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ソーシャルメディアで繋がる読書スペースがオープン(14-6-15)

道玄坂上に図書室の中で飲食をする「森の図書室」が7月1日にオープンする。30歳のオーナーである森さんの名前から「森の図書室」ということで、森の中にあるわけではない。その開店前イベントとしての読書パーティーが、13日から3日間開催された。16日から30日までは対象がクラウドファンディングで参加したパトロン1736人に限定した営業で、7月1日からは誰でも気軽に立ち寄れることになる。営業時間は当面午後6時から午前1時まで。仕事帰りの本好きの人が集まることを期待している。

渋谷とはいえスクランブル交差点からでは遠すぎる場所。道玄坂に面していても、目印は古いビルの入口にあるフロアーごとの表示だけである。最新のビルのものともクラッシクなそれともかけ離れたエレベーターや、入口のドア、そして店内も従来のオシャレなシブヤのイメージとは程遠い手づくり感覚といえよう。

しかし、ここはインターネットのSNSで繋がる世界。本の貸し出しもフェイスブックで管理するとか。SNSに無縁な人には適度な敷居の高さといってよい。また同席した新宿から来た人も「近くです」という位の感覚で、渋谷とも無縁だったエリアの人たちの期待もあるようだ。

大規模開発事業では、物販、飲食、サービスといった切り口でオシャレな箱を提供する。そんな場所が東京中いたるところにできてしまった。まち全体を観光地化する努力もされている。「森の図書室」はそんな誰もを対象とするテレビ時代の店ではない。SNSで繋がった同好の人がリアルな場で出会うちょっと秘密の場所。読書好きとはいえ、その読書内容は人によりさまざま。同じ分野・作家の愛好者がSNSで呼びかけ合い、ここで語り合える場となることを目指すのではないか。

いずれにしても渋谷には人の交流の場としてのブランドができている。サッカーの試合があるとわざわざ渋谷に集まってくるようにもなっている。読書を楽しむ人たちが集まる場に派手さは不要であろう。このエリアにふさわしい新しいタイプの文化の拠点が、デジタルネイティブ世代の力で誕生したことをよろこびたい。


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