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駒場と目黒区の関係(14-3-15)

駒場というと東京大学駒場キャンパスのことをイメージする人が少なくない。駒場が目黒区内の地名と知る人は、目黒区民でもそれほど多くはないだろう。自分の住所以外の地名がどこの区なのかは気にしないのが普通ではないのか。

駒場東邦、筑波大付属駒場、駒場学園といった学校は世田谷区にあるし、都立駒場高校は目黒区大橋が所在地である。それどころか、駒場3丁目と4丁目は渋谷消防署の管轄となっているらしい。駒場という名称と、住居表示としての目黒区駒場が必ずしも同一ではないように思われる。

目黒区と渋谷区の境界は明治以前からのもの。三田用水が流れていた尾根が自然の境界となっていたことからだろう。しかし現在の実質的な地域の境界は幹線道路である。渋谷区と目黒区との区界は山手通・旧山手通に近いところにあるが、国道246号線による地域の分断はより大きいといえないだろうか。

駒場住民からすると、区役所や税務署などの公的機関が渋谷区の方が近いから目黒区ではなく渋谷区であってほしいと考えるのが自然である。通勤など日常生活も駒場東大前駅や淡島通りのバス停から渋谷駅に向かうのが普通だし、目黒区の区民施設より渋谷区の施設の方が利用しやすい。市町村合併を行うに当たって住民投票で選択できるようなことがあれば、渋谷区編入を希望する住民が多くてもおかしくないだろう。

東京23区は1947以来67年もの長い期間その区域に変更がない。その効率性を求める立場から再編を求める考えもあるようだ。とはいえ、区の職員や区議会や都議会の議員といった当事者にはインセンティブがないから、残念ながら当面見直しということはなさそうである。

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