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2013年5月

東大駒場研究公開(13-5-31)

駒場リサーチキャンパスで毎年この時期に開催されているキャンパス公開が、今年は5月31日と6月1日となった。東京大学とはいえ、先端科学研究センターと生産技術研究所という、それぞれがほとんど独立している2つの研究機関で、同時にその研究内容を一般公開する貴重なイベントである。
公開される研究室の数は200近く。その全貌を紹介することが難しいからなのだろうか、大きく報道されることもないようだ。縁あって説明を聞かせてもらった先端研の森川研究室だけでも「地震モニタリング」「ホワイトスペースデータベース」「電波の見える化」「ソーシャルメディアにおける感情解析」などの研究内容が紹介されている。とてもすべてを消化できるものではあるまい。しかし、たとえ理解できなくとも、科学技術の最先端がどんなことかを一応眺めることはできるのではないか。
「未来の科学者のために」というプログラムもあって、小学生から高校生までを対象とする企画も用意されている。貸切バスで見学に来る学校もあるけれどその数は6台ほどだから多いとはいえないかもしれない。
無料で1日過ごせるといって楽しむには、難しすぎるかもしれないし、同時期に開催されているNHK放送技術研究所のような派手さもない。それでもその規模の大きさ、内容の豊富さから、もっと幅広く注目されてよいのではないだろうか。

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代官山蚤の市(13-5-29)

29日と30日の2日間、代官山蔦屋書店の奥、T-SITEの駐車場が蚤の市となった。蚤の市というのはあちこちで開催されている。フリーマーケットが一般の人によるもので、蚤の市や骨董市は専門業者によるものといえるのだろうか。中でも400年の歴史をもつという世田谷のボロ市は最大級の規模なのだろう。
代官山蚤の市は今年が最初。事前に詳細の案内があるわけではなく、規模も50店ほどなのだが、フランスのパリ・マレ地区をモチーフにしたもので、主にフランスのアンティークに絞って扱うのを特徴としている。
会場となったT-SITEには平日の午前中にもかかわらず、女性客を中心に賑わっていた。このエリアはヒルサイドテラスを中心に人が集まり、ヒルサイドマーケットの開催もされてきたが、蔦屋書店ができてからそのイメージが変わりつつある。街の規模が拡大されているのである。
代官山駅からだけでなく、中目黒駅や池尻大橋駅からの散歩コースにもなるこのエリアへの関心は、これからますます高まっていくとみる。

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東京三大新名所(13-5-24)

東京新聞の旅行広告の中で、「日本橋川・神田川クルーズと東京三大名所」というのが目に付いた。三大新名所とは、目黒天空庭園・歌舞伎座タワー・丸の内KITTEとなっている。歌舞伎座タワー・丸の内KITTEが新名所とされることには誰も異論はあるまい。しかし、目黒天空庭園がなぜ新名所?という疑問は、工事中の状態を見ていた人ならば感じそうである。
それでも、現地を知らない人ならば、天空庭園とはどんなところなのかと、興味をもっておかしくない。クラブツーリズムの神奈川、千葉、埼玉発の東京観光ツアーのコースにも目黒天空庭園は組み込まれているから、観光のプロはこれが商品になる可能性ありと見ているのではないか。観光とは少し違うけれど、写真撮影の対象としてもおもしろいのではないか。
小学生も含め、地域でこの公園をどう活用するかが、これまで議論されてきた。それはあくまでも地域の人の立場での話し。もっと別の視点から見ることは、地域社会や行政の領域を超えることであり、そこまでは考えないということになうのかもしれない。つまり、目黒天空庭園にどのような潜在的な価値があるのかないのかのイメージを膨らませることはできないのである。
そんな価値を見つけるのは外部の人であり、その人が事業に活用することになるわけだが、観光業者がコースに組み込むということは、まさにそのようなことなのだろう。
観光客が来ると混雑で困る、というようなことはありえないから、ここに新たな価値を創造することを地域社会からも考えたいものである。

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教授の書斎(13-5-22)

駒場東大前駅西口に近い古書店の河野書店の中に「Brick Parlor(ブリック・パーラー)」という名の雑貨店が今年の1月にオープンしていた。古書店に小物が置いてあるだけのようではあるが、成城にある「クイントデザイン」という会社が企画生産した商品をアンテナショップとして販売しているもの。「教授の書斎」をコンセプトに、オリジナルのハンドメイド商品を中心に扱う文具雑貨店ということである。
店がオープンしたといっても、古書店が文房具を扱い出したのかと思う程度なので気づきにくい。書店で文房具を扱うことは珍しくないから一層当たり前のことのように見える。古書店らしいアンティーク調の文房具というところで調和していて、ブックカバー、ドキュメントケース、ポーチ、ペンケースなど、雰囲気のある商品をそろえていることは見逃してしまいそうなのである。
書棚にはヨーロッパの古書が並べ、イギリス人の教授の書斎を演出しているのだが、それもこれまでと変わったことようには見えない。それだけその場になじんでいるということなのだろう。
駒場キャンパスの学者・研究者の数は千人を超すという。しかし、それにふさわしい雰囲気を感じさせる街がないことにはクールジャパンの言葉も虚しいといってもよいほど。これから周囲に同様のコンセプトの店が出てくることが望まれよう。

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イースト渋谷でしかできない25のこと(13-5-15)

渋谷ヒカリエ機関誌に『イースト渋谷でしかできない25のこと』が掲載されている。イースト渋谷エリアの定番や注目スポットを紹介するものである。
「セレクトの妙を楽しむ」「世界を味わう」「ニッポンを体感する」「ちょっと一服する」「渋谷ヒカリエだけの楽しみ方5つ」という5つのカテゴリーに、それぞれ5件の紹介がある。
「イースト渋谷」とは、渋谷区のいわば公式観光ガイドマップ『渋谷100%』にある6つのエリアのひとつ、「渋谷イーストエリア」に相当する。
他の5つのエリアは、公園通り、渋谷センター街、道玄坂、渋谷サウス、そして文化村・松涛エリアなのであるが、それぞれに『・・・でしかできない25のこと』があるだろう。それぞれのエリアごとにもっと個性をアピールすることが、渋谷全体の魅力を増すはず。
「渋谷WEST」のエリアは文化村・松涛エリアと道玄坂エリアを含むことになるが、道玄坂エリアは円山町・百軒店と109周辺を含みその街並みは多様性に富む。
巨大な渋谷をいかに切り分けてわかりやすくするか、東京を代表する観光地渋谷の課題だろう。

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松涛・文化村通り(13-5-7)

山手通りからの文化村通りを下りられるようになって1ヶ月が経ったが、カーナビに未反映のためか、新しいルートを利用する車は少ない。この文化村通りは、道玄坂下の109前から始まり、東急本店前の交差点で左に折れて山手通りに出る。街としては4つの区域に分けると分かりやすそうである。

第一の区域は道玄坂下から東急本店前の交差点まで。渋谷を代表する繁華街といってもよい。渋谷センター街商店街、道玄坂小路と回遊性をもち、いつも混雑している。
第二の区域は東急本店横から松涛郵便局交差点まで。東急本店の反対側は崖下に建つ飲食店ビルといってよい。東急本店のブランドショップのショーウィンドウと珈琲ショップに挟まれた道で比較的落着いた雰囲気になる。
第三は松涛郵便局から神泉駅に向かう通りまで。道幅が新たに拡幅されたところで、「東急本店通り商店会」の表示が街路灯にある。その区間は松涛と円山町の境界となる。小規模の建物に飲食店を中心に小さな店がテナントとして入居していて、円山町側の坂を上がるとラブホテルの目立つ街となり、雰囲気が変わる。
神泉駅に向かう道路を越えて坂を上がるところが円山町と神泉町の境界。そこからの坂道を松涛・文化村通りと呼んでみたい。地図で見ると道路は松涛になっているし、神泉側は住宅がほとんどで、しかも神泉には神泉駅のイメージが伴うから、松涛の文化村通りということでよいだろう。その意味では円山町との境界のある第三の区域も松涛・文化村通りということになるが、雰囲気からとりあえず、神泉町との境界となる部分をそう呼びたい。

いずれにしても、今までなかった景観が誕生したといってもよいほど。ここは渋谷ではなく「松涛・文化村通り」、ということが道路に植えられた木々の成長と共に知られるようになってほしい。

山手通りに出るところ
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渋谷方向の眺め
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山手通り方向の眺め
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東横線渋谷駅跡利用も最後に(13-5-3)

東横線渋谷駅が3月16日から地下に移り、地上のホーム跡では、3月26日からSHIBUYA ekiatoとしてユニクロの売り場から始まる、さまざまなイベントが繰り広げられてきた。連休最終日の5月6日は、そのスペース利用も最後となる。その日は渋谷区の企画「復興支援・伝統芸能in渋谷パラダイス」として、伝統芸能披露、各地域の観光PR、物産販売、飲食物販売、グッズ販売などが行なわれる。
宮城県気仙沼市の大谷(おおや)大漁唄い込み(大谷大漁唄い込み保存会)、福島県いわき市のじゃんがら念仏踊り(福島県立いわき海星高等学校チームじゃんがら)、それに、長野県飯田市座光寺地域の麻績(おみ)太鼓(座光寺麻績太鼓保存会)、鹿児島県鹿児島市のそば切り踊り(谷山芸能保存会)も加わる。午前11時半から午後5時半まで、それぞれの公演を2度披露するプログラムである。
その後に行なわれる閉会式をもって、多くの人の思いでを残す東横線渋谷駅ホームに最後のお別れをすることになるのだろう。

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