2027年の渋谷(14-8-1)
オリンピックは2020年。それから更に7年後の2027年度に完成させる計画で渋谷駅再開発の工事が進んでいる。10階建て以上の高層ビルが8棟建設されることになる。完成は2018年度に2棟、2020年ごろに4棟、2027年度までに2棟という計画で、埼京線・湘南新宿ラインのホームと、地下鉄銀座線のホームの移設もそれまでに行われる。
東横線ホームが地下深くもぐり、乗り換えがしづらくなったと不評のようであるが、これから13年に渡る工事期間、JRと地下鉄銀座線のホームへの導線がおそらく何度も動くことになり、不便な駅となってしまうことは避けられまい。
そこで、その負のイメージを払拭するためにも、いろいろなイベントが企画されることになるだろう。今年から2020年までの予定で開催される渋谷夏祭りもその一つか。
渋谷駅再開発に関わる8棟の高層ビルは発表されたが、それ以外にも再開発の可能性のある土地は駅周辺に少なくない。今日から渋谷ヒカリエ11階のスカイロビーで公開されている2027年の渋谷駅周辺の500分の1スケールの模型は、いうまでもなく再開発計画の範囲なのだが、それ以外にどんな構想がそれぞれの地権者、ディベロッパーにあるのかはうかがい知れない。
世界の中の東京、東京の中の渋谷がこれからどう見られていくだろうか。スクランブル交差点の現在の眺めも変わっていく。
現在のヒカリエから見た渋谷駅
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