神津島に何がある(15-01-10)
神津島は石器時代から縄文時代にかけて、良質な黒曜石の原産地として知られ、伊豆半島に運ばれていた。そこでナイフや矢じりなどに加工され、各地に広がったといわれる。西暦838年7月には天上山の大噴火があったと記録され、山の姿が変わったかも知れないが、海岸線は石器時代そのままなのではないかと推測できる。
神津島に何があるのか、との問いに対する答えは、手つかずの自然ということだろう。

海岸沿いに道路のあるのは島の周囲の3分の1ほど。急斜面が海に落ちている。そんな自然の中に集落が1か所だけある。離島でなければ味わえない景色がいたるところにある。

夏はダイバーや海水浴を楽しむ人が来るのだろうが、1月の平日、観光客の姿を見ることはなかった。

リゾートホテルは建設されたものの、そのまま放置されている。調布から30分余りで来れることを知る人は少ないし、その便を利用できる人の数は最大で1日57人。船だとジェット船で3時間45分、定期船だと12時間近くもかかる。交通機関の発達により、大都市から何時間で目的地に来ることができるかが重要になってきている中、観光客は減っているという。土産物屋も港の施設に一応あるけれど海産物しかない。
それでも、手つかずの自然に手軽に接することができる魅力は大きい。1日57人しか運べない飛行機で行く価値があると考えるのは圧倒的少数派なのだろうけれど。
海岸に下りる道

険しい崖が島の周囲の大半

ちょっと危険な崖を下りて海岸へ。

美しい入江は夏は海水浴の場となる

崖の上に広がる雄大な大自然

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