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雑誌『東京人』の渋谷特集(13-2-10)

東京のさまざまな姿を文化的な視点で編集している雑誌『東京人』の3月号の特集タイトルは「渋谷100年物語」。「100年に1度」の変貌をもたらすことになるという、現在計画されている工事の終了完成は2027年度だから15年後。随分先のことのようではあるが、時代をさかのぼって、今から15年前といえば1998年。渋谷センター街や渋谷109に若者が集まった時代で、現在もそのイメージを引きずっているほどだからそれほど先のことではないともいえる。しかし、それが100年前の1913年となると、渋谷駅には山手線と路面電車があるだけだった。東横線も東急百貨店もなかった。これから起こる100年に1度の変貌というのは、これまで100年がかりで作られた現在の渋谷の姿をリセットするものともいえるのだろうか。

『東京人』の3月号の特集にある渋谷をよく知る3人による座談会、「コラボレーションが生まれるまち 混沌のなかに出会いあり」につけられた小見出しは、渋谷の特徴をうまく表現している。
・80年代前半までは渋谷はマイナーな存在だった
・大企業が寄りつかないインディペンデントの街
・巨大駅ビル完成後も、人々は街を回遊するのか
・<リアル>な出会いを紡ぐソーシャル・タウン」
これらのことばのそれぞれを見出しとして、物語を展開できそうでもある。

渋谷を嫌う人はどこの街よりも多いようではあるが、一方で世界では渋谷ほど知られた日本の街はないともいえるのではないか。混沌とした多様性のある街は世界の縮図ともいえるはず。整然とした街になることに対する期待などはないだろう。

計画された渋谷駅の再開発とは独立して、多彩な街づくりの動きが出てくることが、工事現場となるこれから15年間の渋谷の課題のようでもある。

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