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シャッター商店街(13-09-05)

日本中どこでも物を売る商店の数は減っている。スーパーやコンビ二、あるいはネットショップでの買い物がこれまでの商店の客を奪ってきたことはいうまでもない。市場は常に変化しているわけだから、その流れを止めることはできない。シャッターを降ろした物販店の後は飲食店になったり、集合住宅になったりしているところもあるが、そのまま放置されているケースも少なくない。10年以上シャッターを降ろしたまま、というのも珍しくないようだ。建替え費用を回収するのが難しいとか、いろいろ事情もあるのだろう。飲料の自販機が数多くできて喫茶店が消えてしまったりするような変化もある。買い物客が大型店の中に吸収されて街の賑わいがなくなるということにもなる。
渋谷の中心から少しはずれるとそんな建物が少なくないのだが、それらは建替えられて新たな賑わいを生む可能性は十分にもっている。少なくとも、集合住宅としてなら
賃料さえ折り合えばいくらでもニーズはあるはず。高級住宅地、松涛と鉢山町で高級マンションの建設が進む中、その中間に位置する神泉町は道路が狭く、またかつての花街円山町との境界がわかりづらいこともあってか、再開発が遅れているようでもある。それだけに、これからの動きに注目したい。

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