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2014年1月

東京を考える(14-1-25)

1月24日の渋谷WESTおしゃべりサロンでは、江戸しぐさについてのお話を、江戸しぐさという言葉を創出した「江戸の良さを見なおす会」代表の和城伊勢さんから伺った。今年から小学校の道徳教育に取り入れられるということからか、問合せが増えているという。
サロンでは、江戸しぐさについての話が広がる中で、江戸や東京についての理解が人さまざまであることを改めて感じさせた。
江戸とはどこまでなのか、下町、山の手とは、などなど。小学校低学年で郷土のことをどれだけ学ぶのかは地方によって違うのだろうが、参加者の郷土はさまざまで、そこが東京ということなのだろう。
日本全国には郷土意識というものがあるが、東京の場合は江戸っ子意識のある下町の一部の地域を除けばその意識は希薄である。住民の出身地が東京ではないケースが多いし、東京出身といっても通学圏が広かったりして土地と人とのつながりができにくい。目黒だ渋谷だといっても、沿線が違うと地元意識をもちにくいのではないか。
そんなことから「駒場/目黒/東京/日本」という視点でおしゃべりをする時間をもってみたい。一人一人が、それぞれについてどのような意識をもっているのかということについて意見を交わしてみようというものである。
次回の「おしゃべりサロン」は2月13日(木)午後2時から。駒場住区センターで開催する。

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都知事選のスタート(14-1-23)

都知事選がスタートした。年末までは無所属ながら政党が支援・支持する宇都宮健児、田母神俊雄、舛添要一の3候補の争いと見られていて、舛添候補楽勝かとの雰囲気もあった。そこに1993年から94年にかけて8ヶ月余りの期間内閣総理大臣を務めた細川護煕が立候補することになり、2001年から2006年までの5年半に渉って総理大臣の地位にあり、自民党の看板のような立場にあった小泉純一郎と組んで街頭演説をすることになったのである。政党は他の人の応援演説などは受けず、二枚看板で勝負に出たともいわれる。郵政民営化に替わるワンフレーズは脱原発。宇都宮候補の票を奪うことにはなるのだろう。

自民党都連の「TOKYO自民党」というサイトにある掲示板を見ると、党として支援する舛添候補を批判し、田母神候補を支援する意見が多い。安倍首相を支持する田母神氏というような表現もある。自民党が除名した候補を支援するのは納得できない、との声が党内に多くてもおかしくないし、田母神候補の考えに共感する議員も少なくないはず。片山さつき、小泉信次郎といった応援演説を期待されていた国会議員からの支援も断られている。
田母神候補はニコニコチャンネルの応援演説タイムシフト視聴が1567でトップ。2位の細川候補の878、3位のマック赤坂候補566、4位の舛添候補549を大きく引き離す(23日午後8時時点)。

そんな中、締め切りぎりぎりで立候補したのが家入一真。ネット系の起業家で35歳。ポスター掲示も街頭演説もせず、ネットで選挙運動を行い、ネットで提案を集めて政策を作るという人物。堀江貴文が供託金300万円の貸与も含め全面協力している。従来の選挙のやり方を否定するものだが、選挙運動をせずに都知事に当選した、かつての青島幸夫とは違い知名度がないだけ、どこまで票を伸ばせるのか。

メディア企業による情勢調査はこれからのこと。過去の選挙の結果から推測することは難しい。報道される有権者の声やコメンテーターの声よりも、ツイッターから流れてくる情報に真実味を覚える。いずれにしてもインターネットにより若い人たちの関心が高まり、投票率が上がることだけは期待したい。

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松涛美術館のリニューアル(14-1-18)

昨年3月からリニューアル工事のため休館になっていた渋谷区立松涛美術館が、今日開館となった。渋谷区小中学生絵画展をそのオープニングとしているが、併催となっている六田知弘(ムダトモヒロ)写真展「3.11時のイコン 東日本大震災の記憶」の方がより多くの人に関心をもってもらえそうな展示である。
「津波にのまれたモノに堆積した時間」ということで、瓦礫の中で見つけたものを一点一点撮影した作品の数々。2011年3月11日から、あと2ヶ月足らずで3年の日々が流れたことになる。今では福島の原発事故がクローズアップされがちなのであるが、岩手県から宮城県にかけての海岸沿いの復興も忘れてはならないと、改めて感じさせる内容となっている。撮影した場所は仙台市(荒浜)、石巻市、気仙沼市、陸前高田市など。福島県広野町にある汚染廃棄物仮置場のフェンスの写真もある。
2月2日までの展示で入場無料。1月26日(日)には六田知弘氏によるギャラリートークも開催される。
今日はリニューアルを記念して弦楽四重奏のミニコンサートも開かれた。松涛美術館のこれからのスケジュールに期待したい。
http://www.shoto-museum.jp/

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WEBマガジンを目指して(14-1-16)

地域情報サイトとして運営している『渋谷WEST』を、WEBマガジンといえるような形にしていく。その第一歩として、これまで「上出義樹のメディアウォッチ」を掲載していたのに加え、今日から「駒場、松見坂のフレンチ『ビストロエガリテ』ご近所情報」と「弓香の草稿」を読んでいただけるようにした。

「駒場、松見坂のフレンチ『ビストロエガリテ』ご近所情報」は松見坂に昨年9月にオープンしたばかりの『ビストロエガリテ』のオーナーが、お店とご近所の様子を伝えるもの。ブログを『渋谷WEST』が転載させてもらうというものである。食材の生産地を身近に感じさせてくれる内容にもなるようだ。

「弓香の草稿」というのは仮称ではあるが、アルゼンチンタンゴのダンサーである笠原弓香さんが、身近な世界を鋭い観察眼でこれまでフェイスブック上に書いて来られた文章を転載させていただくというもの。「ワインで楽しむ食と文化のまち」の世界をイメージしているかのようでもあり、このサイトの読み物としてふさわしい。

これまでも議員の方々など、それぞれのブログにリンクを張ることはしてきたが、寄稿のお願いは「上出義樹のメディアウォッチ」にとどまっていた。これからは、今日から公開したものに加え、さまざまなタイプのコラムが掲載されるようにしていく。

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江戸しぐさが学校教材に(14-1-8)

文部科学省は12月26日に道徳の教科化を発表し、小中学校の道徳教育の教材として、現在使われている『心のノート』に代わる『私たちの道徳』が、平成26年4月から全国の小中学生に配布されることになった。
その中に江戸しぐさが取り入れられ、小学校5・6年の教材に「礼儀正しく真心をもって ワークシート、江戸しぐさに学ぼう」という形で教えられる。
「江戸しぐさ」とは何かということで検索するとWikipediaにあり、抜粋すると以下のように紹介されている。

「特定非営利活動法人江戸しぐさ」が普及を促進している、江戸町人に由来するとする行動哲学。当該法人が「紙類,文房具類,印刷物」「セミナーの企画・運営又は開催,書籍の制作,電子出版物の提供,教育・文化・娯楽・スポーツ用ビデオの制作(映画・放送番組・広告用のものを除く)」に関し、商標権を有している。

その由来は、小林和雄が戦後の風俗の退廃を憂い、社会教育団体「江戸の良さを見なおす会」として江戸講を復活させ、弟子の越川禮子・和城伊勢に江戸しぐさを伝授した。1999年、芝の病没のあと、越川が門外不出の秘儀であった江戸しぐさをマスメディアに公開して流布させたのである。

上記Wikipediaにも記載されている「特定非営利活動法人江戸しぐさ」は越川禮子が創設したもので、「江戸の良さを見なおす会」を引き継いでいるのは和城伊勢。しかし、両者の江戸しぐさに対する考えは必ずしもすべて一致するものではない。

1月24日(金)に開催される「渋谷WESTおしゃべりサロン」では、「江戸の良さを見なおす会」代表の和城伊勢さんに江戸しぐさについてのお話を伺うことになった。午後2時から駒場住区センターで。

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渋谷駅周辺地区再開発計画の全貌(14-1-5)

渋谷駅周辺地区都市計画について東京都での決定が、昨年6月に駅街区、道玄坂街区、南街区についてなされ、暮れの12月19日には、渋谷駅桜丘口地区についての都市計画提案が東京都に対して行われた。これにより、渋谷駅周辺地区の再開発の全貌とスケジュールが明らかになったことになる。

最初に完成するのは首都高が上を走る国道246号線の南側で、JRの線路と明治通りに挟まれた東横線の線路跡を活用する南街区。4年後の2017年度に地上33階の店舗・ホテル・事務所などからなるビルが開業する計画である。翌2018年度には、渋谷駅西口広場前にある東急プラザのビルを解体した後に地上17階のビルが建設され開業する予定になっている。1階にはエアポートバスなどのターミナルにもなる。その計画だと、今年中には東急プラザは全館閉館に向け、地下の渋谷市場などの店舗の移転が始まるのだろう。各テナントがどこに移転するのかも気になる。

続いては2020年ごろ、JRの線路に沿った桜丘口地区A街区のA1棟(地上36階)・A2棟(地上15階)とB街区(地上32階)が開業する。同じころには、渋谷駅の地上46階の高さの東棟が完成する計画になっている。
地上34階の渋谷ヒカリエ並の、地上30階建て以上の高層ビルが、2020年には新たに4棟加わることになり、渋谷の景観が大きく変わると共に、その重心が246の南側に移る可能性も出てくる。

それまでの2014年から2020年までの期間が第1期。渋谷駅東棟の完成後の工事となりそうな中央棟(地上10階)・西棟(地上13階)開業予定の2027年までが第2期ということになるのだろう。東急東横店がヒカリエと向かい合う地上46階の高層ビルの中に、どのような形で移ることになるのかは、まだ白紙の状態かもしれない。

現在進行中の銀座線渋谷駅の移設工事の完成は2021年度ということで、閉館した東急東横店東館の解体工事も銀座線の駅の移設と連動するのだろう。2021年から2027年までの工事期間は、渋谷の顔が分断されていることになるのだろうか。

いずれにしても、これからの4年間は、渋谷東急プラザと桜丘の街が閉じた状態になるだけということになるのだろう。

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