駒場のフリーマーケット(14-5-25)
25日、駒場東大前商店街で年に1度のフリーマーケットが開催された。商店街といっても会場にあたる100メートル足らずの通りにある物販店は、古くからある時計屋、パン屋、電気屋と、最近できた食品スーパーのマイバスケットだけ。しかも、マイバスケットの他は日曜で休みという中でのイベントである。人通りのいつも少ない日曜日だから来場者の少ないのは織り込み済み。特徴といえるものがないのも、商店の業種が限られているからだろうが、元気のいいのは焼き鳥と焼きそばを販売する東大の駒場祭委員会の学生たちであった。赤い法被姿が目立つ。商店会の会員ではないが、商店会のイベントには今や欠かせない存在となっているようだ。
駒場のフリーマーケットということでは、秋のこまばの祭りの規模が大きい。とはいえ、いずれにしてもあまり新鮮味はなく、店を出す楽しさを味わうものなのだろう。
そんな中で目立ったのが洗濯板。電気洗濯機が使われるようになるまでは洗濯に必ず使われていて、どこに家にもあった。今では使われなくなって珍しいだけに、口上をつけておもしろく売れば買い手がつくものかもしれない。洗濯板という言葉は、かつてセクハラ的な表現にも使われていた。
これからの駒場のフリーマーケットに期待しよう。
何かに使えそうな洗濯板
赤いハッピ姿が東大生の助っ人
雰囲気を盛り上げていたファッション業界の経営者とプロデューサー
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