『Time Out Tokyo』雑誌版の刊行(13-12-3)
インターネットや地図では既に知られているタウンガイド『Time Out Tokyo』が雑誌の形で遂に刊行された。英語なので外国人を対象にしているわけだが、それだけに興味深い記事が満載といってよい。外国人が関心持っている東京はどんなところなのか、どのような受けとめかたをしているのかを知っておくのもよいだろう。
表紙は「地球上で一番グレートな都市」とあって渋谷の写真が背景にある。地球上で一番グレートな都市の理由を50紹介する形で雑誌の内容が作られている。そして東京の中でも渋谷が最も訪問したい街ということで、大きく取り上げられている。
その一つに、渋谷の東京での地位についてのデータ紹介がある。ただしソースは東急の調査会社だそうだから割り引いて見なくてはいけないかもしれないが、次の通りとなっている。
外国人が東京で一番行きたい場所:渋谷42.5%、新宿41.8%、銀座38.1%、秋葉原33.6%、浅草33.4%。
IT企業が一番多い:渋谷134社、新宿78社、新橋・汐留35社、銀座・有楽町34社。
音楽のメッカ:渋谷67の音楽会場、新宿22、六本木、14、池袋12、銀座・有楽町11。
ファッション企業が多い:渋谷区19、新宿区18、中央区12、豊島区12.。
フリーランスで仕事がしやすい(シェアオフィス数):渋谷区37、港区27、千代田区18、中央区11、新宿区8。
待ち合わせ場所としての人気:ハチ公前広場79%、新宿アルタ前58%、東京駅銀の鈴30%、モヤイ像前22%。
エスニック料理の数:渋谷27、新宿26、銀座・有楽町25、六本木23。.
Time Out の他にも外国語で書かれた東京ガイドは英語はもちろん、韓国語、中国語の他にタイ語のものもある。外国人の見る東京といっても国によりさまざまなのだろうけれど、『Time Out 』は世界52都市をカバーする旅行ガイドの専門企業。その東京版の第1号の表紙になったことは、東京の顔が渋谷であることを世界が認めたものと理解しておこう。
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