末永みらいの世界(14-8-24)
日本文化が好きになり、日本で生活をしたいと思うようになったロンドン生まれの華人系マレーシア人、ダニー・チュー氏が作ったマスコットキャラが「末永みらい」。日本文化を世界と共有し、外国からアクセスし易くさせることに使うという。
イラストやコスプレ衣装として先行し、2013年には観光庁の公式マスコットキャラとなっているが、末永みらいを人形として商品化し、60センチのスマートドールとして発売したのは今年の6月。価格は58、000円という高価なものにもかかわらず、注文が殺到していて、現在受注は止めている状態という。受け付けた注文の出荷は9月中旬から10月中旬にかけてとか。その上、こんなことを書いて注文を抑えているほどの人気である。「なお、みらいちゃんは至らないところは多くて正直他のドールメーカーのクオリティーに到達していなくて、既存のドールユーザーにお勧めできません。絶対買っちゃダメ!後悔する確率は高い!」と。
海外にファンが多く、マレーシア、インドネシアなどでキャラクターとしてさまざまな形で使われている。しかし、スマートドールの生産については、「海外での生産はコストの安さしかメリットが見当たりませんでしたが、日本国内はコストが割高ではあるものの、生産する理由は沢山ありました。」ということですべての生産工程を日本国内で行っている。
こうしたポップカルチャーにより、日本文化に関心を持つ海外の人たちは飛躍的に増加しているようである。ちなみにスマートドールはSmart Doll。SMARTはSMがSocial MediaでSocial Media Artだということ。ツイッターとフェイスブックといったソーシャル・メディアをフルに活用しての日本文化のPRには、日本の日常をあたりまえと感じている日本人よりも、英語が自由な海外出身の人の方が適しているのだろう。
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