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2015年1月

タイ料理研究所という名のレストラン(15-01-27)

駒場東大前商店街の裏側になる住宅地に「タイ料理研究所」看板が出たのは2013年8月のことのようだ。都心にあるタイレストランの研修スペースとして使われていたようで、レストランとしての営業は去年の6月からとある。ホームページの開設を今年1月8日に行い、本格的な営業体制ができたことになる。

入口は雑然としていて、ちょっと入りにくい雰囲気で、「タイ料理」と大きく書かれているのが入口!レストランというより、料理研究所の試食スペースというイメージなのかもしれない。「素材と調理技術の絶えまざる向上により本格的かつ美味しいタイ料理を追求し、タイ料理とタイ文化の普及を通じて社会に貢献することを目的とします」というのがタイ料理研究所なのであるから。
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ランチタイムに入ったところ、4人がけの2つのテーブルが満席で、奥の2人がけの席に案内された。注文したのは、ガイ・パット・バイ・ガバオ・ラートで、鶏ひき肉のバジル炒めということ。隙間が広い木製のスノコテーブルの上に、まず生春巻と辛いスープが出される。
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そしてタイで人気ナンバー1のメニューという料理。コメはもちろんタイ米を使っている。
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その他にも本格的タイ料理の定番が揃う。ランチが11時30分から15時30分、ディナーが17時30分から23時の営業時間である。

日本で味わえる最高の大衆向けタイ料理であってもおかしくない店。まさに穴場といえよう。

http://www.sscy.co.jp/research/


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アラブ世界からの日本語ニュース(15-01-25)

現在関心が高まっているアラブ世界なのだが、その事情はきわめて複雑で一般の日本人の手には負えないと考えるべきだろう。国際紛争が絶えない一方、その原因も分かりづらい。
まずイスラム教の基礎知識はここで学ぶとして、アラブ世界の国々が相互にどのような関係にあるのか。石油資源とイスラエルの保全がアメリカをはじめとする各国や国連の強い関心を集めていることはいうまでもない。
シリア内戦、レバノンのシーア派組織ヒズボラや、トルコ・シリア・イラク・イランではクルド人問題を抱え、紛争の火種はつきない。
外務省で情報収集と分析をした上で懸案事項について関係閣僚の判断を得るのだろうが、それを批判する立場の論拠も問われよう。当然秘密保護の対象事項があるはず。それでも国際情勢については、インターネットで知ることのできることは多い。紛争の当事者によるプロパガンダも多くなっている。そうした情報分析なしでの政治判断はないはずではあるが、論評には雑談レベルのものも見かけられる。また、それらに対する公開批判も簡単になっていることも最近の傾向である。

アラブ世界から日本語で発信されているニュースソースとして、Iran Japanese Radioを見つけた。英語であれば大手通信社などが各国ごとのニュースを配信している。
アラブ世界に限らず、世界の最新ニュースを日本語でも直接閲覧できるようになっている今、積極的に海外メディアに接することのできる環境を以下の画面で整備したい。
http://www.shibuya-west.com/2_world.html

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魅力いっぱいの神津島(15-01-12)

神津島観光の目玉は、ダイビングをはじめとするマリンスポーツと、天上山のトレッキングなのだろう。天上山は360度海という展望と、さまざまな植物が素晴らしいという。それを見ずに神津島に行ったとは言えないのかも知れないが、それにしてもこれまで紹介してきたように、観光地としての魅力は十分にある。

その一方で、民宿の数がバブル期の200軒近くから現在は40軒程度と減っていて、ホテルは1軒だけ。立派なリゾートホテルができたものの開業することなく、放置されたままとなっている。
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海を見下ろす展望プールも使われることなく水がたまっている。
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その先、枠の中の白い建物が温泉保養センター。
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トンネルの先になる。
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温泉保養センターにある海岸沿いの露店風呂は、一昨年の台風被害により源泉井戸の一つの温度が低下して使えなくなり、室内での入浴ができるだけの状態。

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それでも海の見える休憩室でゆっくりとくつろぐことはできる。

そんな魅力いっぱいの神津島なのだが、少子高齢化が進む中、距離感、宿泊施設の点から高齢者には敬遠されそうである。日本各地の観光地で進んでいる外国人観光客を呼び込むことも、時間的な問題から、難しそう。

きめ細かくインターネットでファンを集めることが一番の近道か。神津島観光協会はフェイスブックページで日々更新をしている。

https://www.facebook.com/visit.kouzu

今では知る人の限られる神津島もインターネットを通じて関心が高まるようになるとよい。

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神津島の歴史物語(15-01-11)

神津島の人口は1934人で、駒場1丁目の人口2324人より少ない。面積は18.48平方キロで、目黒区や渋谷区より広く、港区よりやや狭い。そんな離島であっても、いや離島である故か、そこにはいくつもの歴史物語がある。

本土にある石器の調査により、石器として使われた黒曜石の採掘で、神津島が伊豆半島との間で有史前から太平洋上の航海があったことが確認されている。関西から関東への航海の途中にある伊豆の島々は古くから知られていたに違いない。
島の鎮守である物忌奈命神社は西暦で840年の事柄を記録する史書に記されている。838年にあった島の噴火は日本の歴史に残るものであった。神門には寺院の山門でよく見る仁王像ではなく、刀を持った人物像が置かれている。
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敷地内にある薬王殿の薬師如来像は年に1度の御開帳という幸運に偶然巡り合い、拝観することができた。

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伊豆諸島創生神話に基づいて、島々の神様をモニュメントにしたものが島の中心部の海岸にある。神々が各島への水の配分について会議をしたというのである。
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秀吉の朝鮮出兵の折、キリシタン大名の小西行長が朝鮮から連れてきたとバチカンの記録にある「おたあジュリア」は、徳川家康の大奥に入り、キリスト教の棄教をしなかったことから神津島に島流しになり神津島で生涯を終えたとされている。ヨーロッパにある史料から本土に戻ったとの説もあるものの、墓も残されている。
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毎年5月の第3日曜日にはジュリア祭が行われ、昨年はその第45回。東京、長崎、大分教区からカトリックの神父が参加している。流人墓地にジュリアの墓といわれるものがあり、ありま展望台には巨大な十字架が建てられている。ジュリア祭には韓国から来る人もあるようで、途中の展望台にはハングルの表示もあった。

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平成12年7月には震度6弱の地震と台風の大雨による被害があり、翌平成13年天皇皇后両陛下行幸での御製の碑も。

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さまざまな歴史物語をもつ神津島は文字通り神の島といってよいのかも知れない。

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神津島に何がある(15-01-10)

神津島は石器時代から縄文時代にかけて、良質な黒曜石の原産地として知られ、伊豆半島に運ばれていた。そこでナイフや矢じりなどに加工され、各地に広がったといわれる。西暦838年7月には天上山の大噴火があったと記録され、山の姿が変わったかも知れないが、海岸線は石器時代そのままなのではないかと推測できる。

神津島に何があるのか、との問いに対する答えは、手つかずの自然ということだろう。

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海岸沿いに道路のあるのは島の周囲の3分の1ほど。急斜面が海に落ちている。そんな自然の中に集落が1か所だけある。離島でなければ味わえない景色がいたるところにある。

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夏はダイバーや海水浴を楽しむ人が来るのだろうが、1月の平日、観光客の姿を見ることはなかった。
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リゾートホテルは建設されたものの、そのまま放置されている。調布から30分余りで来れることを知る人は少ないし、その便を利用できる人の数は最大で1日57人。船だとジェット船で3時間45分、定期船だと12時間近くもかかる。交通機関の発達により、大都市から何時間で目的地に来ることができるかが重要になってきている中、観光客は減っているという。土産物屋も港の施設に一応あるけれど海産物しかない。

それでも、手つかずの自然に手軽に接することができる魅力は大きい。1日57人しか運べない飛行機で行く価値があると考えるのは圧倒的少数派なのだろうけれど。

海岸に下りる道
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険しい崖が島の周囲の大半
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ちょっと危険な崖を下りて海岸へ。
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美しい入江は夏は海水浴の場となる
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崖の上に広がる雄大な大自然
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調布から40分で大自然の中へ(15-01-09)

東京での街から大自然の中に短時間で飛び込む方法がある。京王線の調布駅から近い調布飛行場から新中央航空の19人乗りの小型機で伊豆諸島に飛ぶのである。夏なら海水浴やダイビングで賑わう島々のうち、冬の神津島に行ってみた。

飛行場から飛び立つと川崎、横浜の市街を見下ろし、江ノ島で海に出る。富士山もよく見えた。

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機内は狭いので飛行機の動きを感じやすい。

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太平洋上に並ぶ大島、利島、新島、式根島を下に見て30分余りで神津島に到着。崖の上にある飛行場である。眼下は太平洋で、大自然の真ん中にあると言ってもよい。

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人影のない海岸と大海原の夕日。大都会からこんな大自然の中にいきなり飛び込むことができるのは、調布飛行場ならではだろう。

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忙しい大人の休日にはふさわしいコースともいえそうなのだが、それほど知られていないようだ。

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SHIBUYA109とシブヤの将来(2015-1-6)

1月5日のシブヤ経済新聞によると、1月2日の初売りでのSHIBUYA109の総入館者数は昨年より5000人ほど少ない約5万5000人で、売り上げは、昨年の3億7,000万円から7,000万円ほどダウンしたとのことである。2012年まで5年連続で4億円を突破していたものの、以降は右肩下がり、と報じている。

4億円から3億円といえば25%減だから相当なもの。1日だけの売上とはいえ、全体の傾向を反映していると見てよいだろう。

新しいファッションを求める女性が原宿に移っていることもあるかも知れないが、15歳から19歳の女性の日本の人口が、平成2年の488万人から平成24年には306万人と37%も減少していることは見逃せない。今では外国人観光客が売上の頼みになっているといってもよいのだろう。

確かにシブヤの街を歩いている外国人観光客が目立つようになった。混雑具合はこの10年で変化がないようだから、それだけ日本人の来街者が減っていると見てよいのではないか。

少子高齢化と国際化の波は間違いなく押し寄せていることをシブヤの街を歩いていて感じられる。その傾向は今後も続くわけだから、2020年にはどんな店にどんなモノが売られているのか、5年先のことが読みにくい。

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