東京三大新名所(13-5-24)
東京新聞の旅行広告の中で、「日本橋川・神田川クルーズと東京三大名所」というのが目に付いた。三大新名所とは、目黒天空庭園・歌舞伎座タワー・丸の内KITTEとなっている。歌舞伎座タワー・丸の内KITTEが新名所とされることには誰も異論はあるまい。しかし、目黒天空庭園がなぜ新名所?という疑問は、工事中の状態を見ていた人ならば感じそうである。
それでも、現地を知らない人ならば、天空庭園とはどんなところなのかと、興味をもっておかしくない。クラブツーリズムの神奈川、千葉、埼玉発の東京観光ツアーのコースにも目黒天空庭園は組み込まれているから、観光のプロはこれが商品になる可能性ありと見ているのではないか。観光とは少し違うけれど、写真撮影の対象としてもおもしろいのではないか。
小学生も含め、地域でこの公園をどう活用するかが、これまで議論されてきた。それはあくまでも地域の人の立場での話し。もっと別の視点から見ることは、地域社会や行政の領域を超えることであり、そこまでは考えないということになうのかもしれない。つまり、目黒天空庭園にどのような潜在的な価値があるのかないのかのイメージを膨らませることはできないのである。
そんな価値を見つけるのは外部の人であり、その人が事業に活用することになるわけだが、観光業者がコースに組み込むということは、まさにそのようなことなのだろう。
観光客が来ると混雑で困る、というようなことはありえないから、ここに新たな価値を創造することを地域社会からも考えたいものである。
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