野次議員の功績(14-6-24)
都議会での野次が、それを受けた議員のツイッターによる反撃から、ネット上で知られるようになった。新聞での扱いもむしろ海外メディアの方が大きかったようである。
国会や都議会での野次は日常茶飯時。渋谷区議会でも盛んである。そんなことから沈静化できると関係者は踏んでいたのだろう。党が本格的に動き出してから名乗り出た本人も当初は記者に対して虚偽の対応をしていた。そして謝罪会見。
そこでの記者とのやりとりの全文を読むと、要するに「名乗り出なかったというか、私がやりました、ということでお詫びをする機会を逸してしまったということです。本当に申し訳なく思っております。多くの皆さまにご迷惑を掛けしたことに対しては、私自身、心から反省しております。本当に申し訳ございませんでした」の繰り返し。
情勢判断、危機管理を誤ったということはあるが、ここで議員辞職という前例を作ることは、ほとんど野次の禁止に等しい。悪質な野次は少なくないし、野次は議員の文化との意識が優勢のようなのでそこまでの問題にはなるまい。
マスメディアも今日この謝罪会見を大きく扱って幕引きなのではないか。会見でのやりとりを読むとなかなかしたたかだから議員としての資質はあるのだろう。選挙民に対して説明する能力は優れているのかもしれない。8人いる大田区の都議会議員の中でトップ当選しているから、自信もあることだろう。
いずれにしても議員辞職に値するかどうかは大田区民の判断である。仮に議員辞職となれば次点繰り上げ当選となるのはみんなの党の前区議。来年の区議選を前に大田区民の関心を高めることになったとすれば、功績があったともいえないだろうか。また、女性に対する発言についての警鐘を鳴らしたことも、長い目でみると評価されるのかもしれない。
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