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桃源郷を訪ねて(14-4-17)

山梨県は日本一のブドウの産地として知られるが、桃はブドウ以上のシェアがあり全国収穫量33%に達する。その桃の花が畑を埋めるのは4月中旬の限られた期間。ちょうど菜の花の咲く時期と重なり、まさに桃源郷という名にふさわしい光景を見にいってきた。
まず訪れたのは韮崎市の新府桃源郷と呼んでいる桃畑にある農道を歩くコース。遠景には鳳凰山、駒ヶ岳、八ヶ岳連峰、茅ヶ岳、それに白くて大きな富士山があって四方を囲む。その中心にあたるのが新府城跡である。武田信玄の子、武田勝頼が織田・徳川の軍勢に対抗するために1582年に築城したが、武田氏の滅亡後、1590年の北条氏滅亡により廃城になったとされる城跡はソメイヨシノが散り始めというところ。サクラの花咲く静かな高台から、のどかな桃源郷の景色を見下ろす気分は格別であった。無論、城を作った頃には桃源郷でなかったことは確か。桃畑になったのはそれほど昔のことでもあるまい。
有名な弘前城をはじめとして、城にサクラはつきもののようでもあるが、歴史認識としてそれが適当なのかどうか、などと余計なことを考えてしまう。

甲府盆地というと夏の暑さがよくニュースになっているせいか、春の美しさをこれまで知らなかったのは残念でもある。

新府城跡のソメイヨシノ
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新府城跡の高台から八ヶ岳が遠景にある桃源郷を望む
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富士山が見える花桃の農道
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鳳凰山と右にわずかに見える甲斐駒ケ岳
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