SHIBUYA109とシブヤの将来(2015-1-6)
1月5日のシブヤ経済新聞によると、1月2日の初売りでのSHIBUYA109の総入館者数は昨年より5000人ほど少ない約5万5000人で、売り上げは、昨年の3億7,000万円から7,000万円ほどダウンしたとのことである。2012年まで5年連続で4億円を突破していたものの、以降は右肩下がり、と報じている。
4億円から3億円といえば25%減だから相当なもの。1日だけの売上とはいえ、全体の傾向を反映していると見てよいだろう。
新しいファッションを求める女性が原宿に移っていることもあるかも知れないが、15歳から19歳の女性の日本の人口が、平成2年の488万人から平成24年には306万人と37%も減少していることは見逃せない。今では外国人観光客が売上の頼みになっているといってもよいのだろう。
確かにシブヤの街を歩いている外国人観光客が目立つようになった。混雑具合はこの10年で変化がないようだから、それだけ日本人の来街者が減っていると見てよいのではないか。
少子高齢化と国際化の波は間違いなく押し寄せていることをシブヤの街を歩いていて感じられる。その傾向は今後も続くわけだから、2020年にはどんな店にどんなモノが売られているのか、5年先のことが読みにくい。
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