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2013年11月

ワインバー「遠藤利三郎商店」の開店(13-11-29)

旧山手通りの神泉駅入口交差点から神泉仲通に入るところに、昨夜ワインバーがオープンした。その名は「遠藤利三郎商店」とワインバーらしからぬ名前で、旧山手通りに面したワインセラーをもつワインアパートメントの建物の神泉仲通に面したところにその入り口がある。隣の酒店の看板と比較すると、控えめな店名表示である。周囲は本格的なワインバーがそこにあるという雰囲気の環境ではない。
事務所に入るようなドアを開けて中に入ると、高い天井まで並べたワインボトルの列が目に入る。奥は厨房で、中2階がテーブル席というコンクリートをむき出しにした倉庫のような内装も魅力的。ワインの品揃えに加え、料理も手の込んだものになっていて、しかも価格はカウンターの店としての設定になっているから一人でも気軽に使える。
東京の飲食店めぐりは、ある特定の街を背景とするのではなく、店を目指してタクシーで訪ねることが多いようでもある。広域圏をネットでキーワード検索したりして好みの店を探すようになっているからだろう。この近くだと、恵比寿、池尻、中目黒にそんな店が多いのではないか。
この「遠藤利三郎商店」の近くだと、神泉駅入口交差点横には寿司屋の「菊地」が、またその先にはうなぎの有名店「いちのや」があって、そこを目指したタクシーでの来店客も多い。ラーメンの「麺の坊砦」も遠来の客を集める。
しかし、特定の店を目指しての来店を期待するより、その街に魅力を感じて来てもらえるようになってほしい。12年目に入った渋谷WESTは「ワインを楽しむ食と文化のまち」として今日リニューアルし、Bunkamuraから目黒天空庭園に至るまちの魅力を伝えていく。ワインのまちとして訪れる人の増えることを期待して。

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議員の説明責任(13-11-27)

特定秘密法案の衆議院での採決において賛成をしたみんなの党の三谷英弘衆議院議員が、その理由を自身のブログで説明している。三谷議員は目黒区と世田谷区を選挙区とし、事前に多くの意見が寄せられたということであるが、積極的に賛成し、法案として成立させるべきだという意見はほとんどなかったという。その中で熟考の上賛成に回った理由として、自ら国会で質問をし、政府案に以下の改善が見られたことをあげている。
○首相の権限の強化、○「特定秘密」の範囲を限定したこと、○「特定秘密」の指定期間を限定したこと。
一方、課題としては、○国会の関与の在り方、○裁判の在り方、○情報公開の在り方が残るとしている。

これについて、「自民党の当初案では呑めなかった法案ではありましたが、最終的には今後の課題としっかりと向き合うことで対処できるような形へと修正されたものと理解」したとし、その上で「今回の採決に携わったことで背負うことになった十字架は極めて重いものと認識しています。今後この法案が濫用されることで民主国家としての存立が立ちいかなくなった場合の第一義的な責任は今回の法案に賛成した国会議員にあります」と述べている。
http://ameblo.jp/mitani-h/entry-11713109139.html

みんなの党は今回の採決で造反した議員も地方議員を含め少なくなく、そうしたことがマスコミ受けしそうではあるが、議員一人一人の説明こそが重視されるべきだろう。

国民の知る権利は、メディアを通じてということもあるにせよ、まずは投票した議員の議案に対する賛否についての説明なのではないか。以下の目黒区・渋谷区選出の衆議院議員、および東京都選出の参議院議員がどのような説明をするか。仮にそんなことをしても票にはならない、という現実があるとすれば、残念なことである。

若宮けんじ:http://www.k-wakamiya.com/
松本文明:http://action-matsumotofumiaki.com/
長妻あきら:http://naga.tv/
(以上目黒区・渋谷区選出衆議院議員)

小川敏夫:http://www.ogawatoshio.com/
川田龍平:http://ameblo.jp/kawada-ryuhei/
松田公太:http://ameblo.jp/koutamatsuda/
中川正春:http://www.nakagawa-masaharu.jp/report/report25.html
蓮舫:http://renho.jp/
山口なつお:http://www.n-yamaguchi.gr.jp/
竹谷とし子:http://ameblo.jp/t-takeya/
吉良よし子:http://kirayoshiko.com/
武見敬三:http://www.takemi.net/
丸川珠代:http://t-marukawa.cocolog-nifty.com/
山本太郎:http://taro-yamamoto.jp/
(以上東京選挙区選出参議院議員)

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駒場のアイドル(13-11-25)

秋葉原のアイドルといえば秋本康がプロデュースする『AKB48』。AKB劇場での活動からはじまった。いうまでもなく『SKE48』や『乃木坂46』も秋本康の世界である。
それを追い始めたのがアリスプロジェクト。秋葉原の万世橋近くに『P.A.R.M.S』という常設劇場を設け、『アリス十番』『スチームガールズ』といったユニットの公演を行なっている。
その『アリス十番」と『スチームガールズ」が『仮面女子』として23日の駒場祭に合同で出演した。そのメンバーの一人が東大駒場キャンパスに通う桜雪さん。そのときの模様が早速公式サイトにアップされている。
ガスマスクやお化けのようなグロテスクな仮面を取ると可愛い女の子の顔を出すという演出が『仮面女子』のようである。「グロかわいい」という『きゃりーぱみゅぱみゅ』も使っているキーワードがぴったりともいえよう。
インターネットを徹底的に活用してプローモーションを仕掛けているアリスプロジェクトの戦略はテレビ時代からネット時代への動きを暗示しているようでもある。 
東大駒場キャンパスにアイドルが通っているということで、これからマスメディアでも話題になりそうである。秋葉原は渋谷のライバルのような気もするが、とりあえずは駒場のアイドルとして応援しよう。

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ワイン「天空庭園」の収穫祭(13-11-23)

今年3月末にオープンした目黒天空庭園で作られ、この夏に収穫したブドウ「マスカットベリーA」を使ったワインが「天空庭園」と名付けられ、その収穫を祝う会が今日開催された。「ロリアン勝沼甲州」で知られる白百合醸造で作られたもので、天空庭園産出のぶとうの割合は10%に満たないという。苗木20本で720ミリリットルのワインが200本の生産とか。意地悪に計算する人もいるのかも知れないが、だからといって今はやりの産地偽装ということにはなるまい。みんなそれを承知で楽しんでいるのだから。
目黒天空庭園を作るなら、そこにブドウを植えてみようという遊び心から始まったことらしく、それほど大げさにPRするほどのことではないようなのである。目黒区長の挨拶にあった「日本一地価の高いところで採れたブドウを使ったワイン」をワイングラス付き価格600円で試飲できたのはわずかに200杯。幻のワインであることは間違いない。
ただ、来年以降ブドウが順調に収穫できるかどうかの懸念もあるそうだ。何はともあれ、富士山も良く見えた今日、新嘗祭の日に目黒天空庭園でワインのイベントが行なわれたことは喜ばしい。

目黒区長にワイン「天空庭園」を
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富士山がきれいに見えた日
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目黒天空庭園でワイン「天空庭園」
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天空庭園と刻印されたワイングラス
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旧前田家本邸について(13-11-22)

昨日の「渋谷WESTおしゃべりサロン」は4回目。駒場公園の洋館、旧前田家本邸のガイドボランティアをされている参加メンバーから、建物についての紹介と、渋谷WESTのサイトにある「メディアウォッチ」に取材レポートを掲載した、ジャーナリストの上出義樹さんから、今月6日に福島第一原発を取材された時のお話を伺った。

駒場公園洋館は今年の8月に国の重要文化財に指定され、その正式名称が「旧前田家本邸」となった。竣工したのは昭和4年(1929年)。旧加賀藩主の前田家16代当主の前田利為(としなり)侯爵が、江戸時代からの本郷の屋敷を東大の敷地とされたため、この地にその邸宅を建てた。侯爵は邸宅竣工後12年余りの1942年4月にボルネオ守備司令官となり、その年の9月に死去している。

1945年から1957年の12年間は、連合軍が接収して司令官の宿舎として利用されていた。星条旗を掲げた国旗掲揚塔が庭園前にあり、正門前には米軍兵が立っていたという。接収解除から7年たった1964年に東京都が買収し、1967年から2002年までの35年間は東京都近代文学博物館として使われていた。旧前田家本邸の建物そのものの内部を見学できるようになってからも、土曜・日曜・祝祭日のみの公開で、現在のように月曜日だけが閉館で、火曜日は貸切りという現在の体制になってから間もない。そのせいか、認知度は低く、金沢や関東近県からの来訪者が多い割には、近隣からの見学者は少ないとのことである。玄関横のサロンは喫茶室として使われ、350円のコーヒーでくつろぐことができる。もっと利用されてよい場所である。

おしゃべりサロンの次回は12月5日(木)午後2時から。72年前のその日には日米開戦を目前にハワイへと向かっていた現在92歳の元海軍大尉からお話をうかがう。駒場住区センターで会費は会場使用料として200円。事前登録等は不要です。

旧前田家本邸サロンから見える駒場公園の庭
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松見坂でコーヒータイム(13-11-18)

今年の秋、松見坂の大橋側にオープンしたばかりのCorujaは、以前旧山手通り沿いの青葉台で営業をしていた店。Coruja(コルジャ)とはポルトガル語で白フクロウのことのようである。
手作りで工夫を凝らしたインテリアは、繁華街を離れたこのエリアならではともいえるもの。夜だけではなく、午後3時からとはいえ喫茶営業を始めたことは、このエリアに喫茶店がなくなっているだけに喜ばしい。
ひきたてのコーヒーにチーズケーキのセットは個人の店ならではの味。店内に流れてくるのは東欧のジプシー音楽で、何語なのかどうかも分からないユニークなものである。中央分離帯に緑がある松見坂の広い道路を眺めながら、聞きなれない音楽に接しているとどこか遠いところに来たような気分にもなれる。また一つこのまちに個性的な場所ができたといってよいだろう。

店の外観
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店内から眺める淡島通り
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流れていた音楽のCD
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恋ちゅん現象(13-11-14)

テレビで流行の歌が流れなくなったのは何年前からのことだろうか。NHKの朝ドラの主題歌など、番組やCMの曲として流れてくるものはあっても、歌手が新曲をテレビで披露する機会があるのかどうかも良く知らない。年代を超えて愛される歌というものはなくなったといってよいだろう。
そんな時代に、2010年以来ヒットチャートを独占しているAKB48が今年の8月に発売した曲『恋するフォーチュンクッキー』が年代を超えて知られるようになりつつある。その歌に合わせて踊るシーンを合成して自治体や企業などのプロモーションにすることが行なわれているのである。現時点では公式だけで20ほどのバージョンがあるようだが、日々新たに公開されるバージョンをYouTubeで見ることができる。
「未来はそんな悪くないよ」「人生捨てたもんじゃないよね あっと驚く奇跡が起きる」という歌詞にあわせて明るく踊る映像は時代の空気にぴったりといえるのでなかろうか。
これまでに登場している人物として、県知事には神奈川県、佐賀県、山梨県。市長では大分市、甲府市、国立市。有名人は田原総一郎、堀江貴文、倍賞千恵子、林真理子、勝間和代、井沢元彦、湯川れい子、茂木健一郎、川島なおみ、といった顔ぶれがある。
自治体のものについては「税金返せ!」といったコメントはともかく、軽率との評価もあることだろう。それでも、これから様々な組織で制作されたものが発表されそうである。東京だとどこの区長がその気になるかに注目したい。
いずれにしても、これから年末に向けてあちこちで「恋ちゅん」を踊る場面を見ることになるのではないか。久々に誰もが知っている曲が出現したといってよい。
とりあえず見ごたえのある神奈川県バージョンを貼り付ける。


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エゾシカ肉で乾杯(13-11-12)

この6日から1週間の仕込み期間を経てのエゾシカを楽しむ会が松涛の喫茶店で開催された。イタリア料理店のシェフが、北海道から直接送られてきた内臓などを処理しただけのエゾシカの肉を丁寧に切り分けて準備し、カルパッチョ、フライ、ロースト、煮込み、スペアリブを順に目の前で料理して食べるというもの。ワインはヴィノ・ノヴェッロ、つまり今年のイタリアワインで、後半はワインの種類を変えた。参加者から新潟産のスパークリングワインの提供があり、これもなかなかのものであった。
料理の価値は味だけではなく、インテリア、食器、盛り付け、サービス、音響やその場所の雰囲気、同席者なども加わるのだろう。もちろんその時の体調が一番大切としても、である。
いわゆる高級レストランの必要条件として、料理もさることながら、インテリア、食器、盛り付けがある。さりげなく掛けてある絵が有名画家によるものであったりもする。料理そのものよりもそういうことを重視する人もいるようだ。
一方で、料理以外のことにこだわる必要があるのか、と考える人も少なくあるまい。手ごろな価格でおいしいものを、というニーズは多いに違いない。狩で仕留めたエゾシカ、それも冷凍ではない新鮮な肉が食べられる機会はなかなかないはすである。3時間かけてゆっくりとシカ肉料理のバリエーションを楽しむ貴重な機会であった。
渋谷WESTと呼ぶエリアには、こうした少人数のための、料理を中心に楽しむ店が集まっている。そんなことが分かるようなサイトを今月中に公開する。

シカ肉のカルパッチョ
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揚げる前の肉
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ロースト前の塊
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シカのロースト
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煮込み
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スペアリブ
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リケジョの勲章(13-11-10)

この秋の叙勲で科学者の中西準子さんが瑞宝重光章を受章した。叙勲者合計4193名の内女性は347名で、8%となっている。勲章のランクは、大綬章、重光章、中綬章、小綬章、双光章、単光章で、受章者の数はそれぞれ11名(0)、52名(2)、315名(8)、964名(10)、1577名(124)、1274名(203)となり、カッコ内が女性の内数である。中綬章以上の女性比率は受章者全体での比率より更に低い。

勲章制度は、国家又は公共に対し功労のある方、社会の各分野における優れた行いのある方などを表彰するもので、中綬章以上の受賞者の顔ぶれをみると、政治家、官僚、裁判官、大学の学長などを経験された方々が大半となっている。たとえば、大臣や副大臣を経験するかどうかで勲章のランクが変わるから、個人の名誉に関わるということで、叙勲の対象となると期待している人たちはいろいろ気にするのだろう。

中西準子さんの場合、いわゆる出世競争で頂点に立った多くの受章者とは異なる経歴の持ち主である。大連生まれで敗戦の苦労を味わい、横浜国立大学から東大大学院に入り、都市工学科の博士課程を終えて助手になったものの学科の方針に反する研究活動をしたため昇進を妨げられた。1990年に環境安全研究センターという実験廃棄物の回収と処理をする部署の助教授になったのは50歳代に入ってからであった。93年に教授になった時には、東大の工学系で開学以来初の女性教授ということであったらしい。その後95年には東大の反対を押し切って横浜国立大学教授となり、そこでの提案から横浜国立大学の環境科学研究センターに危機管理分野の新設が文部省から認められることになった。

2001年には、つくば市にある産業技術総合研究所という工学系では日本でトップクラスの研究所の科学物質リスク管理研究センター長に就任。それは、これまであったポストを引き継いだものではないはずで、しかも還暦を過ぎてからのことであった。要職を歴任したのではなく、独自の仕事が評価されてきた結果といってよい。2003年に紫綬褒章を受章、2010年に文化功労者という栄誉である。その間、2005年には京都大学の教授から環境ホルモンに関することでの民事訴訟を起こされる事件もあった。学術上の批判が名誉棄損に当たるのかということで、話題になったものである。

「リスク」と「ハザード」とは違う。リスクを危険なことが起こる確率として環境問題を把握する仕事を、中西さんは若い時から一貫して続けて来た。しかし、新たなビジネスが生まれるような研究でも、多くの人に夢と希望を与えるような仕事をしたわけではない。ダイオキシンが騒がれたとき、それが危ないといわれる中で、もう少し冷静に、という意見を新聞などで発表していたのはただ一人であったとか。「誹謗中傷の中で数年じっとしていると、いつのまにか私の意見が多数意見になってくるという経験を何回もした」ことから孤立を恐れなくなったそうだ。そういう常に少数派の環境の中で、独創的で、環境評価に重要な手法を提供したことによる社会への貢献は大きい。

最近は理系の女子ということでリケジョとよび、女子高校生が理系の学部に進学することを奨励されている。日本の女性研究者の比率が先進国では最下位レベルということもあるらしい。ノーベル賞を目指すということはよく言われるが、叙勲は地位連動型の側面があり、おおっぴらに目標にするものではあるまい。しかし、行政を批判し続け、結果的には行政に多大な貢献をしたといえる中西さんが紫綬褒章を2003年に受賞し、2010年の文化功労者につづいて瑞宝重光章を受賞したということは、多くの研究者に希望を与えることになるはずだ。一方で、さまざまな場面で論破されてきた関係者には不快感をもたれていることも否定はできまい。現在も「福島の外部被ばく量は過大評価されている」といった反発を招きそうな意見を出している。

ちなみに文化功労者同期受賞者は15名で、王貞治、水木しげる、山中伸弥、吉永小百合の名前がその中にあるが、中西準子さんも、それらの人たちと同様にまでとはいかなくとも、もっと広く知られてよい人物である。少なくともリケジョの鏡として、高校生に知ってほしい。

(追記: 中西先生の『雑感』でご紹介をいただき恐縮しております。筆者は女性ではないかとのことご推測なのですが、駒場町会防災部所属の文系オヤジですのでその旨ここに記しておきます。 11月24日)

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エゾシカ肉の料理(13-11-9)

北海道から直接送られてきたエゾシカの肉が11日の月曜日に食べられる。1歳のメスで、血ヌキがしっかりできているから上物だとのこと。シカ肉の料理は臭みがあるとの話もあるが、それは処理が適切でないためらしい。解体がよければ、牛より臭くないそうだ。
写真は6日に撮影したものだが、公表するとそれを食べたいとの客が来るので、公開は今日まで待ってほしいという店の要望で遅らせた。店の名前は非公表であるが、このブログを見れば分かるのだそうだ。
かわいいシカを食べるのは残酷だと考える人もありそうだが、シカは3頭の子供を生むので、駆除しないとその数が倍になり、農地や森林に被害をもたらすことになる。シカを食べる動物がいればよいのだが、オオカミがいなくなった現在、人間が猟をすることで生態系を維持するしかないのである。人間も有史以前から鹿猟はしていたし、現在も高級スポーツでもあるのだろうが、ハンターも肉にする解体処理能力も不足しているのだそうだ。
シカの頭は剥製になり、皮は皮革製品に使われる。肉は通信販売もされているが、どれだけ売れるのか。銃で射止めても重いシカを車道まで運び出すのが大変だともいわれる。猟銃による死亡事故も報道されている以上にあるらしい。
メニューの偽装表示が問題になっているが、大量流通の仕組みと、メディアによるブランド信仰の中で生じたことなのだろう。そんなブランドに頼らず、生産者との直接コミュニケーションができる範囲で食事をすることが理想なのかもしれない。一流シェフが料理する北海道産エゾシカを楽しむ会、といった具合に、口コミだけ、予約なしでこっそりと、おいしいものを食べればよいのである。

北海道から宅配便で送られてきた。
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シカの形を再現
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まずこの部分を
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あざやかな包丁さばき
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天空のバー(13-11-7)

松見坂下バス停横の4階建てのビルに2軒のバーがある。1階と2階は淡島通りの下をくぐるトンネルの道路に面し、3階と4階は淡島通りから入るという構造で、3階は淡島通りからだと1階にあたる。4階へは非常階段のような鉄の赤い螺旋階段を上ることになる。映画の撮影でもしたら面白そうな建物なのである。
淡島通りから直接入る3階のバーの名はYakety-yak。螺旋階段を上がった4階の店はakaneとなっている。外から窓にボトルの並んでいるのは見えるのだが、営業しているのかどうか、誰でも気軽に入れる店なのかどうかは分からない。
たまたま2つの偶然が重なってakaneに入ってみた。一つは食事をしようとしていた店の2軒が貸切で入れなかったこと。もう一つは階段を上りはじめたもののなかなか2階にたどり着かないので途中で引き返そうとしたところ、下から上がってくる人がいたので後ろから押されるような形でドアを開けたのである。
そんな偶然が重ならないと入れないような店なので、もっぱらこの近辺の住民や働く人たちが客のようだ。表通りに面していても、通りがかりの客が来ることのない店のようだ。さすがの食べログもフォローできていない。
料理はいろいろあるし、窓から見える松見坂交差点の夜の眺めもおもしろい。地域住民の交流の場として穴場なのかも知れない。帰りに4階の高さから下を見る階段を下りるスリルも印象に残る。

松見坂下バス停から見たビル
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赤い螺旋階段の上がakaneの入り口
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カウンター席の店内
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渋谷音楽祭とハロウィン(13-11-6)

今週末の9日と10日に渋谷音楽祭が開催される。会場は渋谷公会堂、文化村通りなど渋谷の各所となっている。NPO法人渋谷駅周辺地区まちづくり協議会と渋谷音楽祭実行委員会の共催で、今年で8回目ということだが、一般の関心がどれほどか。YouTubeでの映像公開や閲覧数も活発とはいいがたい。
一方、10月31日のハロウィンは主催者のないお祭り。渋谷は大変な賑わいだったようだ。YouTubeの映像がその様子を伝えている。来年も一層盛り上がりそうな気配である。
サッカーの試合を受けた盛り上がりなどにも見られるように、渋谷の街に主催者が集客を意識したイベント開催の必要があるのかという疑問もないではない。それでもイベントは街を担う人たちのコミュニケーションの場として欠かせないだろう。渋谷音楽祭も1年にいくつもある渋谷の行事の一つとして定着しつつあるのだろうか。

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駒場でボジョレヌーボー(13-11-3)

山梨ヌーボー祭りが11月の2日と3日、10時から午後3時半まで、日比谷公園で開催されている。
ヌーボーとはその年にできたブドウによる熟成期間の短いワイン。フランス中部の都市リヨンの北にあるボジョレ地区のワイン、ボジョレヌーボーがよく知られている。そのワインが解禁になるということでニュースになるのが11月の第3木曜日。今年は21日である。
できたばかりのワインを祝う日ということで、ワインのお祭りのようにもなる。解禁日にお届けとの予約受付がさまざまな店で行われている。しかし、お祭り気分を味わうならば、11月21日の夜、どこかのレストランでということになるだろう。10月31日のハロウィンは20代の若い世代で盛り上がったけれど、ボジョレヌーボーはもっと上の世代のものだろうか。

駒場の松見坂にあるフレンチビストロ「エギャリテ」では、2名1組で21日18時30分からのディナーの予約を受けている。ボジョレヌーヴォー1本に、前菜: サーモンのパイ仕立て・ムール貝のソース、主菜: ブフブルギニョン(牛肉の赤ワイン煮ブルゴーニュ風)、デザートとコーヒーまたは紅茶の内容で2名で1万円の設定。50代の男性が若い女性を誘う口実にするか、女性同士の会食の日程として使うか。夫婦での外食の口実とするか。予約は 03-5790-9629 へ。

ちなみにフランス語なので分かりにくいけどボジョレヌーボーについてのこんな映像もある。
http://www.beaujolais.com/videotheque.php?videoId=12&page=DT1200068777&lang=fr&codej=france&time=20101109042548

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