現在駐車場となっている土地でも建設計画が練られているはずである。
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パルコ、東急ハンズの建替計画も含め、平成32年を一応の目処とする開発計画は、渋谷駅周辺地域の大型再開発に対抗することになるのだろうか。

外国人観光客が目立つようになった渋谷センター街奥のエリアが、これからどのようになって行くのかも含め、これからの動きが興味深くなっている。


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陛下のパラオ訪問報道(2015-4-8)

世界3大通信社の一つとされるフランスのAFP通信が、両陛下のパラオ訪問について大きく取り上げている。そこで日本のメディアがどのように報道しているか、ホームページに掲載されている範囲で調べてみた。

一番多く報道しているのは産経新聞。羽田空港でのお言葉を日本語と英語の両方で全文を掲載している。紙面にどれだけ掲載するか興味深く思えるほど、記事の本数も多い。
日本経済新聞もお言葉を全文掲載しているが、会員でないと全文は読めない。
読売新聞は、なお2600人分の遺骨…島民「早く日本へ」との記事があるだけで、お言葉は見つからない。
朝日、毎日は関係する報道が見られない。東京新聞は共同通信の配信で「両陛下がパラオ到着 晩さん会出席、平和へ決意新たに」との記事がある。

NHKは両陛下パラオ到着 大統領夫妻と会見として戦没者中心の報道のようである。

最近は陛下のお言葉について、どの部分を記事にしたとか、どの部分がカットされていた、とか批判が多いせいか、その引用がしづらくなっているのか。

海外メディアであるAFPはお言葉の以下の部分を引用した記事を配信している。
「私どもはこの節目の年に当たり、戦陣に倒れた幾多の人々の上を思いつつ、パラオ共和国を訪問いたします。」「太平洋に浮かぶ美しい島々で、このような悲しい歴史があったことを、私どもは決して忘れてはならないと思います。」

また、AFPは、今回の訪問で陛下がパラオ共和国、ミクロネシア連邦、マーシャル諸島共和国の旧植民地(former colonies日本では委任統治と呼称)の代表と会い、それらの国々が過去のことは過去のこととすることで、謝罪を要求し続ける中国や韓国と対照的とも伝えている。

日本から英語で発信するメディアは、政府広報的なNHK WORLDがこのニュースをトップにして詳細に扱う一方、ジャパンタイムスはロイターのニュースを配信。

太平洋での戦争を自らの体験に結びつけてイメージできる世代が、日本だけでなく、世界でも少なくなっている一方、中東では現在が戦争状態という現実がある。太平洋がその名の通り、平和な海であるために「太平洋に浮かぶ美しい島々で、このような悲しい歴史があったことを、私どもは決して忘れてはならないと思います」というお言葉は重い。

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江戸しぐさ発祥の地から(2015-04-06)

4月6日の東京新聞「こちら特報部」で江戸しぐさが大きくとりあげられている。

〇「江戸しぐさ」資料の裏付けなし。
〇国や自治体がもてはやす。
〇道徳の教材で学ばせる。
〇伝統を隠れみの・・・「科学軽視危うい」
といった大きな文字が紙面に踊る。

昨年度から文部科学省の道徳教材に取り上げられてからその知名度が上がり、批判の対象になったのであろう。

江戸しぐさは、平成11年に逝去した芝三光(本名小林和雄)が目黒区大橋で昭和49年に発足させた「江戸の良さを見直す会」で、江戸町衆の口伝伝承を「江戸しぐさ」と名づけ、駒場の住区センターなどで、特にPRすることもなく勉強会を行っていた。講元として活動したのが弟子の和城伊勢氏。芝三光の没後は会の代表となった。
目黒区の大橋・駒場地域でほとんど会員限定で江戸しぐさの勉強が続けられてきたのである。

積極的にPRしたのは平成3年に芝三光に師事することになった越川禮子氏。平成19年にはNPO法人「江戸しぐさ」を設立した。積極的な展開は必ずしも芝三光の本意ではなかったようでもある。「江戸しぐさ」はNPO法人により商標登録もされているとか。

そして今年の1月には一般社団法人「芝三光の江戸しぐさ振興会」が誕生し、和城伊勢氏が理事長となっている。

道徳教材への取り上げについては、こちら特報部が取材し「NPO法人江戸しぐさのホームページなどを参考にした」という道徳教材編集作業部会の主査を勤めた人と「道徳教材はNPO法人の主張を参考にしていない。江戸しぐさが歴史的な事実だとはいっていない」とする文部科学省教育過程課の課長補佐のコメントが出ている。文部科学省は江戸しぐさという言葉を使っている関係者へのヒアリングをせず、歴史的事実とも認めない「江戸しぐさ」を教材に使っているのだろうか。

江戸の良さを見なおす会として最後に2012年4月から13年3月にかけて開催した江戸しぐさ講の第1回は以下の言葉からはじまった。

「江戸しぐさという言葉が、その本質の理解を伴わないまま一人歩きしています。芝講師が「江戸しぐさ」と名付けてその普及活動に人生を費やしたのは、決して表面的な「お作法」の伝播のためではありません。残念なことに、今日江戸しぐさと聞いて大多数の方が思い浮かべるのは「傘かしげ」や「こぶし腰浮かせ」に代表される表面的なものばかりです。これらは江戸しぐさのほんの一部であって、マナー講習やハウツーもので便利に使われる単なる道具でしかありません。」

そして12回目の最終回に「江戸しぐさ」は生活に大事なものを共有し「共生」するという暮らしです!と結んだのである。

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区議選の告示は4月19日(2015-04-05)

4月26日(日)に投開票の行われる区議会議員選挙の告示日は19日(日)。その日から掲示板にポスターが貼られ、翌20日から選挙広報が配布される。

公職選挙法の規制により、本人や政党が立候補するとはいえない。国政選挙では事前予測がメディアで大々的に報道されるが、区議選レベルになるとそれもない。投票率が低いのは当たり前である。

それでも候補者や政党から、区政レポート、討議資料、区議団ニュースが出されているから、その気になれば候補者を知ることができる。議席数が4名を超える政党は地区割りをしているから、その地域の候補者がわかれば十分なのだろう。

駒場・大橋地区の政党の候補者としては、自民党が新人の鈴木理志氏。公明党が現職の川原のぶあき氏。共産党も現職の森美彦氏といった顔ぶれ。民主党は地区割りが不明で、無所属では元民主党の鴨志田リエ氏、元みんなの党の秋元かおる氏、それに竹村ゆうい氏が顔を出している。

選挙戦は1週間。ライバル候補の選挙違反がないかどうかのチェックも始まっているのかもしれない。

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渋谷区長選挙の動向(2015-04-03)

4月26日に投票が行われる渋谷区長選挙に、桑原現区長の後継指名を得て長谷部健区議会議員が政党の推薦なしに立候補することになった。
4年前の区長選では27530票で当選した桑原区長に7313票の差で敗退した、元渋谷区議・都議会議員の経歴をもつ矢部一氏が、今回は民主党・維新の党・生活の党・社民党推薦を得て立候補を表明しており、また自民党推薦で都議会自民党幹事長の村上英子氏の出馬も決まっていた。
そんな中での後継指名を受けた長谷部氏の立候補である。

渋谷区は同性カップルに関わる「渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例」が可決して話題になっている。3月の採決では自民・公明の賛否が割れた。
それが今回の選挙で改めて問われるかどうか。

区議会議員選挙も同時に行われる中、各候補者がどのようなスタンスで臨むかを含め、その動向は渋谷区民でなくとも注目に値する。

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