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変わる公園通り(2014-10-1)

公園通りの名称は当時は西武グループだったパルコが1973年6月に誕生したときに名付けられた。1970年代から90年代のはじめまで、パルコと渋谷西武は日本の流行の発信地であったといってもよいのだろう。

しかし最近ではにぎわいが低下し、渋谷での拠点性も薄れ、狭い歩行者空間、路上での荷捌きによる安全性・景観上の問題といった課題が目立つようになったという。パルコPart1のオルガン坂をはさんで北側に1975年に開業したPart2は、ビルの耐震性の問題から解体されている。

そうした課題を解決すべく、パルコはパルコPart1と1981年9月に開業したPart3を取り壊し、東急ハンズが入居しているビルの建替えも含め、緑地スペースを考えた形での新たなビルの建設計画が進められている。公園通り、オルガン坂、井の頭通り、ペンギン通りに囲まれたエリアの再開発を実施しようというものである。

そこでは、緑地や帰宅困難者対策スペース、荷捌きスペースや駐輪場もつくるとしている。パルコのビルの低層階は商業施設、中層階には劇場をつくり、その上はオフィスにするという構想で現在渋谷区と協議中という。

構想では、パルコは2016年春から事業を開始し、2019年秋の開業をめざす。一方、東急ハンズのビルを所有するヒューレックスは、2019年ごろから事業スタートの計画としている。東急ハンズが渋谷駅再開発事業により2019年に東急プラザのある場所にできるビルか、2020年完成予定の東口のビルかに移転した後ということだろうか。

1965年に完成した渋谷区役所庁舎も渋谷公会堂と共に建替えられ、渋谷公会堂は地上5階建て、現在と同様2000席規模のホールとなって公園通りに面して建てられる。これは2019年度の完成予定となっている。

渋谷駅から公園通りへの人の流れを呼び戻すには、建物だけではなく新たな文化的魅力を創出する必要があるだろう。それが何になるのか、5年後のことを想像するのは難しい。
いずれにしても、渋谷公会堂からパルコを経て渋谷駅まで、国際観光地シブヤとしての景観づくりが求められている。

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