桜の名所 (14-4-9)
観光名所はテレビが作るものかもしれない。特にニュースで紹介されるとその認知度が高まり人が集中する。しかし、桜の名所など東京の区部だけでも行ききれないほどあるのではないか。そんな知らない名所を期待して二子玉川から仙川沿いに、世田谷区の西端を南から北へと歩いた。
最初の名所は世田谷妙法寺。枝垂れ桜が有名とかで、今年もNHKで紹介されたらしい。花びらが落ちてピンクのじゅうたんになっていた。毎年ソメイヨシノが開花する頃に満開になるとのことである。敷地内の墓地の奥にはおおくら大仏がある。昼間は本堂の方を向いていて、夜は世田谷通りを見下ろすという。
次が東宝スタジオのあたり。目黒川のようなお花見スポットではあるが人出は少ない。駅から遠いせいだろう。周囲が高層ビルという目黒川とは違い、閑静な住宅地の環境である。
成城学園横を通ってたどり着いたのが都立祖師谷公園。仙川沿いのサクラはワシントン市のポトマック公園のサクラの苗を寄贈されたものだそうだ。
日本全国にサクラの名所は無数といってよいほどある。山の緑や水のブルーを背景とするそれぞれの景観美を誇るのだろうが、花だけなら東京で間に合わせることもできる。さまざまな花と景色の組み合わせが旅情を誘うことになるのだろう。
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