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目黒区の防災問題まるわかり(13-7-8)

地域社会の最大の関心事は防災といってよい。お祭りはともかく、防災訓練の外に多くの住民が参加する行事はない。そんな防災問題についても、どのように行なわれているのか知らない人も多いのではないか。行政は広報活動や地域社会への働きかけにより、防災意識の啓蒙に努めている。しかし、防災は行政機関のためにあるのではなく、地域住民のためにあることはいうまでもない。個々の住民の立場でどうするかを考えるべきことなのである。

東日本大震災での避難所生活の課題を知り、各地域で避難所運営訓練というものが活発になってきている。ここ、駒場地域でも避難所ごとに避難所運営協議会を立ち上げ、避難所整理誘導班、給食・給水班、物品配分・運搬班として担当する人の名前を登録することになった。「いざという時は駒場にはいない」という人もいるだろうが、当然そのような立場もある。

では防災問題とはどのようなことなのか。駒場在住のベテラン記者が4月から地域の防災責任者や議員の方々など、さまざまな地域の人たちに取材をし、とりまとめたのが「目黒区の防災問題まるわかり」というレポート。目黒区議会の各会派へのアンケート結果もある。

行政の広報でも、特定の立場による住民運動でもない。住民目線での住民への語りかけ、といってもよいだろうか。新聞やテレビで伝えられることがなくても大切なことがある。これからはもっと地域に密着した情報をもとに判断が求められるようになるのではないか。

新聞やテレビでは目黒区といった単位での報道はほとんどできない。東京という単位でも十分とはいいがたい。全国ネットという性格上、北海道から沖縄までの人たちに共通する情報を選択することが多いからである。地域情報といえばグルメ情報になりがちであるが、日常生活の中での課題を地域内で解決することも求められるだろう。

「目黒区防災問題まるわかり」は、目黒区に限らず生活する地域の課題を考える上での貴重なヒントとなるのではなかろうか。

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