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町へ出よう(13-12-1)

『書を捨てよ、町へ出よう』というタイトルの本を寺山修司が出したのは1967年。71年には映画化もされて流行語にもなった。今ならさしずめ『テレビを消せ、町へ出よう』ということになるだろうか。ただし、町へ出ようといっても、渋谷や銀座へ、というわけではない。自宅から500メートル圏の町のことである。

その町のことを一番よく知っているのは駒場では町会の役員。日頃から地域のことを考え、町会内の会議で課題を話し合っている。町会役員の一般的なイメージは、親の代からそこに住んでいる人たちの親睦会、あるいは行政や議員などとのつながりによる義理で参加する組織ということになるだろうか。いずれにしても、そこで新しい人間関係をつくり活動することはわずらわしい、できるだけ避けたい考える人が多いようだ。いや、わずらわしいと考える前に、誰がやっているのかにすら無関心な人が多数派なのかもしれない。外から引っ越して来ても、町会への入会方法がわからないということもあるようだ。

町会は趣味の会ではない。行政の末端組織的な機能もある。そのため、区、消防、警察や地域の学校などとの間の約束事を役員は引き受けなくてはならない。ある程度の責任が発生するし、意見の違いが出てくることもある。とはいえ、地縁のある人たちとの交流の場でもある。その活動に接すれば、地域を知るために有益であるばかりか、行政や政治の役割も見えてくるだろう。
そんな町会組織の特徴は町会ごとに独立していてそれぞれの個性をもっていること。こうあるべき、という指針はあったとしても伝わっていない。目黒区では町会より住区住民会議の活動の方が活発な地域もある。

それはともかく、駒場で地域デビューをするなら町会防災部に入るといい。防災部は消防団とは違い高齢者でも入部できる。最近の新入部員は70代の人だった。
いきなり参加する前に、まずは「渋谷WESTおしゃべりサロン」で地域の人たちの顔ぶれを見るのもよいだろう。次回は12月5日(木)午後2時から駒場住区センターで。当日会場使用料として200円を負担いただくが事前の連絡は不要である。

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